このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

ナビゲーション
キザクラフィールドモニター
【Field Report No.101225 reported by 井上 裕也(MONITOR)】

今回は、毎年恒例の忘年会を兼ねて、上五島有川周辺の磯に行ってきました。
同行した林君と上がった瀬は相ノ島2番で潮切れも足場もよくて好きな釣り場です。

早速、朝マズメを逃さないよう急いで仕掛けを作りました。道糸は黒魂1.75号、潮がしっかり動いていたのでマグナス00STにJクッション6号を付けて、ハリスはハリスト2.5号をセットし、マズメは際で良型尾長がよくアタルので、足元から攻めてみる事にしました。

潮は満ちの本流に引かれて非常に釣りやすい状態ですが、いろいろ探ってみるもののツケエは残ったままで納得のいかない状況でした。それからしばらくして、潮が良すぎてJクッションが入りすぎている事に気が付き、仕掛けが馴染んだらブレーキを掛けてまた、馴染んだらブレーキと繰り返していると穂先をグッと抑えるアタリがありそのまま竿を立てるとレバーが悲鳴をあげて逆転したので、走りが止まったところで体制を整え戦闘を開始し、竿の曲がりからするとかなりの大物なので慎重にやり取りして上がってきたのは60UPのイスズミでした。

いつ釣ってもあの姿を見たときのガッカリ感は辛いものです。とりあえず朝マズメの貴重な時間なので気を取り直し釣っていると、今度はブレーキを掛けて道糸を緩めた瞬間「バチバチ」っと体感ショックで引っ手繰っていき上がってきたのは、45cmの尾長でした。なんとか五島サイズが釣れて安心して林君の方に行って見ると、よそ見をしていたところに竿ごと引っ手繰られ道糸から飛ばされるというバラシ。

やっと時合いがきたらしくそれから38~43㎝クラスの尾長ばかり入れ食い状態になりやっぱり「五島はいいとこだなー」っと再確認しました。

それから、引き潮に変わり潮が緩みアタリが遠のくので磯際狙いに変更し、ウキを「凌」のBに変えて竿1本タナからゆっくり沈めながら釣っていると1ヒロぐらい沈んだところでウキが加速したので合わせをいれ、上がってきたのは35㎝の地グロでした。
それから同じパターンでぽつぽつ30~38㎝のを拾いながら釣っていきました。このウキ特徴は、小粒でもしっかり安定して、IDR-Fで際やとろ潮で食い渋った状況でゆっくり仕掛けを落としたいとき活躍してくれます。  

しばらくして、潮が動き出すと同時に風も出てきたので「D.SUSⅡ&D-Win」J3、Bをセットしました。このセットも最近お気に入りで、今からの時期は風に泣かされることも多く必ず持って行っています。流れから外れにくいので同調しやすく仕掛けが入るまではウキにアタリが出るので少々道糸がふけても釣りになります。  

そして夕マズメ、魚は釣れるもののサイズが40㎝前後ばかりでなんとかサイズアップを狙いましたがタイムアップで納竿しました。ちなみに林君も風の中穂先でアタリをとりながら数を稼いでいましたが、最後に2号竿を根元まで絞られるアタリがあったけど朝と同様に道糸から飛ばされてしまうバラシで本日の「説教部屋」行き確定になりました。  

今回の釣行は「さすが五島!」という感じでした。潮が動けば「V.Dash」、とろ潮では「凌」、風が吹けば「D.SUSⅡ&D-Win」と状況にあった仕掛けをチョイスすればきっと満足のできる釣りができるはずです。ぜひ、皆さんも試してみてください!
Kizakura Company. All Rights Reserved