このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

ナビゲーション
キザクラフィールドモニター
【Field Report No.140120 reported by 平山 康弘(TESTER)】
 

1月2日上五島へ初詣釣行

年末に釣友の門口君から五島釣行誘われたので、柴原一太君を誘い参加することになった。
はじめは樺島の方に行くといっていたが釣り客も多く入っておりまだ海の状況もよくないらしく瀬付けが始まったのは上五島の美良島らしい。
私と柴原君が上がったのは確か「おにぎり横」といったようだが、確かに右横におにぎりみたいな瀬がある。
釣りの前に御神酒を捧げて今年の釣行の安全と好釣を祈願する。
朝まづめからのタックルはダイコーのスーパーロイヤルリミティッド1.25号にセミフロートインパルスの3号を巻いたトーナメント2500LBDをセット
。礁の0シブの下にガンタッチのj6とjクッションのj6を30cm程フリーにしてダブル八の字でハリストの3号を結ぶ。デカマダイやデカ尾長も視野に入れたタックルで臨む。
新年早々にばらすわけにはいかないからね。
撒き餌は生2角をヒロキューから年末に出た海苔の力と磯マスターを一袋ずつ混ぜた物をまず前半戦使用。
足下に入れながら様子をうかがう。
じわりと左に流れる足下の潮からはベラが連チャンで当たってきた。
右のおにぎり向きの払い出しを釣っていた柴原君はコンスタントに良型のクロをあげだしたので少し焦ったが、狙いを沖の潮筋に変えたら、私にもぽつりぽつりと35cm程のクロが当たり出した。

暫く同サイズが交互に竿を曲げたが、潮が止まるとあたりが出にくくなった。
柴原君はさっさと食事を取ったが久しぶりの五島釣行に、それではと自立チヌ3Bにタックルチェンジ。私が棒浮きをよく使っていることを知っている柴原君もにやりとしている。

暫くすると竿三本ほど沖の、じわりと動き始めた潮筋を漂っていた自立チヌがスッパッ、スパッと入ってレギュラーサイズのクロやイズスミが竿を曲げだした。
パンをほおばりながら見ていた柴原君も消し込みの凄さにか大笑い。
動き始めた潮に期待して柴原君も竿を出したが、イズスミやバリのあたりが増えだした。
そこへエルシアサクセスがやってきたので瀬代わりを頼んだ。

 暫くして迎えにきたサクセスに乗り込むと、ほとんどの客が乗っていたので全体釣況は良くなかったのだろう。
暫く船を走らせついた所は倉島で、「はかた瀬」からの瀬上がりとなった。
私たちは最後の方で「三角の横」というところに上げてもらった。
三角もおにぎりも似たような名前だが、こちらは風もほとんど当たらず、ぽかぽかと日当たりも良く気持ちいい。
しかし足場が高くて急で気をつけなくてはいけない。

釣れるのかな?後で勘違いと解るのだが、あと2時間ほどしか無いと勘違いしていたので残った撒き餌をさっさと作り直す。
さっきの瀬ではボイルを使うとベラばかり当たってきたのでボイルはまた次の機会にとクーラーへと直し込む。
柴原君は三角をかすめ、沖へ伸びる潮でマダイが出ないかと、残ったボイルをパラリパラリと撒きながら狙いだした。
私は、残り時間にしては撒き餌がたっぷりなので、足下に煙幕になるほど撒き餌を入れながら仕掛けを投入。
仕掛けを一度しっかり張って沖の潮に引かれるように入れる。ゆっくりと仕掛けが馴染んでクッションが入り出したなぁと見ていったら1投目というのに一気に浮きまで入っていって竿に乗ってきた。
高い釣り座から透明度の高い海底を見ながらの釣りになるので、やりとりも楽しい。下に降りていかないとタモも届かないので、一段下で釣っている柴原君がタモ入れしてくれたのは35cm程のレギュラーサイズの地グロ。
そのパターンで2枚ほどかけたがサイズアップしない。
そこに柴原君のロッドが弓なりになった。
デカマダイか?と思ったがかけた本人が????といった顔。最初は根掛かりかと思ったらしいが確かに獲物が動き出したらしく穂先が動き出した。
カメラを手に様子を見ていたら、ニヤニヤしながら浮かせてきた相手に私もびっくり。
あまりにも尾びれの広さや体高がありすぎて、久しぶりにでかいクロを見たからか。
しばらくは60cmぐらいあるように見えた。(実際は50cmにほんの少し足りなかったらしい) 柴原君はFAの00を使っているのかじわじわと仕掛けを入れて張っていたらつーんと道糸が張って、その後、誘いに誘ってから乗せたそうで、餌はボイルを使ったとのこと
。柴原君は相手の好みを知る嗅覚に優れ、非常に誘い上手なんである(*^_^*)。そこで私も持って帰ろうと思っていたボイルをクーラーから取り出した。集魚材入りの撒き餌は足下に煙幕を張り、沖にパラリとボイルを撒きながら狙う。
するとびっくり、さっきまでとは違い40アップが当たり出し、終いには47cmを最大に撒き餌が底をついて(時間を2時間ほど間違えていたので、撒き餌を消費し過ぎた) 終うまでコンスタントに竿を曲げ、初づりを堪能することができた。
後でサクセスの方に聞いたのだが、秋から年末までの青物の時期にたっぷりボイルが入っていたからだろうとのこと。
納得である。
 

Kizakura Company. All Rights Reserved