オリジナル釣法で秋の年無し

DSC_0266-1DSC_0260DSC_0270DSC_0257DSC_0230松浦幸徳  clubキザクラfamily岡山

ご存知下津井の釣りは潮が速くなかなか思うような釣りが出来ないフィールドです地元に住んでるから仕方ありませんが
軽い仕掛けで馴染む間に遥か彼方に流されます
ミドルエリアとボトムエリア中心に探る仕掛けですレッツ0
その下はウキ止つきのウザワDーsus2Bに蛍光グリーンの塗装をした物
3B+αのサルカン  簡単に言うと下ウキまでのウキ止まで速く沈め
ウキ止到達後はゆっくり沈み レッツのウキ止無し
蛍光グリーンは水面下1ヒロ程度目視でき その後は
レッツを消し込むアタリ 目視できない距離はラインでアタリを
取ります
特に小粒のウザワDーsusは水中での抵抗を少く 小粒のわりに
浮力がある ので選んだウキ

今回は不人気激流磯で目まぐるしく変わる潮の隙間でやってみました
結果満潮の転流に46センチ真鯛
餌取りのベラに悩まされ 干潮前に満潮の流れがきて当て潮になった瞬間中層から、ゆっくり落したら底手前でレッツがジワッと動き
穂先を動かすラインのアクション
重い!真鯛? 逸走の後首振ってる おそらく良型のチヌ
45センチ以上かと感じましたが干出しのシモリが沢山 とにかく竿だけ叩かさないように 竿をバイブせないように魚が浮いたら
大シモリをかわさないと玉網入れ出来ない 慎重に
誘導してなんとかゲット 51センチ. 5月以来の年無しは
水温MAXの今。筋肉の活性もいいのか 楽しませてくれました
1.2 のハリスで少しスリルもありましたが この仕掛けで
楽しめました

2014年09月25日

年なし今年2枚目!in神の島・新堤防

1411083359339新しい仕事が始まって早1か月。まだまだ慣れず毎日がバタバタの長崎のくじらです。

9月18日、釣果情報収集がてら神の島へ釣行してきました。
平日ということもあり、堤防の手前側にアジゴ釣りの方が数人しかおらず・・・
話を聞くとアジゴは順調に釣れているが、チヌやクロは全く上がっていないとこと・・・雲行きが怪しくなってきましたが、時間があまりないので移動することもできないのでボーズ覚悟で竿を出してみました。

釣座は堤防の先端で、潮が複雑に流れて非常に釣りずらい所だ。
今回のタックルは以下の内容になっている↓

がま磯 エリネス1.25-500
シマノ ハイパーフォースMg2500DHG
キザクラ 全層フリーダム沈め1.75号
キザクラ 大地遠投60L-00
キザクラ Jクッション水中J5
東レ スーパーEX1.5号
オーナー 速攻グレ5号

とした。
先ほどの方が言われていた通り、撒き餌を撒くと沖には餌取りは全くおらず、足元にはアジゴがわんさかいました。撒き餌を撒き始めて1時間ぐらいは全く餌が取られない状況でしたが、撒き餌が利き始めてくると次第に餌が取られ始め、真鯛の幼魚が頻繁に針掛かりするようになってきました。

潮が変わり、流れが変わる直前に潮が緩み再び餌が残り始めました。
ウキも沈んではいますが、まだ目視できる範囲で少しラインを張り気味にして待っていると一気に入り込んでいき、そのままラインがはじかれて行きました。最初はあまり重量感がなかったので少し型のいいマダイかな?と思っていましたが、手前に寄ってくるにつれて重量感がだんだん増していき、強烈な引きに変わりました。1回のされてしまったものの何とか交わし、浮かしてみるとようやく本命のチヌがあがってきた。すぐにタモに入れてサイズを測ると、50.5cmの年なしで今年2枚目をようやくあげることができた。

2014年09月24日

近所にちょっとチヌ釣りに!

IMG_0848mmIMG_0831mmIMG_0838mmIMG_0842mmIMG_0844mmIMG_0824mm最近涼しくなりましたね、釣り行くのにはちょうどいい気温かと思います
ひさしぶりにバチバチを書いていますが、この記事表示される長さが調整できるようになりましたので、非常に書きやすくなっていますね

昼間はまだまだ暑いので、夕方からの半夜釣りでのんびり釣りです
知り合いに誘われて、近くの大分市三佐港に行ってました
最近はアジも釣れているという話を聞いていましたので、アジも釣りつつチヌが釣れればいいかなっと言う感じです。

現地についてマキエを練りこみ、仕掛け作り
ウキ キザクラ D-Flatz 74 P-01セットして、アジ釣りながらチヌも狙いますので上から下までゆっくりと狙っていきます。アジはそこそこのサイズが釣れているようなので、時折ですが40cmクラスも釣れることもあるようです。

開始早々1投目から25cmクラスのアジが釣れまして、3投目でゆっくりとラインが張っていく感じのアタリ?潮かもしれないけどもしかしてと合わせると、グッと竿に重量がのりましておそらくボラかな~っと思っていましたので引きを味わいつつ、ゆっくりやり取りをしていると2分ほどで見えたのはチヌ!

ボラかと思いきや、かなり良型のチヌであわてずタモ入れしました。
サイズを測ってみると、なんと51cmという今年初めての年無しでほんとに嬉しい1匹です。

ある程度マキエが効いてきたのか、アタリがあったりなかったりしかし餌も残る事も多く、水温も28度もありますがこれほど餌取りも少ないのも珍しいです
アタリを捕らえ、針にかかったのは25cmほどのメイタなど今日はあまり活性がよくないようです。一緒に行った友人も中々アタリは無いようで、時折メイタをかけていました。

暗くなり始めラインも見えなくなり、キザクラ NF ベーシック S-3Bに変更しました。暗くなり始める時には、アジが釣れるはずなのですがまったくアタリもなく友人に1度アタリがありましたが、すぐにハリス切れをしてしまいまして21時前に納竿としました。

今年初めて年無しが釣れて、今回は非常に楽しい釣りになりました。

竿  飛竜チヌ 0号-53F
リール アルテグラC2000
道糸  レグロン ワールドプレミアム1.2号
ハリス レグロン エクシード 1号
針  OH鈎屋 沖アミチヌ 3号

2014年09月22日

浮子フカセデビュー(^_^)v

04020301 朝晩はすっかり涼しくなり、過ごしやすい日和になってきました。
そんな9月15日、いつものホーム(浜名湖)へと出かけました。

地域的に静岡県西部は磯場が無く、釣種も砂浜からの投げ釣りやルアー釣りが盛んな地域性ではありますが、クロダイに限っては探せば幾つか釣り場が有ります。そんな中でも、ウキフカセ釣りはかなりレアな釣りに位置づけされていて、必然的(?)にアングラーも少なく、個人的には「釣れる!」ウキフカセ釣りをもっと知ってもらいたいと日々感じています。

特別な日….今日は釣友Nさんの友人でKさん(女性)が初めて「ウキフカセ」に挑戦するとのことで、期待と不安半々で朝を迎えました。

Kさんはお子さんが3人居るママさん。忙しい時間を割いて、釣り場に駆けつけてくれました。

まだ鈎も結べない初心者のKさん、仕掛けと撒餌打ちのサポートをして、実釣開始。慣れない長竿に初めは苦労していた様子だが、時間が経つとなかなかの竿捌きを披露。潮色が悪い釣り始めの時間帯から頑張り続けていました。

仕掛けの振り込みも安定してきたので、細かく狙うポイントを指示して2~3投、レッドが鮮やかな黒魂switchがゆっくり海底へ引き込まれていく。「当ってるよ」の声掛けですかさず合わせを入れると、弓なりに撓る竿。
「これは大きいよ、ゆっくりね…」と声掛けし、初心者とは思えない竿捌きで水面を割ったのは40㎝のクロダイ。玉網に収めて満面の笑み….。

彼女にとって、ウキフカセデビューの初獲物がホームではなかなか出ない40㎝UP。「おめでとう!」とは言ったものの、内心釣ってくれてほっとしました(笑)

その後、小型のクロダイ1枚を追加して、彼女のデビューは大成功(?)で終わりました。今後も華々しく快進撃を続けていってもらいたいと思います。

ウキフカセ釣りは(撒餌が)重い、臭うなどなど女性に敬遠されがちですが、もっともっとこの世界に興味をもってくれる女性が現れることを願います。

【Kさんの仕掛け】
竿:チヌ竿1号
道糸:1.5号
ハリス:1.2号
鈎:チヌ2号
ウキ:黒魂switch B(半遊動)

2014年09月18日

下津井の初秋

DSC_0242-1DSC_0243-1DSC_0239DSC_0245これからエサ取りフィーバーの秋のチヌ釣り
下津井沖牛島です
船長が遠投できる?って聞くから
案の定浅場でした 夜が明けて高台から偏光で見る
と、足元から15メートル沢山のシモリ
その沖40メートル遠投しても干潮時2ヒロ半
チヌが寄れば恐れる事ないか?

全層本流j3 でスルスル
水深ないからガン玉5を2個だけ
良く見える良く飛ぶ良く落ちる感度良し
大好きなウキです 5ミリテーパーです

練り餌、オキアミ生のローテーション
どちらとも言えず喰いました
ど遠投して馴染んてシモリ群に当たり
向きを変える潮でシモリ近くで良型
投げ過ぎるとベラだらけでした

43センチ最大で40超えは4枚でした

ロッド Daikoアラチヌ0.5+53
リール インパルト競技2500lbd
ライン 1.5号フローティング
ハリス 1.2 号
針   チヌ2号

でした
これからエサ取りがもっと増える下津井です
案外浅場で良い釣りができそうです

2014年09月16日

全層…勝手に探検隊…みたいな…感じって感じ。

DSC_0550DSC_0556DSC_0544DSC_05429月の14日、
日曜日の釣行で~す\(^-^)/

長かった夏休み…雨ばかりの夏休み…学生さん達には
気の毒な長期休暇も…9月に入ってからは良い天気が
続いていますね(^o^ゞ

平日釣行の出来る方々からの近場の情報は
有難いもので、次回の自分の釣行場所や使う餌などの参考に、
大変役にたちますよね(^o^)v
北九州在住の僕にとりまして、釣り仲間は貴重で
ありがたい…素敵な仲間です(^o^)v
何か新しい情報はないかなぁ~と思い…
僕ちんは一人、少し足を延ばし
初めて下関市彦島の運河(小瀬戸)に行って参りました。
何も情報は無かったのですが、僕自身…行ってからの
お楽しみに…って感じで(^o^ゞ朝4時過ぎに
自宅を出発\(^-^)/
釣場近くには一時間もかからずに到着しましたが、
さて…、どこで釣りましょうか?(^o^;)
良さそうなところだらけで……とりあえず、
一番奥まで行って、それから釣場選択という感じ
ですかね(///∇///)
釣り場所も決まり、いざ!全層開始!!
手前は少し浅いのですが、ガツンとその先は
深くなってて……さすがに…漁船だけではなく、
大型船も入って来ますからね…(^o^;)
黒魂Rの0で、先ずは遠投垂れ流し作戦!!
最初のゲストは…こっぱクロ、次は良型のアジ、
アジが続くかなぁ~っと思っていたら
スーっとウキが消えて…また浮いて…
引き上げるとメイタ君……あなたでしたか(^o^ゞ
次にウキがスーっと消えたのでリールのベールを戻し、
ラインが行くのを確認してからガツンと合わせると
ままでと違う引き(^o^)v……それがチヌちゃんと
直ぐにわかりました(^^)
タモに入れ上げて見れば40センチ程のキレイなチヌ(^o^)v
居るじゃん\(^-^)/ウレピ~(^o^)v
初めての場所で、初めての良型チヌ……とても
嬉しい…感激しました(^^)
しかし…ここの運河…右に、左に…潮が変わる……??
ウキがあっちに行ったり、そっちに行ったり……
ここでニーモRの00にチェンジ(^o^ゞ
遠投沈め……ゆっくり沈めながら右に流れて行くと
ラインが…スルスル…ビシッと合わすと
ずっしりとした手応え(^o^)v
2枚目のチヌちゃんゲット\(^-^)/ヤッホー!!
この日、最後となる
40オーバーのチヌちゃんに出会えました(^^)

初めての場所で、初めての釣行…
地元の方々に聞くと…よそから来て
ゴミを散らかして帰る人達が多く…町ぐるみで
海岸線の清掃活動をしてるようです。
早朝、散歩してたご婦人も歩きながらゴミを拾ってましたし、
通りすがりのおじさんに(僕もおじさんですが…)
ゴミだけは片付けてくれよって言われました(^o^;)
下関市のフグの競りで有名な
「南風泊漁港」は…漁港、その周辺は全面的に
釣り禁止になってます(^o^;)
もう、これ以上……そんな場所が増えないことを
願いながら、その周辺のゴミを拾って帰りました(^o^ゞ

チヌ竿ー1号
ラインー1.7号
ハリスー1.5号
ハリーチヌバリ2号
ウキー黒魂R0、ニーモR0、00

2014年09月16日

似島・南のスベリに行ってきました!

imageimageimageimageimageimageimageimageみなさま、はじめまして!
クラブキザクラ広島に所属しています、大前裕亮です!
今回が初めての投稿となります。

まず、私の自己紹介から…
去年の6月からチヌフカセをやり始め、もう1年と3ヶ月になり、キザクラ製品のファン歴も1年と3ヶ月になりました。
始めたばかりの頃に比べ、水口会長含め、周りのたくさんの方々にご指導していただいた甲斐あって、確実にチヌを仕留める腕が身についてきているのを実感しています。
そして、私が愛用しているウキですが “大知遠投60” です!
私のホームグラウンドである広島湾では、遠投が必要な磯が数多く存在し、重量のある飛ぶウキが必要不可欠になってきます。
ここで、大きな力を発揮してくれるのが約19gもの重量がある “大知遠投60″なのです。
多少の風でも突っ切って飛んでくれるこのウキに何度助けられたことか…
これからもこの”大知遠投60″に助けてもらいながら頑張ります!!

と、長くなりましたが。
9/14日、広島湾にある似島・南のスベリに行って参りました!
ご一緒していただいた方は、今年の6月に開催された黒魂カップin広島大会でクロダイの部・4位に入賞された丸山さんです。
丸山さんは島根県に釣りに行かれることが多いらしく、久しぶりの瀬戸内海にワクワクしていました。

5時過ぎに船に乗り込み、そこから15分程度で目的の磯に着きました。
まだ辺りは暗かったので2人で談笑しながら、ゆっくりと仕掛け作りです。
当日のタックルですが、
竿 シマノ アートレータ06号
リール シマノ ハイパーフォースMg2500DXG
道糸 キザクラ 全層フリーダム沈め
ウキ 大知遠投60 0、0シブ、00
ナビ キザクラ Jクッション水中 Mサイズ、J5号
ハリス 東レ スーパーL EX HYPER 1.2号
針 金龍 勝負チヌSS 1〜3号

と、仕掛けを作り終え、まずは0シブのウキから始めます。
マキエを投げ仕掛けを入れると、どうやら上潮は右に走り、中層〜底潮は動いていないようです。
一旦仕掛けを回収しマキエと仕掛けが同調するようにキャストします。
チヌが浮いている可能性も考えられたのでラインをあまり送り込まずに、張り気味で流していきます。
これを何回か繰り返しましたが、当たりが全くなかったので、サシエを練り餌に変え、仕掛けを早く立たせ、ラインを張っては止め。の繰り返しで徐々に仕掛けを入れ込んでいきます。
そうすると、ラインが「スーーっ」と張っていきます!
ラインの走りでチヌだと分かるぐらいはっきりした当たりでした!
チヌを怒らせずに、泳がせながら慎重に取り込み30後半をまずはゲットしました。
そこから上潮が早くなり、チヌの活性も上がらないまま、ポツリポツリと釣り上げていきます!
丸山さんの合わせる竿が「ヒュンっ」と鳴る度に、プレッシャーがのしかかってきます(泣)
時刻が昼を回った頃、潮の流れが変わり2枚潮もなくなっています。
この時は、チヌの活性が高くないので底狙いと判断していたので00のウキで釣りをしていましたが、ふと「マキエにつられて浮いているのではないか?」と考え、0号のウキに変更しました。
その時の考えでは、仕掛けを入れ込みたくない!この一心でした。
潮も早くなっていたので、ハリスが浮き上がっているなと思い、ハリスの真ん中にBを、口オモリにg5を打ち、仕掛けを安定させます。
0号のウキを使用し、ラインもあまり入れ込んではいなかったので、仕掛けも入りすぎず、かなり食ってきそうな感じです!
そこで流すこと40秒…
「ビュンッ」
やっときました!仕掛けが合っていたみたいです。
そこから3投連続ヒットに成功し、納竿時刻になったので片付けに移りました。

後から振り返ると、やはり状況の判断によってウキを変えたことが良かったのではないかと思い、改めて重要さを思い知らされました。

そして帰港し、船長にしっかりとお礼を言い、帰路につきました。

引き出しがまた一つ増えたことが1番の収穫です!

釣果〜41cmまでが6枚。

2014年09月16日

初めてのスイカ釣り

1409102961301DSC_0381DSC_0382暑かったと思えば、梅雨に逆戻りしたかのような日和が多かった今年の夏。
全国各地で局地的な豪雨により、多くの災害も報じられた夏でした。
被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
私の住む北陸でも、例年になく雨の多い夏でしたが、8月24日週末の晴れ間に能登半島夏の風物詩とも言える、「スイカ釣り」に初挑戦してきました。

スイカ釣りとは、その名の通りマキエもサシエもスイカ100%でチヌを釣る釣法で、その発祥には諸説はありますが、関東や日本海の一部地域で海水温が高い時期、何よりスイカが安価、若しくはタダで手に入る盛夏~晩夏に行われています。能登のスイカの産地や一部の釣り具店さんでは売り物にならないスイカを釣り用として販売している所もあるんですよ!

さて、この釣りの説明を簡単にしますと、まずはマキエのスイカは半日で1玉程度。皮部分は使わず身の部分を約2~3㎝程度のサイコロ状に現場でカットします。浮いて流れるスイカにチヌが水面まで浮いてマキエを喰う姿(通称:ハネ)を見ることが出来、ルアーのトップウォータゲームと融合したようなエキサイティングな釣法です。
サシエのスイカはキャスティング時の身切れを防ぐために、皮の部分を1~2mm程度残してマキエと同サイズにカットしたものを数日間砂糖に漬け込み、水分を抜き身〆したものを事前に用意し、釣り場ではクーラーボックスから小出しにして使います。
釣り場の選択では、広範囲にスイカを流すことが出来る場所で居付いているチヌにアピール出来るように潮通しが良く、なおかつシモリ根等が点在し、一見こんな所で釣りが出来るの?という浅場がベストです。
しかし、干満差の少ない能登半島のそういう浅場では潮通しが良いことが中々望めないことが多く、釣り座に対して背中から風によって受けるような釣り場を選択することが必要となってきます。
そして、何と言っても、この釣りの魅力はエサトリに翻弄されることが多いこの時期でも、エサトリに強くアタリがあればほぼチヌ、しかも釣れるチヌは高確率で大型が釣れること、また自然条件がマッチすれば大型の入喰いも夢ではないことです。(聞いた話ですが笑)

私は初めてのスイカ釣りという事もあり、期待と不安が入り混じる気持ちを抑えながら、石川県穴水町で、スイカ釣りのエキスパートでクラブキザクラメンバーの東間さんと黒魂カップがきっかけとなり仲良くなった宮藤さんの地元勢と合流しました。
前週もスイカ釣りで短時間のうちに18尾という何ともうらやましい釣果をあげた東間さんの案内で実績ポイントへ連れて行ってもらう事となりました。

当日の風向きを考慮して東間さんが選んだ場所は、穴水町小甲の石積堤。
水深は約2~3m程しかない浅い釣り場で、海底の状況は砂地にシモリ根が点在しています。
海況では、風・濁りも無くベタ凪でしたが、マキエを2・3杯遠投し、スイカ釣りのアドバイスを受けながら準備をしているとバシャッという音が聞こえたので海の方を見ると、30mほど離れた所でマキエのスイカに反応したチヌと思われるハネが出ていました。
確実にタナをキープ出来るように、サシエの重さを考慮して黒魂Switch 2Bをチョイスし半誘導仕掛けで、狙うタナを1ヒロに設定しハネが出た辺りにダイレクトに第1投目を投入しました。

初めてのスイカ釣りに期待を持たせ、しばらくウキを流してみましたが、チヌからの反応はありません。
その後も時々ハネが出る事はあったのですが、サシエがフグにかじられる程度でチヌは食ってくれません。
全員に本命のアタリが無く、釣り開始から1時間ほど経った頃、そろそろ違う場所へ行こうかと話をしていた時、ウキが大胆に消し込んだのでアワセを入れるとチヌ独特の首を振る待望のアタリ!!
難なくタモに収めたのは30cmほどのチヌでした。
その後のアタリは続かなかったので場所移動をすることにしました。

次の釣り場は、穴水町根木地区にある離岸テトラ。
上潮が少し速めに沖に向かって流れていていたので状況は良いと思われましたが、チヌからの反応はありませんでした。
スイカ釣りは、チヌからの反応が早いことも特徴的で気配が感じられない時には素早く釣り場の移動することも釣果を伸ばす秘訣との事で、小1時間で移動する事になりました。

最後の釣り場も水深は2~3m程度でしたが、チヌが潜めるシモリ根も多く偏光レンズ越しに確認できました。
釣りを始めて20分ほど経った頃、宮藤さんの竿が大きくしなり、釣り上げたのは40cmのチヌ!!
続いて東間さんも35cmのチヌを釣り上げました。
私にも!と期待を込めて仕掛けを投入しますが、何が違うのかは分かりませんがアタリがありません。
しばらくして私の竿先がゆっくりとしなったのでアワセを入れると竿をひったくる本命のアタリと確信し、夏の力強い引きを楽しみながら浮かせたのは42cmのチヌを手中にしました。
その後しばらくして40cmほどのチヌを追加し納竿しました。

初めてのスイカ釣りは釣果にも恵まれ、楽しい釣行となりました。
今年はスイカが無くなる前にサイズアップを求めてもう一度行ってみたいと思います。

使用タックル
ロッド:ダイワ 銀狼王牙06-53
リール:ダイワ 09トーナメントISO-Z 競技LBD
ウキ:黒魂Switch 2B

2014年09月04日
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