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キザクラフィールドモニター
【Field Report No.100503 reported by 井上 裕也(MONITOR)】

 はじめまして。今年からフィールドモニターを務めさせてもらう事になった井上裕也です。

ホームグランドは地元山口県の瀬戸内海、日本海がメインで九州方面にもよく遠征します。

山口県内の情報が少ないので、なるべく地元の情報を掲載しようと思っています。そして一人でも多くキザクラファンになってくれることを願っています。

 

 今回は、5月9日に開催された今年で 20 回を迎える、いつもお世話になっている「フィッシングプロショップ CAST 」の磯釣り大会で会場は、徳山沖の磯です。各渡船の上位横取り方式で総合順位決定し、クロの部上位 20 位、チヌ部 10 位までが表彰対象になっています。

 早朝 4 時に受付をすまし、今回ペアで一緒に上がらせてもらうことになったのは、瀬戸内スペシャリストの西田智之さんです。

 

 晴天ベタ凪で上がったのは、徳山湾内の沖のイカダというポイントでシーズン中はよく釣れるところです。

 

タックルは竿 銀狼 AIR 1 号-50、リール トーナメント ISO - Z 2500 LBD 、 道糸黒魂 1.5 号、ウキ グレビス ST -00、 J クッション J3 、ハリス ハリスト 1.25 号、針 ヤイバグレ釣闘競技 6 号をセットした。

 

 まず、瀬際にマキエを入れてみると、アジの大群が湧き上がってきた。これは、厳しい状況になると思いながら仕掛けを入れてみると、やはり一発でアジが食ってきた。アジの活性が高すぎてマキエと合わせればほぼ100%アジが釣れる状況。

 とにかく瀬際の潮が緩む場所にエサ盗りを集めることにし、魚の顔がみんな際を向いていることを確認して、沖に仕掛けを投入した。そうすると、アジ10匹に対してクロ 1 匹の割合で釣れるようになった。

 たぶん、配合エサの粒子や匂いにつられてクロが反応しているのだと思う。後は手返しで拾っていく作戦でやっているうちに、クロとアジのアタリの違いに気がついた。アジは道糸を「ビュッ」と持っていくのに対して、クロは道糸を「フワッ」と持っていくアタリで、大きめのサシエを付けて多少アジが引っ張ってもサシエが針に残るようにし、アジのアタリがあってもあわせずにそのまま流し、クロのアタリのみあわせた。

 

 この釣り方でなんとか 25 ~ 30 ㎝クラスを7匹揃えてリミットメイクし入賞することができました。やはり、道糸にアタリが出やすい全層水平ウキだからこそできた釣りだと思いました。

みなさんも試してみる価値はあると思いますよ。


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