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【Field Report No.120718 reported by 喜屋武智己(MONITOR)】
 梅雨が明けて一月が経とうとしている沖縄です。
今回は、灼熱の太陽の下での釣行となりました。  

釣行場所は、沖縄本島北部国頭村の奥という集落の隣にある港です。  この日はあいにく何処のポイントも満員御礼だったため、大型のブダイが釣れる遠方のこの港まで足を運んだのですが、一番のポイントである防波堤の先端にも先客が入っていたため、仕方なく普段見向きもしない港の中で竿を出します。  
釣り座を掛け上がりのポイントに決め、早速マキエを仕上げ撒いてみると40cm級のニザダイやブダイが浮いてきた。かなりスローな動き。 風もなく、流れがあまり無いようなので、軽い仕掛けでゆっくり沈めてみようと仕掛けを準備。ライン:全層セミフロートSP-IMPULSE 3号に感度抜群のウキ:Dear G 0シブを通し、カラーストッパーをセットしてハリス3号を直結でチモトにG8を1個。

 マキエと仕掛けを同調させるようにゆっくりラインを送っていくが、魚がサシエの手前でUターン。完全に身切られている。

しばらくすると風が真正面から吹き付けるようになり、風が起こす表層流の影響で仕掛けがなかなか入っていかなくなった。いろいろ試行錯誤しながら食わせてみようとしてみたのだが、魚が全く見えなくなったので、ライン:全層沈め SP-IMPULSE 3号にウキ:K’z Magnas TP 00を通し、カラーストッパーをセットして、その下にJクッション水中 L J6を使用した仕掛けにチェンジ。海底に沈んだマキエを魚は拾っているはずだと、下層を丹念に探ることに。
丁寧にゆっくりと仕掛けを沈めること1時間経過。少し油断していたところに
バチバチ~~~!

ベールを戻そうとしても無理なので、スプールを手で押さえながら竿を立てる。魚を強引に止めたところでスプールを戻し、再度合わせを入れファイト開始。 竿は根元から曲がっているが、そのまま耐え、相手が疲れるのを待つ。 ゆっくり時間を掛けてやり取りすること数分。浮いてきたのはブダイ類では高級(沖縄では)なヒブダイの60cmオーバー。沖縄ではアーガイと呼ばれている魚です。 これまで50cmオーバーを何度もバラしていたので、とても嬉しい一枚でした。 また、初の60cmオーバーを全層釣法で釣り上げることができた忘れられない1日となりましたよ。  これから夏本番、熱中症対策・安全対策には十分注意して釣行されてください。

今回のタックル
ロッド:'10BB-X SP 1.7 485-520 SZ
リール:'10BB-X TECHNIUM WS MgC3000DXG
ライン:KIZAKURA     SP-IMPULSE 3号     セミフロート→沈め
ウキ:KIZAKURA     マグナスTP 00     R-CHOP 0     DearG 0シブ
ハリス:3号 針:ヤイバ フカセ遠投 mode 4号
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