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キザクラフィールドモニター
【Field Report No.130801 reported by 平山 康弘(TESTER)】
 

7月27~28日上五島黒母瀬のハナレ

 みなさん暑中お見舞い申し上げます。
今年の夏も暑かですねー。
これから暫く夜釣りがメインのようです。

今回は日中の暑さを避けて楽しい夜釣りをテーマに原さんと上五島に行ってきました。
今後のご参考に!それから夏休みの思い出で作りに子どもたちとも熱中症や海の事故に気をつけ楽しい釣りをして下さいね。


 いつもこの時期になるとお誘いがある原さんから「野崎に夜釣りに行くけど行きませんか~」と連絡があり平戸の西浜にある浜本釣りセンターにやってきました。

 港から30分程も走ると速くも黒母瀬に到着。
原さんが好調のハナレを勧めてくれたので初上陸です。
ポイントは夜が裏、日中は前と教えてもらったので、荷物を整理して早速見に行きます。
初めての場所は明るいうちに到着して釣り座と海底の様子を覚えておくと釣果が大きく違います。
餌のボイルを半分海水につけ、仕掛けの準備です。
暗くなると面倒なので、まづめの道具と夜の道具を一度に組みます。

 ボイルはほんの少ししか溶けていなかったのですが、時間もほとんど無いので溶けている分を底から掬いながら早速夕まづめ釣り開始です。
1投目、2投目は餌が残ってきました。
そして3投目。仕掛けを投入し少し引き戻し、仕掛けの張りに気をつけながら流していると、5m程流したところでGTRtheNightのケミホタルの灯りがじわりと漆黒の海の中へ。
穂先で聞いてみるとコツコツッときたのでロッドを立てると、グイッとのってきました。
太仕掛けなので、難なくあげてみてビックリの50cmクラスの口太。活かしバッカンの準備などをしていると、この1匹で夕まづめ終了となりました。残念!

 今日は月が明るいはずなのですが、雲が厚く風が強く少し不気味です。
ホントは灯りは厳禁と言われますが一人で淋しいので、とりあえず燃費のよいLEDランタンを1つ,荷物の傍に付けっぱなしにして釣り開始です。
後はラジオでもあれば少しは淋しくなんですけどねー。

 さて、夜釣り開始
。撒き餌をぱらりパラリと足下に入れながら、セオリー通り瀬際から釣りスタートです。
タナ取りは明るいうちにやっておいた一ヒロ半。
しばらくは餌もそのまま残ってきていたのですが、最初にやってきたのは25cmクラスの良型アラカブ。
この後でっかいオジサン、イサキがスパッとキザクラのNFStickM3号を海中に突き刺してあがってきました。
しかしクロはおらんのかなぁと思っていたら、NFStickじわじわーっと入って35cm程の地グロがきました。
少し小さいけど気合い復活です。
その後原さんと電話で話しているときにNFStickが勢いよく消し込み、話の途中でさっさとスマホをなおしてやりとり開始。
落としたら大変ですもんねー。
グイグイ沖に走るので、もしかして中型の真鯛かもと思ったけどイズスミちゃんでした。がっかり。

 その後、竿2本程先に遠投して潮が右に流れたときに、45cmタモ枠ぴっちりのきれいな地グロをゲット。
これでやっと元気完全復活です。
潮があがってきて釣り座を移動しましたがこの移動が大正解で、ポツリポツリと良型のクロが当たり出し,時折足の裏クラスがまじるものの、ほとんど45オーバーのグッドサイズです。
いつもなら1時を過ぎる頃にはあたりも遠のき、ウキの灯りにゆらゆらと催眠術をかけらえロッドを胸に睡魔が襲ってくるのですが,日付を跨ぐ頃には釣果もふた桁を超してちょいと体力切れになってきました。
そこで途中から水たまりに活かしていた魚を締めてクーラーへ。活かしバッカンにも4匹良型が入っているのでちょいと窮屈そう。
ここまで釣れるとは思わなかったので、35Lのクーラーを持ってきた。
中にはたっぷりの氷と飲み物でクーラーが飽和状態なので食べ物の半分は腹に入れエネルギー充てん。

 一息ついたところで釣り再開すると食い渋り状態になっている。
餌取りかもと思いましたが,そっとロッドで聞いてみるとコツコツッとなってグイッきて良型のクロでびっくり。
3時45分頃にあたってきた48cmのクロを機に表の釣り座に真鯛狙いで移動。
風が結構強いけど表でも何とかなりそう。とりあえず4ヒロのタナからスタートしたら1投目にスーッと入ってこれは小降りのアカハタ。
2投目は足下の張り出しを避けて少し右沖に入れると、2連発だが針はずれでガックリ!
前の釣り座で飲み込まれたので、ウキの灯りで結んでいた時しっかり結べてなかったのでしょう。ざんねーん。バラシがたたったのかそれ以後あたりはなく夜釣り終了。

 朝は8時には迎えが来るということなので、とりあえず夜釣りの道具を片付けて身の回りの整理です。
ここでしっかりやっておかないと船が来てバタバタして忘れ物をしたり、磯を汚したままになったりしますからね~。
とりあえず早めの朝食をとって道具を片付け、クーラーの中を整理して入れ、ゴミをひとまとめにしておきます。
後はフカセの仕掛けとバッカンを片付けるだけ。
これだけやっておけばお迎えの30分前までのんびり朝まづめを楽しめます。
撒き餌は夜のボイルの水をさっと切ってパン粉を1kg追加して混ぜ、少し遠投ができるようにしておきます。
撒き餌がバラバラとなると、夜釣りと違って餌取りで何もできなくなりますからね~。
でも、堅めにするとパン粉が水を吸ってボイルが浮いてしまうので注意が必要!といいつつ結構アバウトです。
仕掛けはGTRからDEAR-G0シブにチェンジして、ハリスをアグレ3号に、はりを鬼掛けの瞬速グレ7号にチェンジします。
足下にたっぷりと撒き餌を入れ、沖には1杯だけ入れて流していくと1投目にDEAR-Gがじわじわ~としもって35cmほどの地グロをゲット。
その後同じようなあたりで5投目ぐらいにウキが走り45cm程の地グロをゲット。
これは朝まづめも爆釣?と思ったけど潮が変わってあたりが続きません。
ならばっと周りを見ると、船付けの横のハナレが潮が引いてつながっていることに気づき移動。
パラリと足下に撒き餌を入れて様子を見るけど、暫く餌取りが出てこないのでいまのうちにっと竿1本先の薄いサラシの先へそっと投入。
仕掛けが馴染むと、入り込む潮に吸い込まれるようにしもっていったDEAR-Gが加速していったので、ロッドを立てるとバッチリのってきました。
さんざんロッドの曲がりを楽しんでタモ入れしたのは48cmの地グロでした。
朝まづめとはいえこのサイズが簡単に釣れるとはさすが好調の黒母瀬。
まだ時間はあったので、もう一匹と思ったら遠くに船の影が見えました。
今回の釣りはこんなんばっかりですね―。
野崎に渡った原さんは良型の尾長ばかりでクーラー満タンでした。
所違えば魚種も若干違いますねー。


今回、過去例を見ない程数型共に大満足の釣果を得ることができ、呼んでくれた原さんに、運んでくれた船長に大感謝です。
西浜まで片道4時間近い道は結構ハードなのですが、この夏の間にもう一度、今度は尾長の爆釣を味わいに行きたいと次の約束を取り付け片道4時間,睡魔との戦いの帰路につきました。
まだ好調は続いているようです。
今度みなさんもいかがですか?

渡船及び釣況0957-27-1032   アクラライナー
 

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