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【Field Report No.101023 reported by 佐山 英和(MONITOR)】
釣行当日は、北東方向からの風が強く吹き、波高も2.5m~3mと高い為、目的としていた鵜渡根(うどね)島への上礁が困難な事から船長と相談した結果、我々クラブ員(5名)は、新島・地内島。他のお客様(4名)は式根島に分かれての渡礁になりました。 我々は地内大島、カンノンズシロ、大平の3磯に分かれ、私は塩田会員とカンノンズシロへの上礁。

カンノンズシロの主だったポイントは、風を背にする西側に面した場所ですが、半端無く吹く風が釣り座にも回り込んで来る為、仕掛けの選定に頭悩ませる状態です。  
この状況を考慮し先ずは前回の神子元島釣行時に使用したK‘s MagnasTP 000号にガンタッチJ5を組み合わせ、仕掛け入れ直後からウキを沈ませ風の影響を極力受けない仕立てで開始。先ず、最初に構えた釣り座は図中(A)。この場所から仕掛けを入れてみるが、穂先からボトムラインまでの間にラインが受ける風は、釣り座としている所以上に強く、直ぐに左側へと流されてしまう状況です。  

この状況に仕掛けを馴染ませる事を最大限意識し、私自身も左側へ徐々に移動し、ライン・コントロールを行うと、最初に構えた釣り座から5m程、左側へ移動した所で、沖に入れた仕掛けがハエ根際まで戻され、その後、ハエ根際をトレースし始めた!! 思い描いていた動きとは異なるが、風の吹き込む角度と仕掛けが流れる向きとがマッチしている様で仕掛けを張り気味に流す事が出来つつあります。 すると手元にコツコツと言うエサ取りが啄ばんでいる様な小さなアタリが出た!!タイミングを見てアワセを入れると、これが物凄い引きになって返って来た!!悪い事にハエ根際を走り、竿を煽り無理にでも止めよう物ならばラインがハエ根に擦れてしまう状況に弱気なやり取りとなりラインを出されるだけで何も出来ずにバラシ。聞けばシマアジが回遊しているとか...。

仕掛けを作り直し、再度、同じ方法でハエ根際をトレースするようにライン・コントロールを行うと、再び、同じ様なアタリが出た。今度はライン・ブレイクによるバラシを覚悟した上でアワセを入れ後は強引に魚を引き寄せると、姿を見せたのは50cmクラスのイスズミであった。
 ここでの釣りは1匹掛ける毎にラインがザラザラとなり仕掛けを組みなおさなければならず、時間的なロスが大きい事と仕掛けの消耗が激しい事で早々に見切りを付け、図中(B)へ移動。

この釣り座(B)は、釣り座(A)に比べ風の影響は若干ではありますが、凌げる状態に有り、地形も足下から水深がある事で、ウキを小粒のStabi00号に変更する。コマセを撒き入れると、直ぐにエサ取りらが寄り始め、遅れて小さいながらメジナの姿も確認出来るようになった。足元には型の小さい魚しか確認出来ないため、型物の尾長メジナを求め、足元周辺は狙わず沖にあるシモリ根周りを重点的に狙う事とした。  
 潮向き、速さを念頭にシモリ根際で仕掛けが馴染む状態をイメージし、シモリ根から5m程、左側へ投入する。するとまだ仕掛けが馴染みきる前にウキを消し込むアタリが出た。アワセを入れサクッと取り込んだのは30cmクラスの尾長メジナ。この後も同サイズの尾長メジナを数匹釣り上げるが、サイズアップ出来る気配がない。 釣り座としては、風も幾分凌げ、釣果も出ているので状況が変わるまでの問題かとも思われますが、待ちの釣りはあまり好きでない私、少しでも可能性が有るのならばと釣り座(C)→(D)と移動。
これらの場所では、思いっきり向かい風となるため、ウキをK‘s LeviusTP 00に変更し挑むも、いずれの場所でも釣れて来るメジナのサイズは30cmクラスと、どうしてもサイズアップを図る事が出来ない状況です。

正午前、これまで風との戦いで良型と言えるメジナを捕らえていない私は、風を避ける事が出来る“大平”向かいの釣り座へ移動する事を決意。
この場所は、船着け場から150m程、離れているので、竿、タモ網、バッカンの一式を持っての移動は躊躇してしまいますが、納得出来るサイズのメジナを求めての思いで大移動です。

 風を嫌って移動して来たこの場所、潮の流れは殆ど無く、水色も澄み過ぎで海底の様子がハッキリと分かってしまう状態。更にはコマセを撒いても魚の姿は中々見えず厳しい釣りになる事が予想されます。
メジナの警戒心も極めて高い状態にあると想定し、ウキはエサを銜えてから受ける違和感を極力抑える事を意識し、高重心設計のHi-B(0号)を選び、ラインとハリスの直結部上部に鉛無しのカラーストッパーを装着した超軽量0スル仕掛けとした。
仕掛けを組み直しての第1投目は、釣り座左手の磯際。これは水色が澄み過ぎているため、臆病なメジナは磯際から離れないであろうとの推測からです。 仕掛け入れ数投目でアタリが出た!アワセを入れると緩めに設定しているドラグが僅かながら滑っている。余談ではありますが私のドラグ設定は、40cmを超えるメジナを掛けた(アワセを入れた)瞬間にかかるテンションでドラグが滑るように設定にしています。
磯際へ逃げ込む良型メジナを竿溜めで対応しますがフッっと軽くなってしまった。仕掛けを回収し確認するとハリ外れによるバラシ。喰い気は有る様ですが、まだ、一気に喰い込むまで活性は上がっていないように受け止められます。
この事を意識し、次なる1匹を求め仕掛けを入れると、コマセが効き始めたのか、その後はポツリ、ポツリとアタリが出始めた。アワセも1呼吸、2呼吸置いてから入れる事で確実にハリ掛り出来ている。この調子で磯際を集中して攻めた結果5、6匹のメジナを捕らえる事が出来ましたが、サイズは気持ちアップしたが、いずれも35cmクラスで揃ってしまっています。
伊豆諸島まで足を運んでいるので最低でも45cmクラスの尾長メジナは仕留めておきたい。サイズ・アップを狙い、今釣れている釣り座左手の磯際から右側の磯際、30m程沖にあるシモリ根周りやサラシの払い出しと攻められる範囲を1つ1つ試して見ますが、どの場所も釣れて来るサイズは30~35cmクラスと完全に型が揃ってしまっている。 しばらく他の場所を攻めた事で最初に攻めた釣り座右手の磯際周辺は、場休めになったかと勝手に思い、再び仕掛けを入れて見ると、ちょっとマシな引きを見せるメジナがHITした。難無く取り込んだのは、40cmを気持ち越えるサイズです。これまでのサイズがMax.35cmでしたので、離島サイズには程遠いサイズですが嬉しい1匹には間違えありません。

離島サイズの尾長メジナを求め更に攻め込みますが、40cmを越えるサイズの追加は出来ず、35cmクラスを4匹追加した所でタイム・アップとなってしまった。

1日の釣りを振り返ると、強風吹き荒れる釣り座。そして、風を避けまったりとした釣り座と条件が異なる釣り座で竿を出しましたが、それぞれの釣り座でウキを変え対応した事で、サイズには納得出来ませんでしたが、数を伸ばす事が出来ました。

これはキザクラのウキはバリエーションが豊富で、悪条件でも克服出来るウキが必ず有るのが使い手からすると力強い見方になりますし、ウキ自体のポテンシャルが非常に高いので、本日は、そのポテンシャルの高さが十二分に発揮された結果ではないかと思っています。特に後半、昼前~磯上がりまでに竿を出した場所は、潮無し、水色澄みと条件的には良くない場所でしたが、高重心設計ウキの威力が最大限に発揮され得られたものと思います。 <釣果>  尾長メジナ:30cm~42cmを25匹ほど        (30~35cm前後が中心で40cmオーバーは1匹のみ)

<使用タックル>  
ロッド: グレ遠征スペシャルⅡ 2-53
 リール: トーナメントZ4000LBD  
ライン: 銀鱗シグマΣ 4号(200m)  
ハリス: ハイパーガイアXX ファントムブルー 4号   L-SE 5号  
ハ リ: TKO8号、剣華グレ8号、グレリズム尾長7号  
ウ キ: K’s MagnasTP 00、000   K‘s LeviusTP 00   IDR Stabi 00       IDR Hi-B 0

<利用渡船店>  株式会社 遊漁船 喜久丸  TEL: 0558-23-4545
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