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ナビゲーション
キザクラフィールドモニター
【Field Report No.110603 reported by 伊波 裕貴(MONITOR)】
平成23年6月3日(金)  AM6:30~PM14:30
満潮6:57 干潮13:44(大潮)

「ずぶ濡れは覚悟したほうがいいね。風は北に回るらしいよ。」早朝4時に集合して、なんとも残念な話を耳にする。午前中で回収されることを覚悟し船に乗り込んだ。この日は南西の風が吹いており、私達は慶良間の儀志布(ギシフ)という磯に上がった。

 磯に着くと、雨は降っていないが曇が空を覆い、今にもポツポツ落ちてきそうな雰囲気。急いで仕掛けを準備して釣り始める。ここのポイントではグルクンやイスズミ、ハマフエフキにツムブリ等の回遊魚が本命となる。足元にはアイゴやスズメダイが群れており、さらに沖のほうでは通称ドラキュラ(カワハギの仲間)がエサを拾っているのが目視できる。これらのエサ取りをマキエで分離しながら本命を狙う。


最初に使用したウキはD-Flatz74のJ3。比較的浅い棚で喰ってくるので、はじめはガン玉を打たずゆっくりエサを沈めながら様子を伺う。潮は右へゆっくり流れており、風が後方から吹いてくる。ラインが風で膨らんでしまうので、J7のガン玉を追加し竿先を海中へ入れる。早速ウキに反応が出たが、エサに喰い付いたのはドラキュラであった。その後、少し流れが速くなりグルクンが連発で喰いだした。棚は2ヒロ半から竿一本の間で喰っている様子。順調にグルクンを釣り上げていると、足元に40センチほどのイスズミが見える。同行していた大田モニターが竿を大きく曲げ、45センチ程のイスズミを釣り上げていた。


10時頃、風の影響が強くなり思うように仕掛けを流せない。たとえ流せたとしてもエサを離しすんなり喰い込んでくれない状況が続く。そこでウキをD-Flatz53の01へ変更。J7のガン玉を2個段打ちし、ウキが水中に入った状態で仕掛けを入れていく。するとこれまでとは違う引きでラインが走り、竿が曲がった!じっくりやり取りして上がってきたのは40センチ程のイスズミ。その後も納竿までグルクンは釣れ続け、時折イケカツオやイスズミが竿を曲げてくれるような状況が続いた。心配していた雨風も予想を反し、天候と釣果に恵まれた釣行であった。

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