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【Field Report No.140130 reported by 中曽忠直(MONITOR)】

平成26年1月13日、能登半島へ釣行してきました。
 新年を迎え、例年より少々遅めの初釣りとなったのですが、今回チヌをターゲットに向かった先は、穴水湾を更に北上した所に位置する能登町の海岸です。

   前日降った雪で路面も悪く普段よりゆっくりと車を走らせ、午前8時、無事到着。待ち合わせ場所で今回の同行者、クラブキザクラ北陸の山下君と村上君と合流し、釣り場へと移動開始しました。
当日は、曇り時々雪。北西からの風がやや強く吹くといった天気予報。
地形的に風を背中から受けられるポイントを探した結果、鵜川漁港内の波止で竿出しする事に決定。

風裏の内湾だけあって、波もなく穏やかな海面です。
釣り座を決め、餌を撒きながら海面下を観察すると、小魚が撒き餌を追う姿もまばら。チヌがいれば案外と容易に釣れるのかなと、気持ちのテンションを少し上げながら仕掛け作りにかかりました。

海水温の低下と共にチヌも活動範囲が狭くなっていると思い、ウキ止めを着けた半遊動仕掛けで、ウキ下を調整しながらチヌがいそうなタナを探っていきます。
糸落ちがよく設定したタナへ仕掛けをスムーズに運んでくれるIDR‐PROの0.8号を選択し、余浮力をとりシブシブにセット。
水深7~8メートルぐらいに対し、4ヒロ半のタナからスタートしました。

 始めて1時間ぐらいは様子を見るつもりで、数投ごとに50センチ単位で浮き下を変えたり、海底にハリスを這わせてみたりと打ち返しますが、魚の反応も乏しく綺麗なオキアミが返ってきます。山下君と村上君も渋い表情であの手この手考えている模様でした。

 しばらくして、山下君がネリ餌を付け、ベタ底に這わせ誘いをかける作戦で、チヌの当たりをポツポツ出し始めましたが、いずれも、手のひらサイズ~30センチ。
 「今日は、大きなチヌは休みなんですかね~?」と、山下君。
(こっちは、当たりすらないよ~。)と、一人言をつぶやきながら、釣り座から7~8メートル先にある駆け上がりに狙いをつけたポイントを諦め、際狙いに変更。

 藻が立ち並ぶ、ケーソンの敷石のほんの先に、少量の撒き餌と仕掛けを入れて待つと、ゆっくり左に流れるウキがシモリ出しました。そこで軽く聞き合わせると、コツンと反応があり、待望のチヌの当たり。
サイズ的に大型ではないと思い、半ば強引に浮かすと30センチぐらいのチヌが顔を見せてくれました。
 今年初物を目の前にして、喜んでタマ網を差し出した瞬間、フッと浮きが宙に舞い竿が真っ直ぐに……針外れです。新年早々やっちゃいました。中途半端な聞き合わせが悪かったんだな。と、反省。
 気を取り直して同じ所を再度狙うと、同様な当たり。今度は失敗しない様ゆっくり待ち、一呼吸溜めてから強めに合わせると、先ほどより少しサイズアップかな?ガッチリ針掛かりした35センチ弱のチヌを仕留める事が出来、一安心。

 村上君にも釣果の出たところで、カップラーメンを手に取り、昼食タイムとしました。
冷えた身体を温めてくれるラーメン。冬場の釣り場では、一番のご馳走です。山下君からコンロと飲料水の提供があり、ありがたく美味しくいただきました。

 その後2回戦に突入し、ポツポツ小型のチヌが釣れる中、一発大型チヌを期待して夕方近くまで頑張りたかったのですが、雪が降ったり止んだりといった寒い時間帯が続き、釣果のサイズアップも見込めないと見切りを付け、午後3時納竿としました。

 満足のいくサイズのチヌは釣れなかったものの、3人で冗談を交えての釣り談議も盛り上がり、楽しい2014年初釣行となりました。

 本日のタックル
ロッド ダイワ 飛竜 0号‐53
リール ダイワ トーナメントiso 2500LBD
道糸  バリバス バーマックス フロートタイプ 1.5号
ハリス ハリスト1.5号
針   全層激刺グレ 5号
ウキ  IDR PRO 0.8号

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