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キザクラフィールドモニター
【Field Report No.140704reported by 伊波 裕貴(MONITOR)】

今年の沖縄は梅雨開けが遅れており、休日に晴れることを期待しながらジメジメした日々を過ごしています。そんな梅雨時期の晴れ間に思い出に残る釣行ができたので、ご報告したいと思います。

平成26年6月21日。めずらしく休日に晴れ予報が出たので、沖縄本島北部にある与那の地磯へ釣行に行ってきました。この日は南寄りの風が吹いており、風裏のポイントを選択。磯は岬状に突き出ており、先端に近い釣り座に人気があります。先端付近には先客が居たので、岬の根元で釣り座を構えました。釣り座は湾奥になっており、比較的潮通しの緩いポイントです。水深は7~10m程度で、目視で海底の状況が観察できます。

10時に釣り開始。ちょうど上げ潮に入っているが潮は殆ど流れておらず、表層だけが横に流されているような状況です。マキエを撒いてもスズメダイやアイゴ、ベラといったエサ取りしか確認できず、手前にエサ取りを寄せて少しずつ沖を探るようにしました。はじめは遠投できるIDR PRO-L Ⅱ(P-0)にオモリを打たずに開始。浅い棚からゆっくりサシエを沈めていくが、直ぐにエサ取りの餌食になってしまいます。数投ごとに仕掛けの投入点をずらすのですが、どうやら撒き餌での分離は困難なようで、ハリスの中央にジンタンJ7をひとつ打って早めに沈むように意識しました。その後、ベラが釣れたので狙い通りにサシエは海底付近まで届いているようです。しかし、思うような反応が返ってこないので、サシエを練り餌に変更。練り餌の重みでいつもより早くウキが沈み海中に消える、すると直ぐにラインが走り待望のアタリが手元に伝わります。魚はファーストランから3回程ドラグを鳴らし沖へ走る。竿を立ててじっくり耐える。ゆっくりこちら側へ向きを変え、慎重に魚を寄せ、タモに収まったのは丸々とした56㎝、2.8㎏のヒブダイでした。口元には激掛グレがしっかり刺さっており、改めて針先の鋭さと強度に安心感を持ちました。それからはニザダイ系の魚が竿を曲げる程度で、下げ潮に期待をしていたのですが、潮は動かずエサ取りの活性も落ちるような状況だったので早々と帰路につきました。

 

今回の仕掛け
竿    シマノ:デクストラル
リール  シマノ:BB-XテクニウムMg2500DXG
道糸   キザクラ:全層セミフロートSP-IMPULSE 2.5号
ハリス  キザクラ:全層ハリストMG 2号
ウキ   IDR PRO-L Ⅱ(P-0)
針    激掛グレ 6号




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