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【Field Report No.101103 reported by 永松 浩樹(TESTER)】

平成22年11月3日(水曜日)  潮汐:若潮  天気:風あり

釣行場所:長崎県上五島小値賀沖-平島

 

 上五島にデカヒラマサが大挙して押し寄せてくる季節になると仕事が手に着かず、11月3日に向かうと絶好調の情報が広まっているようで何処も人・人・人。前日から同クラブの野崎さんが有望ポイント【平島/ママコの地】を確保してくれていたので有り難い限り。

 

 午前2時前に上礁して朝5時半まで高台で爆睡。うっすら明るくなって仕掛けの準備をする。

 

 強風が吹いている上、極太道糸を使用することからウキ1個の重量では遠投が出来ないので、GTR/LL-Bを2個連結で使用する。またコマセは集魚材なしのオキアミボイル8角のみで勝負する。

 

 

 潮は若潮ということもあり非常にゆっくりの流れで、しかも一定しない。朝7時過ぎてもアタリはなかったが、足下のサラシが沖に払い出したので、足下に大量のボイルを撒きながら潮の切れ目に仕掛けを投入。

 

 すると大きなGTR/LLが2個消し込むと同時に、スーパースペシャル体感ショックが来た。

 

 竿を両手で支え豪快にヤリトリする。尾長グレを遙かに上回るパワーとスピード,持久力を太仕掛けでねじ伏せて仕留めたのは70 cm 弱のヒラマサ。

 

 

 今年は小型が多いだけにそこそこ満足。

 その後は風が弱くなるとウキを1個に減らし通常の全層仕掛けに戻したり、浅タナに浮いてきたときはハリスにアタリウキを付けたりして、午後2時の納竿までに4本のヒラマサを仕留めることが出来た。

 今回はどこの磯も絶不調で、遠投上カゴ仕掛けでは小さいアタリをキャッチ出来ずに貧価で終わった人も居たようだ。こんな場合はデカくても繊細な釣り方の全層釣法が有効ではないかと思う。

 10月中旬より平戸~五島一帯では2.5~10キロのヒラマサやキハダマグロがバンバンヒットしてくる。『グレはまだ小さいから』なんていう理由で磯を敬遠されている方は、夜の遠投カゴ竿・リールで十分なので一度足を運ばれては如何だろうか?。

 

 

仕掛け

竿 :シマノ/ブルズアイ(アウトガイドモデル) 4号(4-520PTS)

リール:シマノ/バイオマスター 8000PG

道 糸:シーガー/リアルサスペンド遠投 8号

ハリス:サンライン/ブラックストリーム 12号

ウキ他:KzGTR:LL-Bを2個セット クッション水中:LL カラーストッパー:M

小型アタリウキ:極-B(浅タナ時のみ) サルカン:4号

 ハ リ:オーナーばり/カットヒラマサ:12~13号

 

 

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