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キザクラフィールドモニター
【Field Report No.140529 reported by 伊藤 公之(TESTER)】

kurodama
黒鯛とったどーっ!!

今年も重苦しい気持ちの中、田んぼの作業がスタートしてしまった。
この作業の中でも種まき~田植えまでの間は気持ちもブルーであり、釣りの事など思い浮かべる事すら難しい程、
気持ちの小さい自分にとってはとぉ~っても嫌な時期である。
そんなゴールデンウイーク後半のある日、忙しい農作業にポッカリと何もする事が無い日が出来たため、急遽、嫁さんと
一緒に釣りに行くことになった。 とは言え、稲の苗がある時期は早朝から釣りに行くことは難しく、夜明けからせっせと
農作業と釣りの準備を済ませ、9時半頃にようやく出発したのであった・・

仲間から浅場で釣れているとの情報より、秋田県南部に位置するにかほ市の海岸へと向かったのだが、
釣り場に着いたのは既に10時過ぎ、やはり釣り場には先に釣りをされていた方が4,5名いたため、嫁さんの事も
考慮して波打ち際から釣りを開始する事となった。  ちなみに、嫁さんは釣りではなくカメラマンをしてもらいました(-_-;)
※後で聞いた話で、先行者数名の釣り人の方は同じクラブの方だったとの事・・・小心者で人見知りな自分は声を掛ける
  事が出来ずにすいませんでした。

この場所は砂地と海藻が混在する浅場であり、先に釣りをされている方が釣られているポイント近くまで、自分の釣り座から
約40m程だったので、足元近くから広範囲に探りを入れるため、迷わず大知60LLの0シブをチョイス!!
ここのポイントは自も初めての場所でもあったので、海藻と砂地の境目を中心に釣りをする事と決め、数か所にポイント
が、出来る様に足元から40m付近にコマセを打ち込んで、魚の反応を見る事とした。
今回の仕掛けは、1.5号のラインに1.2号のハリス(浅場のため1ヒロ)、大知60LLの0シブとガンクッションのJ6でスタート。
数投した時点から付けエサの生オキアミが残らない状況となったため、先に作っておいたポイントへとローテーション
させながら釣りをしてみたがエサが残らない状態が続いた。
念のために持って来たオキアミの加工エサと練りエサもローテーションに加えながら釣っていると、練りエサは何も反応が
無く、加工エサは生のオキアミよりもエサ持ちが良い事が判明。
この時点で約1時間が経過したいたが、ようやくラインを引っ張る魚に2,3回遭遇するが合わせても鈎掛かりせず・・
時折吹く強めの横風の影響でラインが引っ張られ、コマセと付けエサが同調させにくいためウキを0シブから0へ変更、
ハリスに5号のジンタンを追加してウキ下を重めにし、ウキにテンションをかけてラインへのアタリをもう少し明確にする
狙いへと変更した。
変更後の第一投、40m付近へ仕掛けを入れてからラインを直線的に水面へとメンディングして穂先のラインの弛みを
ジッと見ていると僅かに引っ張られる。
少し間を空けて誘いをかけてみるとジワジワとラインを引っ張って行ったのですかさず合わせを入れるが針掛かりせず。
仕掛けを回収してみると生のオキアミよりエサが半分程残っている事から、加工オキアミのみに付けエサを絞り、再度
同じ場所へ投入する。
1分程してから、またラインがジワジワと張り気味になったため、少しだけラインを送り気味にして待ってみると、どんどん
ラインが引っ張られる様になった。
すかさず合わせを入れると、今度は重量感と小気味よい竿を叩く感じ・・ よし、ついに本命が来た!!
浅場のため左右に魚が走り釣り座周辺のごろた石や海藻へと潜り込もうとするが、竿を寝せ気味で回避し魚を早めに
浮かせ、タモに収まったのは45cmの銀鱗映える綺麗な黒鯛であった。
タモ入れ後、同ポイントにコマセを2,3杯入れて次の魚に備える。
早々に写真を撮り終え、針を結び直して同じポイントへ仕掛けを入れる・・すると、またしても同じ様にラインが引っ張られ
2尾目を追加した。
事前情報では午後から釣れている事だったので、まさしく時合の到来らしく、ほぼ連チャンで計5枚の黒鯛を釣って
久々に楽しい釣りを満喫し納竿とした。
普段は男鹿半島の水深のある場所で釣る事が多く、今回は半信半疑で浅場での釣りであったが、この様な釣り場では
自重があり、どっしりしたタイプの大知60がジャストフィットする事を改めて感じさせてもらったと同時に、秋田県の海岸も
砂浜が多い事から、今後試してみようと思っている渚釣りの感触を感じた釣りとなった。

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