Field Report

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JFTグレトーナメント10/2

去る10月2日(日)に全日本グレトーナメントを、全国から選抜された36名の選手で無事に開催をする事ができました。

 

試合方式は、1回戦は3名での対戦、2回戦、3回戦はマンツーマンの対戦で勝敗を決めます。
1回戦では、前年度のシード選手、王座選手が力を発揮し、順当に勝ち上がり2回戦に駒を進めました。

2回戦は、船ごとに勝ち上がった選手6名でクジを引き、対戦相手を決めました。
2回戦の様子は、本大会で一番釣果がでた試合でした。
2時間で10Kg前後の白熱した試合が繰り広げられ、結果は僅差で勝敗が決まりました。

3回戦は、2回戦の重量差によりA船、B船ごとに1位、2位、3位を決定し、2回戦1位が決勝戦、2回戦2位が3位決定戦、2回戦3位が5位決定に進出となります。

 

決勝戦は、香川県の篠原さん、和歌山の串さんの戦いです。
篠原さん、串さんとも初の決勝戦進出です。
対戦場所は、前日の下見で喰いが良かった只波3番です。

しかし当日の只波は午後から喰いに勝負、といったところでしたが、決勝戦/3位決定戦/5位決定戦ともグレの喰いは厳しい状況です。
一進一退の戦いが繰り広げられ、対戦結果が15尾6600gと13尾5600g。

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香川県の篠原さんが制しました。

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全日本グレトーナメントで、最年少のチャンピオンが誕生しました。
篠原さんは1998年生まれの24歳です。

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若い世代が台頭して来るのは、嬉しいかぎり。
これから先、磯釣り界を背負って立つ人材として暖かく見守って行きたいです。

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この後、11月に開催する王座戦の結果を待つことになりますが、グレトーナメント上位の選手が、来年の王座戦に選出される事になります。
篠原さんは優勝しているので、来年の王座戦進出は確定です。
王座戦で、更なる活躍を期待したいです。

 

来年からは、コロナウイルスも収束していることが予測されるので、全日本グレトーナメントは従来どおり48名2日間で開催を予定しています。

 

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全日本釣り技術振興評議会(JFT)

グレ部会・事務局 井上茂樹