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【Field Report No.101205 reported by 秦 鉄也(TESTER)】

 今年5月に発足した『CLUB KIZAKURA 大分』。

 発足記念釣り大会・秋の大会を開催し、今年三つ目のイベント『実釣講習会』をリーダーの関淳二氏が企画準備を進めていた。準備万端、あとは当日の天候のみだったが、リーダーの家にご不幸があり、急遽アドバイザーの私とメンバーの阿南氏が引き継ぎ、何とか当日を迎えた。

 米水津小浦港の『功明丸』の朝5時の便に集まったのは9名。向かう磯は『横島3番』。超A級ポイントの当番瀬だ。

 ここはせいぜい6~7名の釣り場なので、当日講師役となったキザクラフィールドテスターの浜田氏と私は初めは後ろから見守り、7名のメンバーはウキが見える明るさになってから1時間半、自由に釣ってもらう。

 潮は本命の満潮がいい感じで流れている。今にも食いついてきそうだが、アタリは散発的だ。結構流れがきついようだ。

1時間半が過ぎ、実行委員長代理の阿南氏より、「それでは講習会を始めます。お二人に釣ってもらいます。30分で3枚はお願いします!」とプレッシャーのかかる言葉でスタート。

 

 本日の私のタックルは、『凌 0』の半遊動とした。というのも、流れが結構きつそうだが、活性は高いとみて仕掛けが入り過ぎないようにタナを設定して、しっかり張りを作ろうという計算だ。そこで道糸とハリスの直結部分にジンタン4号、ハリ上20センチにジンタン5号を噛みつけた。

 1投目はアタリは出たが針がかりせず、2投目。マキエを打ちその潮下3メートル付近に仕掛けを投入。追いマキエをバラケさせてウキの潮上に打つ。張りを保ちながら流していくと、「バチバチ!」と体感ショックのアタリ!

 気持ち良く竿を曲げてくれたのは32~33センチ級の口太グレだ。浜田さんも1投目から竿を曲げている。二人して交互に竿が曲がりどちらも3連続ヒット・・・

 クロは真っ青に色が変わり、活性が高くなっていることがわかる。ここでポイントをメンバーに譲り、後ろからアドバイスを送りながら釣ってもらう。

 ベテラン組はさすがにバリバリ釣っている。入門者組もポツポツながら竿を曲げクロを追加していくようになってきた。

 

 

 かご釣り専門だったKさんに何とか沢山釣ってもらおうとつきっきりでアドバイスを続けると、だんだんアタリが取れるようになってきた。

「頑張って今日は10枚、釣りましょう!」の声かけに「え~、それは無理でしょう!」と言っていたが納竿の3時過ぎにはきっちり10枚を釣ってにこにこ顔になっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 「楽しかったです!」の参加者の声を聞いて講師役の浜田さんと私は胸をなでおろした。

 この日は他の磯ではパッとしなかったようだが、ここ横島3番は別格で、全員安打でしかも、ほとんどが二ケタ。半数以上が20枚以上の釣果も上げ、大満足の講習会となった。

 

 私も時間にして半分くらいは竿を出し、20枚キープ。型こそ30~35.6センチと不満は残ったが、これぞクロ釣りという釣りを楽しめて私にとっても満足の釣行となった。

 『CLUB KIZAKURA 大分』では今後もこのような企画を続けて、メンバー相互の親睦をはかりながら、釣技アップやマナーアップに貢献していきたいと思っている。

 

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