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【Field Report No.120513 reported by 高橋 新吾(MONITOR)】
場所 静岡県南伊豆町入間 磯 シブト
天候 晴れ 北東風 
水温 19.1℃
薄濁り

この時期、水温の上昇とともに釣果も上昇と行けば文句も有りません。 しかしながら釣果にムラが多いのがこの時期です。
前日と比較して水温が2度近く上がったり下がったりと魚たちも水温変化に適応しきれず食い渋りに陥ってしまいますね。
5月13日にホームグランドである、静岡県伊豆半島の南伊豆町入間沖磯における釣行レポートです。 当日は港を出て右へ走り、川伍、牛根、たたみ根を横目に更に赤島を通過、シブトに到着。

特徴は入間でも奥まった場所で決して潮通しのいい磯では有りませんが良い点は根が相当数に点在しています。 根と根の間、根の上を狙う釣り方になるので当然タックルは強めで竿は1.5号、ミチイト2.5号、ハリス2.5号2ヒロ、グレバリ7号で挑みます。 ウキはUZAWA D-flatz74のP-J3にJクッション水中M J6をセット、ジンタン7をハリスに等間隔に2点打ちウキ止めはなるほどで遊動幅50㎝からスタート! コマセを入れると右からのサラシが足下の磯にぶつかりはね返る分だけでほぼ動いてない状態、竿1本の距離へ仕掛けを投入、サラシの余韻で押され左のシモリ根へ近づくとウキは「スーッ」と入るもののハリ掛かりせずエサは無くなります。

数投繰り返しても同様だったので少し遠投してみるとサラシの影響もない所で右から左へゆっくりと潮が動いているのでそのまま流していると丁度、根をまたいだ所でウキが消し込み急いでリールをゴリ巻き、根をふたつ乗り越えた魚を見ると45cmクラスのチヌでしたが頭を出した途端に痛恨のハリ外れ、その後は木っ端メジナが1尾でアイゴ、サンノジしか交互に釣れず9時半頃、船長が見回りで「どこも潮が動いてないから良くないですよー」と他磯の状況を教えてくれて船が離れて行きました。

この潮を釣らなければ今日はまずい、やがてまたしてもウキが入るもののハリに乗らず、やっとエサが潰れるぐらいの状態で完全な喰い渋りです。 魚に少しでも違和感を持たせず喰わせる仕掛け、ハリを細軸スレバリ6号、ハリスは根がきついので下げても2.25号ウキをUZAWA D-flatz53 P-J6にJクッション水中M J6をセット、ジンタン6をハリス中央よりやや上に一点打ちとし、なじむとしもる計算で実釣開始。
先ほどと同じゆっくりとした流れに乗せてウキがしもると更にスーッと入り込み軽く合わせると「乗ったー」しかも重み有りの近寄せてくると左の根に猛突進、竿を寝かせ耐えたと思ったら右の根へ「これはめじなだっ」慎重に浮かせた魚はまさしく口太メジナでした。 その後にすぐチヌの48㎝を追釣した途端、潮が全く止まってしまい釣れてくるのはブダイのみで納竿となり、港へ戻りメジナを計測すると45㎝の納得サイズでした。
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