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【Field Report No.141123 reported by 亥飼真司(MONITOR)】

西高東低の気圧配置になりシケの日が続き釣りに出れない日が多くなる日本海側ですが、11月に入りシーズン的には今が本番 です。
私もシケの合間を縫って新潟県の粟島にマダイを狙いに行って来ました。
8、9、10日と2泊3日の釣行だったのですが、初日と最終日は波が高く沖磯には出れない予報だったのですがフェリー時間の関係もあり、9日だけでも朝から夕方まで1日沖磯で釣りができるならとワンチャンスを狙っての釣行になりました。
9日の朝、波は高かったのですが何とか沖磯に渡れるとの事だったので、まずは安全を考慮しての磯選びになり私は港の前にある中の来島という磯に渡りましたが、昼近くになり少し波が落ちてきたので隣にある下の来島に移りました。
コマセを撒き、状況を確認しながらタックルを準備しました。ロッド2号、道糸・ハリス共に3号、ウキは遠投性と潮乗りを考慮してIDR PLOーL  Ⅱの0号からスタートしました。
エサはボイルオキアミを使用、ガン玉は打たずに全層でゆっくり探っていくと、1投目からアタリがあり掛かってきたのは35cm位口太でした。
良型なのですが(今回はエサ取り、狙いはマダイ!)と自分に言い聞かせ投入位置を変えて再度探っていくと今度はパラパラと道糸が走りマダイのアタリ。
合わせ てみるとそんなに大きくなく、すんなり上がって来たのは足の裏サイズのマダイでした。サイズアップを期待しながら、もう一度同じ様に流していくと、また足の裏サイズのマダイが掛かりました。
今度はハリスにジンタンの7号を2段打ちにして、もう少し深いタナを探っていくと・・・バチバチとラインを押さえる指を弾く強いアタリ!
合わせを入れ、そのままオープンベールで魚を走らせました。魚の走りから70cm位は有りそうな感じです。
走りが弱まったのでやり取りを開始しましたが、フッと軽くなり・・・あれ?バラシた!急いで仕掛けを回収して見ると、痛恨のハリ外れ・・・今年一番(ここ数年で?) のマダイだっただけにガッカリしてると電話が鳴り(70cm のマダイ釣ったぞ!)と私の師匠。
ガッカリしてる場合じゃない!と気を取り直し、大物の予感がするので道糸とハリスを4号に上げてウキも(やっぱピンクのマダイにはピンクのクジラ!笑)とお気に入りのZENSOH KUZILLA Lのピンク(ピンクは水中で膨張するので見やすいですよ♪)にチェンジして再スタートしました。
投入した仕掛けを回収するとエサが残り、まだマダイの気配がします。投入点を変えながら全層でゆっくり探っていくと道糸が走りマダイのアタリがきました。
今度のマダイは50cm位のサイズ、続けて60cmクラスと立て続けに良型が掛かり(バラシたサイズまであと少し、もう一声(笑))などと願いながら(笑)次に来たのは足の裏サイズ、続けて足の裏サイズと来たので、もう終わりかな〜?と思いながらも(こうやって油断してる時に大物が来る)とラインの動きに注意していると・・・
バチバチバチと強いアタリ!オープンベールのまま合わせ、そのままため込んでみましたが強い引き!糸を出してフリ ーで走らせました。
みるみるうちにラインが出て行き100m位走ったところで走りが弱まり、やり取りを開始しました。やはり秋の魚は強く100m 位走った後で空気まで吸わせても足元で何度も突っ込んで行きます。
数回の突っ込みに耐えてタモに入ったマダイは76cmありました。
久々の70cmオーバーに思わずガッツポーズ!(笑)
バラシた後だけにとても嬉しい一枚となりました。その後も納竿まで釣り続け、リリースを含めマダイが17枚と好釣果に恵まれ、最良の1日となりました。
11月の粟島はこんな好釣果に恵まれる事が多々あります。掛かって来るのがモンスター級ばかりなんて事もあるので皆様も万全の準備で挑んでみてください。私も何度も泣かされました!笑

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