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キザクラフィールドモニター
【Field Report No.101003 reported by 伊波 裕貴(MONITOR)】

10月3日(日曜日) 若潮  満潮2:06 干潮9:11  天気:晴れ 風向:東


今回は沖縄県中部の北谷海岸へカーエーを狙い釣行しました。カーエーとはアイゴの仲間で、和名では「ゴマアイゴ」という魚です。こちらの方言名で「カーエー」と呼ばれ、沖縄の磯釣り(ウキ釣り)では大人気のターゲットです。アイゴよりも体高があり、掛けた後の引きは強烈で、地元の釣り人はハリス8~10号クラスのヘビータックルで狙う方もいます。通常はウキ止めを付けたウキ釣りで狙うのですが、今回は全層仕掛けで狙ってみました。

マキエはマルキューのチヌパワームギとカーエーベストを使用。オキアミ3キロに押し麦を少し加え軽く練りこみます。いつもなら海底にマキエを効かせるため硬め仕上げるのですが、今回は全層を意識して軽めに仕上げました。サシエは生オキアミとネリエサをエサとりの状況を見て交互に使用します。
ウキはR-Shot(M-0)に全層ホルダー(深棚)を使用。ハリスは2ヒロ程度で、潮の速さやエサの取られ具合をみてガン玉を追加していきます。釣り始めて1時間、小さなフエフキダイが時折竿を曲げてくれ楽しませてくれます。その後、アタリがないにエサが取られる状況が続く。カーエーの気配を感じ、仕掛けに張りを持たせるためJ6のガン玉を2個段打ちしました。すると、すぐにウキが押さえ込まれ、ゆっくりアワセをいれると魚は勢いよく沖へ走り、左へ方向転換。竿を立てて絶えるがドラグを鳴らして糸が出ていく。走りが止まったかと思うと、今度は反転し手前の消波ブロックへ逃げ込もうとする。なんとか手前で浮かせることができ、無事タモに収まりました。いい型です、タモをもつ手にズッシリと重量感が伝わります。その後は反応が乏しくなり納竿。検量してみると47.5センチ、1.7キロでした。

今回は針を飲まれることなく、全層仕掛けでも細かいアタリを取ることができたと思います。まだまだ深めていく必要がありますが、これからも全層仕掛けで沖縄のカーエー釣りを楽しみたいと思います。

※当日のタックル※
竿:シマノ グレSP テンタクル
リール:ダイワ トーナメント ISO Z 2500LBD
ウキ:キザクラ R-Shot (M-0)
道糸:東レ 銀鱗 SS チヌ ブラックマスター(2.5号)
ハリス:東レ トヨフロン L-SE (2号)
ハリ:ササメ針 ヤイバX 閃烈グレ ヘビー 6号

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