このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

ナビゲーション
【Field Report No.1113,4 reported by 佐山 英和(MONITOR)】
初釣り2日目の釣行先は、私のホーム・フィールドである伊豆諸島・新島への釣行で、所属するクラブ「極釣会」のメンバーで向かいました。  釣行当日の海況は東からの風が強く吹き付け、訪れた11名全員を新島の磯へ渡す事は無理である判断した様で船は式根島へ...。  式根島では、風を避ける事が出来る島南西部にある三河湾奥の磯から瀬着けが開始。3つの磯へ釣り客を渡し終えた後、新島・地内島の磯2箇所。新島・本島の磯1箇所に舳先を着け、釣り客を渡し終えた後、最後に我々4名がメジナの巣とも言われる本島地磯の「堂丸」へ上礁しました。

 上礁した「堂丸」は過去に何度も上礁経験のある磯で、ポイントも熟知している言わば我が磯的な場所です。今回同行のメンバーの中には、この磯への上礁が初めてとなるメンバーも居たので、先ずはそのメンバーにポイント・アドバイスを行い、大型魚の実績が高い港向かいの釣り座に入って頂いた。  私を含め残りのメンバーは、それぞれが見立てた所に釣り座構えスタート!!広い「堂丸」の磯に4名だけで上礁した為、釣り座は余りある状態ですが、私が最初に選んだのはチャカ着け場(D)。

沖向きの釣り座は、ウネリと潮位の関係で危険を要すると判断し、安全を優先しての釣り座選択ですが、釣り座のやや離れた所には沖を流れる本筋から派生する流れがあり、ポイントとしては悪くは有りません。  仕掛けですが、この周辺エリアと私が得意とする釣り方でベストマッチしているのが、環付きウキを使用した0スルの全層仕掛けです。なのでウキは、“全層環付“。ポイントとなりそうな場所が現時点では、釣り座からやや離れている事。また、風も有る事で”遠投”タイプをセレクト。これに道糸とハリスの直結部上部に、カラーストッパーとガンクッションのSサイズJ5を装着した仕立てとしました。 仕掛けが組み上がった所で私の右隣で既に釣りを開始しているT屋氏の付け餌を拝借し、15m程沖に潮のヨレが出来ている場所があるので迷わず、そのポイントへ遠投し仕掛けを入れる。仕掛け着水後は、風と潮との向きが逆である為にライン・メンディングを行っていると、直ぐに竿引きによるアタリをキャッチ!! 引きは強くないのですが、開始早々に本命の尾長メジナ(30cm級)を捉える事が出来、上々の滑り出しです。

次なる1匹を求めテンポ良く行きたい所ですが、まだ準備不十分である事と、ホーム・フィールドでの初釣りである為、毎年の恒例行事として1年の安全と大漁を祈願する意味で、“お神酒”を磯、タックル、そして、海に宛がい合掌!! これを行わなければ始まらず一連の儀式が終了した事で、気持ち新たに釣りを開始しますが、再開後はアタリの出が今一つ。隣のT屋氏は30cm級では有りますが、テンポ良くメジナを掛け、楽しんでいる様子が伺えます。 とは言えポツポツと私にもメジナがHIT状態なのですが、何か歯切れが悪い。T屋氏と狙っているポイントはほぼ同じ。仕掛けも似たり寄ったりで、この時点では何が違うのかを把握する事が出来ません。 まだまだ始まったばかりと気長に釣りをしていると、何時しか潮が緩み潮向きも逆(港方向→沖)への流れに変わり、気が付けばメジナを狙うには、厳しい流れになってしまった。本来ならばこの時点で釣り座変更をするタイミングになるのですが、何か大型魚の1発が出そうな状況に釣り座も仕掛けも変えず、狙うポイントを沖目から足元、磯際周辺に変更します。 足元を狙い始めて気が付いたのは、意外にもエサ取りが少ない。

これならば仕掛けをゆっくりと底付近まで送り込む事が可能な状態に、完全にメジナ狙いから大物魚狙いへと切り替えです。 ちなみに、ここで私が大型魚と言うのは鯛系の魚。既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、新島は真鯛の魚影が非常に濃い場所であり、過去にクラブ員が同磯で93cmの超BIGな真鯛を釣り上げていますし、私も別の磯で74cmのBIG真鯛を釣り上げた経験が有り、この事からも真鯛をメインターゲットにする事は不可能でない場所であります。 何度か仕掛けを打ち返した後、イメージ通りにイメージした場所、深さまで入った時、ゆっくりと道糸を引き込むアタリが来た!! 慌てずに一呼吸置いてから強くアワセを入れると、魚は磯際伝いに強く、ゆっくりと走り出した!!これで型の良い魚である事は分かるのですが、このままでは取り込めない為に取り込みやすい場所へDASHで移動。そこから本格的なやり取りを開始するのですが、引きが強く、道糸を巻き取っては出されての繰り返しで、慌てず冷静に時間を掛けてゆっくりと対応すると、暫くしてから海面下に漸く姿を現しました。その魚は、“石鯛”!! 鯛系の魚は予想出来ていましたが、石鯛は正直、予想外でした。縞模様が綺麗な50cm、2キロの石鯛を無事に捕らえる事が出来、ある意味、メジナの釣果よりも
石鯛を釣り上げた後は、チャカ着け場でのアタリが完全に遠のき、釣り座構え直す必要が出て来ました。そこで、幾分、海も落ち着いた事で、堂丸でのメジナ本命ポイント(B)に移動です。  この釣り座移動で仕掛けも変更します。変更の理由としては、沖に向けて流れる潮の速さが強くなった事とメジナがあまり浮いていない事。潮向きの関係で仕掛けを流せる範囲が思いのほか狭い事で、効率良く攻める為、D.SUSⅡ(J3)+Dwin(B)にしました。

既にこの場所ではメンバーが竿を出し、順調にメジナを釣り上げています。遅ればせながら私も仕掛けを入れると、早々にHIT。しかし、2匹を追加した所で、またしてもアタリが遠のき、再度、釣り座移動しなくてはなりません。 1つのポイントで長続きしない状況に、数釣る為には広い磯を自分の足で釣果を稼ぐしかないと思い、チャカ着け場の正反対となる「ショシの鼻」向かいの先端(C)まで遠出し攻め込みます。しかし、潮向きがこの磯では不利な流れになっているので、潮筋を直接狙う事が出来ず、釣果が伸びません。

潮筋をダイレクトに狙う事が出来れば、水色、水温ともに悪くないのでスカッした釣りが出来ると思われるのですが、仕掛けを思いっきり遠投しても微妙に潮筋には届かず、今日は指を加え潮向きが変わるのを見ている状態で非常に歯がゆい感じです。  気が付けば残り時間も少なくなり、あと1時間となった所で、朝一番で同行のT原氏が竿を出していた場所(A)に入り最後の悪あがきを...。

三度の釣り座移動でまたしても仕掛けを変更しますが、変更と言うよりは最初の仕掛けに戻したと言った方が適切で、環付ウキでの全層仕掛けに戻します。  午後からは、この場所にコマセを入れていなかった事で、釣り始め時にオキアミだけのコマセを広範囲に多めに撒き、魚寄せを行います。 当てて来る潮に対し、沖へ仕掛けを入れ足元に戻されて来た時には奥深く仕掛けが入り込んでいる事を意識し仕掛けの操作を行うと、久しぶりに仕掛けを引っ手繰る体感ショック的なアタリが来た!!即座にアワセを入れると、先ほどの石鯛よりも遥かにトルクのある引きが返って来た!!これぞ待っていたアタリ、魚であると思った瞬間、ハリスが飛ばされてのバラシ。 掛けた場所である底近くのバラシ。折角、魚を寄せて掛けたのに、これでアタリが遠のいてしまうのは必死で、時間的に見ても魚を寄せ直すには時間が足りずもう終わった感じがあります。しかし、直ぐにハリスを結び直し、同じ様に仕掛けをトレースすること3投目。

足元奥深く入りステイ気味のウキが30cm程、スッっと横スライドする様な動きをした。この動きに体が即座に反応しアワセを入れると先ほどと同じ様な強さ、トルクのある引きが返って来た!! ラストにドラマが...とは良く言われますが、そのドラマがやって来ました!! 緩々設定のドラグも滑り出し、磯際伝いを走る。これに伴い私も磯を駆け走り、対応しますが、全く浮き上がる気配が有りません。 使用しているロッドは細身であり、掛かっている魚をロッドの反発で浮き上げる力は無く、限界をオーバーしている感じです。持久戦を覚悟し再度、ドラグ設定と竿の角度を確認。その後も道糸を撒いては出されての繰り返しで、10分程の攻防で漸く海面下に薄っすらと姿を現したのは、お目当ての“真鯛”。サイズも大型です。しかし、ここからがまた浮き上がらず、姿が見えているだけにハラハラ、ドキドキの連続です。 ロッドを煽ってもこれ以上は曲がらないと言う所まで曲げている状況に、少しでも高い場所に移動し何とか浮かせ。T原氏にタモ入れのアシストを行って頂き、無事、捕らえる事が出来たのは、75cm 4.4キロのBIGな真鯛でした!! 石鯛の釣果だけでも上等なのですが、お正月早々におめでたい魚“真鯛”が釣れた事に、今年1年が良い釣果に恵まれるかなと、良い方向に考えた所で磯上がりの時間となってしまいました。 7年前の初釣りでも式根島で75cmの真鯛を納竿30分前に釣った経験があり、その年は以降の釣りで、メジナ、黒鯛、フエフキダイと兎に角、型の良い魚を釣り捲くった1年が有りました。

今回の釣行は、その7年前と同じ様なシチュエーションで真鯛を釣る事が出来たので、今年も大型魚を沢山、釣り上げる事が出来るかもしれないと、変に期待してしまう1匹になった事は言うまでもありません。 ともあれ昨日と本日(メジナの釣果は良く有りませんでしたが)は、初釣りではこの上ない釣果に恵まれ幸先の良いスタートが出来ました。この結果をもたらしたのは、釣り場を熟知していると言う事だけではなく、状況に合ったウキがキザクラさんに必ずあり、そのウキを使用出来ている事が釣果に現れているものと思っています。

<釣果>  
口太、尾長メジナ:25~33cmを8匹  
石鯛:2.0キロ(50cm)を1匹 真鯛:4.4キロ(75cm)を1匹

<使用タックル>  
ロッド: マスターモデル尾長 M-53  
リール: ‘09 トーナメントISO Z3000LBD  
ライン: 銀鱗SS ハイポジションフロート 3号(200m)  
ハリス: スーパーLEX 4号、L-SE 5号  
ハ リ: 尾長速攻8号、8.5号、TKO7号、8号、あわせ尾長7号  
ウ キ: 全層環付き 0、00(イエロー)    V.Dash MagnasST 000      
 uzawa D.SUSⅡ(J3)+Dwin(B)
<利用渡船店>  株式会社 遊漁船 喜久丸 TEL:0558-23-4545   
URL:http://www4.tokai.or.jp/kikumaru/index.html  
Kizakura Company. All Rights Reserved