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【Field Report No.110607 reported by 喜屋武智己(MONITOR)】
パヤオでのするするスルル~」

沖縄県名護市汀間(てぃいま)漁港の沖合約60km、水深1,000~1,500mに設置されているパヤオ(浮き漁礁)への釣行です。通常、ここ沖縄でのパヤオ釣りでは、ジギング、エビング、フカセ釣り等でマグロ・カツオ・シイラなどを狙いますが、今回チャレンジしたのは、するするスルル~!マグロ狙いの合間に試してきました。

「するするスルル~」は、沖縄で生まれた釣法ですが、簡単に言えばスルル(きびなご)を使ったするする釣りのことです。一般的には磯竿4~6号にジギングリールを装着して磯からキハダやイソマグロなどの回遊魚や、フエフキ類・ハタ類を狙う釣法ですが、船フカセからヒントを得、考え付いた釣法だとか。スルル~専用竿も各メーカーから出るほど、沖縄では一般的な釣りになっています。

汀間漁港から出港し約4時間、最初のパヤオに到着。朝一はマグロ狙いで電動リールを使ったエビングを開始。30分たってもアタリが無いのでスルルをパラパラと撒いてみる...が全く魚が見えず。魚探への反応も無いらしく、すぐに移動。
次のパヤオに到着したのは40分後。電動エビングで水深150mから探ってくると最初に釣れたのは3kg級のマグロ。船長さん含め、メンバーも同じ仕掛けで釣っているが小さいサイズしか釣れてない。
何気に目の前にスルルを撒いてみると、カツオやシイラが乱舞。ジギングロッドに沖縄限定アイテム Deadly Blow 2+ホルダービッグLを装着。道糸PE5号にウキ、シモリを順に通し、ビミニツイストでライン強化。NTパワースイベル2/0に結束して、ハリス16号(1m)、針:管付ソイ18号を使用。パヤオでの表層を狙うと言っても、過去に船べり近くで35kgのキハダが釣れたこともあるので、強靭なタックルで挑む。

針にスルルを刺し、マキエのスルル数匹と仕掛けを投入。ベールフリーにしてどんどん仕掛けを流していくと、バコン!と浮きが沈むと同時にラインを抑える指が物凄い勢いで弾かれヒット!竿を立て、ベールを戻すと2度3度とフッキングを入れあとはゴリ巻き。隣人とお祭りしないよう横に走る魚を強引にねじ伏せ抜きあげると2kg級のマグロ。そのパターンでカツオやシイラが入れ食い♪
電動エビングのメンバーも釣りをしながら私のウキを注視!仕掛けを投入するたびに消し込むウキ、その度のバチバチ音に居てもたってもいられず全員フカセ釣りに変更(笑)
今回の釣行では大物の顔を見ることはできませんでしたが、磯では味わえない豪快な釣りを楽しむ事が出来ましたよ。

通常の船フカセ釣りはウキを用いないシンプルな釣り方ですが、やはりウキを使った方が面白さ倍増ですね。また、今回初めて使用したホルダービッグは安定したスムーズなライン送りが可能な上、ライン絡み等のトラブルもなく、終日安心して釣りを続ける事が出来ました。
スルルー釣りの強い味方「ホルダービッグ」是非使ってみてください。
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