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【Field Report No.090409 reported by 大野 正(TESTER)】
 6月14日、15日と山陰の釣り、kizakura TVの取材で隠岐の島の島前 エリアに向かった。
 島前エリアへは、フェリー、チャーター船の移動手段があり、今回はチャーター船の「浜吉丸」さんにお世話になった。
 今年の山陰エリアは水温の低下により、魚の活性が遅れており、昨年の同時期からすれば、想像も出来ないくらい厳しい現実となっている。
 そんな中で、今回初日に降りた磯は「大森島・北の鼻」。過去の実績から言えば、グレ、真鯛ともに申し分ない実績ポイント。

 朝4時に港を出港し、4時半、実釣スタート。日の出と共に正にゴールデンタイム、期待を膨らませて数投・・・柴原さんにも僕にも、反応無し(涙)初めに顔を見せたのはベラ。その後も、ベラ→サンバソウ→ベラ・・・

 

 「仕掛け、入ってるのになぁ~」と、少しずつ釣り座を移動しながら、ようやく、ゴールデンタイムも終わった頃、25cm前後のグレが単発でアタリ始めたが、サイズが伸びない。

 気が付けば、足元にはエサ取り(スズメ・アイゴ・タカベ・ウマヅラ)、しかし肝心のグレは全く見えない状況。沈黙の時間だけが経過していた中で、沖を狙っていた、おまつさんが大きく竿を曲げた。

 

 一目で大型の真鯛、しかし残念ながら、ハリスを飛ばされてしまった。僕も、沖を攻めると、その一投目でこれ大型の真鯛と分かる重量感。竿を持つのがやっとで、結局秒殺(涙)おそらく、おまつさん、僕に来た真鯛は楽に70センチ~90センチ級はあったかなぁ~。


 ハードタックルに柴原さんと持ちかえて、再度狙うも、結局その後は真鯛からの反応は無かった。グレタックルに持ちかえ、グレを狙うも反応は少なく時間だけが経過していった。結局初日は、グレ25センチ~36センチが20匹前後。期待の夕方の ゴールデンタイムも何も起きなかった。

 2日目、向かった磯は「星神島」。島前エリアの最北端の磯で潮通しも良い一級磯。


 ここでも朝のゴールデンタイムは何もなく、半日しかないこの日、磯変わりを視野に入れかけていたその時、僅かに潮の流れが変わり、今まで無かった魚からの反応をキャッチされた柴原さんが、次の一投で大きく竿を曲げた。

 やり取りの中でグレと確信され、姿を見せたのは日本海側では良型の40センチのグレだった。

 その後は全く続かず、ワンチャンスを退かさなかった、さすが柴原さん!!の釣りでした。

 

 結局、この磯にも見切りを付け、最後に降りた磯ではイサキ、イシダイ、最後の最後でやってしまったウマヅラと、不完全燃焼とは言え、日本海エリアらしく、様々な魚
種と出会えた2日間でした。事前情報通り、遅れ気味の日本海側エリアだが、きっと、これから最高のシーズンを迎えてくれるはずです。

今回のタックル
ロッド 1.5号
ライン インパルスセミフロート2.5号
ハリス ハリスト2号
ウキ V-Dash MagnasTP 00(バランサー少々) ガンクッションJ6

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