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キザクラフィールドモニター
【Field Report No.090817 reported by 平山 康弘(TESTER)】
  1月24日蚊焼コロクロにて  今回は磯釣りデビューの同僚のしげちゃんと次男の巧の3人で蚊焼のコロクロに上礁。 実は数日前、ロクロからコロクロ方面への潮でデカ版を掛けてばらしている。きっとこの周りにはデカ版がいるはず。それから、ここなら2人の面倒を見ながら自分も竿出しでき、潮さえ行けば結構良い釣果が見込めるのではないかという目論見で上礁した。

しげちゃんは今年の夏、鰺子釣りデビューをしたばかり。その後買ったルアーの道具しか持っていないので、磯靴からライジャケも私のをレンタル。釣り道具は長男のを借りて持ってきた。仕掛けはGTRとガンタッチ、巧にはIDR-PUCHIと全層ルートM000のコンビでタックルを組む。とりあえず私は磯釣りデビューのしげちゃんに釣り方のレクチャーをして何とか釣ってもらう。

仕掛けの振り込みは出来ているので、投入点と撒き餌の打ち方、仕掛けをハリス分引き戻してオープンベールで道糸を張らずゆるめず出すことぐらいの簡単なレクチャーだったが、狙い通りすぐにGTRがス~と沈む。バチバチ~ッと良い時期ならあるのだが、ここ数日の冷え込みで結構渋いあたりのようで仕方がない。しげちゃんはあたりに気づかず「あたってるよ。」と教えてロッドを立てると「なんか引いてます~」と魚の引きに大満足。手の平クラスの尾長があたってきた。

初めて上げたクロに大感激のしげちゃんだったがその後はクロがあたらず、ベラ、アラカブのオンパレードとなった。巧にはクロはあたらなかったが途中から大好きなボラが回ってきて大物ゲット。次にあたった獲物はデカ版の引きを堪能してもらおうとしげちゃんにバトンタッチ。ボラの剛引きにしげちゃんもびっくり。残念ながらゲットすることは出来なかったが、ますます釣りの魅力にはまったようだ。

私はと言うと巧の仕掛けの変更や昼の準備などであんまり集中した釣りが出来なかったが、3時を過ぎた頃にはちょいと2人を放りっぱなしにして自分の釣りに集中。しかししげちゃんにあたりがないのも頷けるほど条件厳しく、木っ端グレを数枚上げただけで30cmを越えてくれない。
 
次第に時間もなくなり、それならばせめてチヌでも上げようと、撒き餌のどかうちしフロートをFA-00に変更。ついにラスト1投というところで穂先に微かにあたり。そっと穂先であたりを確認しながらロッドを立てると,はじめはクサブのような感じでのってきた。しかしすぐに釣られたのに気づいたのか魚がチヌのような引きに変わる。「よっしゃ狙い通り!」最後のチャンスでばらしては恥ずかしいので相手を怒らせないように丁寧にやりとりをする。ところがウキが見えるほどのところまで浮かせてくると獲物がクロに変わったようだ。

しかも結構でかい。更に慎重に浮かすと巧がタモ入れをしたがったが、記録魚だけにタモを受け取り自分でフィニッシュ。タモ枠のサイズから45cmはありそうである。蚊焼では自己記録を遙かに超えるサイズに大満足!4時納竿のラスト1分のメイクドラマだった。しかしそれだけで終わらないのが巧君。良い気分で片付けをしている私の後ろで悲劇は起こった。しげちゃんが「あれ~」と言うので巧の方へ目をやると巧が呆然と立ち尽くしている。なんと今日の獲物を優しくリリース!!片付けをしていると、スカリを上げようとしたので、「まだ船が来ていないからまだ入れとって」と言ったのが大失敗。

一度上げたスカリを口を開けたままで戻したようだ。まぁなんて優しいこと!蚊焼地区自然環境保護団体の団長さんに任命しよう。とりあえず写真だけは巧にとってもらっていたので記録には残らなかったが、記憶に残る一枚となった。自宅から10分少々、渡船代2000円でこれだけのサイズが、もう少しは狙えそう。ちなみにここのところ真鯛、チヌが結構あたってきているので、魚種入れ替わりの何でも狙えるゴールデンシーズンではないだろうか。
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