Field Report

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クラブキザクラ広島 第47回定例会

令和2年1月19日(日)、クラブキザクラ広島第47回定例会筏釣大会を広島湾にて開催いたしました。

当日は、さくら渡船6時集合急な仕事や病気などで欠席者もありましたが17名の参加になりました。

大会ルールは個人戦で厳しい状況からチヌ2匹重量、チヌ長寸賞、マダイ長寸賞で行う事にしました。通常は3匹重量で行っています。

早速クジ引きをして乗船です、今回のエリアは江田島沖と能美沖の2カ所に分かれ、私は能美沖エリアに乗りました。

昨年の晩秋から高水温の為フグの活性が高く厳しい展開が予想されていました。攻略方法としては、底付近に溜まっているフグにサシエを取られる前にチヌに喰わせるやり方です。その為、速く重たい仕掛けでアプローチするとサシエが目立ち過ぎてフグに狙われるので、ゆっくりとマキエサを同じ沈下速度でアプローチ出来る仕掛けのセッティングが重要になります。

今回の仕掛けは、環付ウキのR-SHOT DIVE J6を選択したウキ止めの無い全層釣法で狙いました。 ハリスにはJ3を1~3個使い分けてハリもチヌ2号と食わせを意識してみました。

サシエはオキアミ生、半ボイル、コーンをローテーションしました。サシエのタナを意識して底に居るフグとの距離その少し上や潮下に居るチヌを狙いました。

水深約20mの流し方のコツは底から5m位までは自然になじませ、徐々にブレーキを掛けながら流し込みます。時々ラインを止めて仕掛けに張りを出し食わす間合いを作っていきます。

底から3m位でマダイが連発した時間帯がありましたが、何とかチヌも食わせチヌ6枚マダイ4枚で納竿を迎えました。

帰港後検量です。チヌは最大で40㎝位で2匹の重量も1.74㎏8位でしたが、マダイが51㎝ありマダイ賞を頂く事が出来ました。

優勝は、2.79㎏釣った高下さん、2位2.32㎏の宮永さん、3位は2.26㎏の藤原さんでした。上位者は江田島エリアで良く釣れていました。厳しい状況と予想していましたが17名中12名が検量出来メンバーの実力を感じた定例会でした。

次回は3月に磯で開催予定です。厳しい時期ですが寒チヌとの真剣勝負をクラブメンバーと一緒に楽しみたいと思います。

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レポート 水口 宏