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【Field Report No.100314 reported by 永松 浩樹(TESTER)】

平成22年3月14日(日曜日)  潮汐:大潮  

天気:曇り  渡船:角崎商店

釣行場所:長崎県佐世保市南九十九島-長南風島

 

 

3月。グレのシーズンが終わり、チヌへと季節は移ってきているが、何故か天気が悪い日が続き2週間も釣りに行けていないのでウズウズしてきた。

そこで釣れないグレを釣るより、釣れるチヌを釣ろうと思い、チヌ釣りのホームグラウンドである南九十九島に向かうこととした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


午前6時、角崎商店の小さい船の方で出航。渡ったのは外海に近い長南風島。まずはコマセ作りだが、量 ( オキアミ4角,集魚材6袋 ) がチョイ多いため4分割して作る。作った後はポイントに150杯ほどコマセを投入してゆっくり仕掛け作り。なぜ大量のコマセを先打ちするかというと、湾内は佐世保沖磯より随分魚影が薄く、グレなどに比べチヌはコマセへの反応が遅い。また警戒心が非常に強いので、時間を掛けて警戒心を和らげる意味もある。

 

 仕掛けは今春に発売予定のV-DashシリーズのマグナスTP00を使った全層底這わせ釣法で望む。

九十九島湾内は潮流が非常にゆっくりなうえ、干潮時に水深7m前後しかない場所が多い。このため細々とタナ取りをするより、全層沈め/底這わせ釣法の方が簡単にチヌを釣ることが出来る。簡単ではあるが気を付けることもある。それは次の通り。

①回収時は道糸を1~2mほどゆっくり巻き取り、根掛かりの確認をします。根掛かりしていれば慌てずに優しく軽くシャックってやると結構外れます。

②底に着底したか、してないかは、根魚の有無やハリに付いた藻や海草で判断します。

③水深が浅い場所では、Jクッション水中などのオモリが付いた潮受けを使うと根掛かりすることがあるので、クッション水中を使用した方が良いです。

そんな釣り方でアラカブ連発↓↓。そこでツケエをアラカブが喰わない ( と思う ) ダンゴに変更!。このダンゴを使った全層沈め/底這わせ釣法で気を付けることは次の通り。

 ①着底したダンゴに5分間反応がない場合、糸を1~2mほどゆっくり巻き取り、根掛かりの確認をし

ます。根掛かりしていなければ、軽くシャクってツケエをチヌにアピールします。

 ②シャクった際は道糸を出さずに弛んだ分だけ巻き取り、仕掛け全体に張りを持たせます。

 ③この一連を2~3回して反応がなければ回収します。

この釣り方で、夕方までに50.5 cm と42 cm のチヌをGET。『あんまり釣れとらんとに、こん釣果は立派よぉ』と船長に言われホッとした。ちなみに繁殖がグレに比べ悪いチヌは産卵間際のため、写真撮影後に海に戻しました。

 

追伸、更にこの全層沈め/底這わせ釣法を進化させる方法は以下の通りです。

①潮流があまり無く、浅い場所 ( 干潮時で水深7m前後 ) に限りますが、ハリスの上30 cm にクッション水中Lをセットすると目立つためチヌへのアピールになり、僅かな潮流でも潮受けが受けてツケエが踊ります ( 釣れない時、この方法で今まで多数のチヌをGET ) 。

②ハリも重要で僕が愛用するオーナーばりで言えば、潮流がない場所では超軽量な【競技チヌ】。緩い潮流の場所ではこの春新発売の【インホワイトチヌ】。潮流が早い場所は【ウルトラ競技チヌ】。ハリの選択によって根掛かりの原因や食いの違いが明確に出るのでお試し下さい。

仕掛け
竿 :シマノ/NEW 極翔 硬調 黒鯛 0.6号
リール:シマノ/BB-Xテクニウム-C3000DXG
道 糸:キザクラ/全層フリーダム フロート-1.5号
ハリス:キザクラ/全層アグレ-1 . 5~1.75号
ウキ他:キザクラ/V-Dash K`s Magnas TP-00,カラーストッパー-Sクッション水中-S,カラースイベル-10号 ( クッション水中と合体 )
針 :オーナーばり/競技チヌ-3号
マキエ:ヒロキュー/SB制覇チヌ4袋,チヌ煙幕2袋,オキアミ4角
連絡先 渡船 : 角崎商店 
 連絡先 : 090-7680-6717出港地 : 長崎県佐世保市鹿子前  料金 : ¥2,500円(別途駐車場代が300円)
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