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【Field Report No.100220 reported by 高橋 新吾(MONITOR)】
 土日アングラーの私にとって、国際フィッシングショーが終わった翌土曜日は、磯の上に立ちたい気持ちがピークとなっていました。

 新製品を想像して風が無ければ「凌」を使うか、風が強かったら D.SUS Ⅱ& D-Win のコンビか・・・今月の例会が天候不良により中止となった為、余計期待に胸が膨らみます。 西風強の予報でしたが前日の昼過ぎには出船が決まり益々気持ちが高まってきます。横浜真ぐれ会の仲間 8 名と港で合流して出船です。 港を出てすぐは風もなく船は滑るように走りだしましたが沖に出るとやはりうねりはきつく場所限定となってしまいました。私たちは全員で本場 1 号に降り立ちました。 普段この場所は船着き場を中心に左右に並んで竿を出せる所ですが当日は足場を波が荒い全員が立つ事が出来ず、私は端にあるワンド側に釣り座を構えます。 目の前は沖から入る大サラシとワンド奥から戻るサラシがぶつかりかなり洗濯機状態でした。

仕掛けをしっかりと落ち着かせる為に黒魂スイッチ 3B をセレクトしハリスにジンタンを段打ちにしてタナは 1 本からスタートです。 数投しても全くエサが無くなりません。じょじょにウキ止めを深くして 1 本半の所でようやくエサにかじられた跡が残り、流しこむ場所を変えたりコマセを打つ場所を変えたりと工夫してやっと 36 ㎝の口太を釣りあげました。

しかしその後はパッタリと魚信は遠のいてしまい 2 時間位が過ぎても、サラシは強くなる一方です底潮もかなり揉まれている状況と感じ遠投 40 0.5B にパワフル水中 0.5 をセット。下ウキのパワフルは体積が有り潮受けもよいのでガン玉よりも多少静かに緩やかに沈んでいきます。ジンタンも打っているので馴染むと今度は上ウキがゆっくりと沈んでいきます。この沈み具合ならコマセと同調している時間が少しでも長いはずです。 遠投 40 は視認性もよく、かなり深く入ってもはっきり目視が出来ていました。高場から釣っていたので多少の糸フケを作っていましがその糸がスーッと走りフケを取るためリールを数回巻いて、合わせると穂先は下を向いたままでグーッと重量が乗ってきました。 深場から浮かせてタモ入れされたのは 42 ㎝の口太。  

その後も同様に攻めたものの結果は 35 前後が 2 枚ほど、船長に聞いた所、前日は 15.8 度だった水温は当日 14.8 度に下がっていたとのことで普段はエサ取りを嫌っているのに、こうもエサが長持ちすると逆に我慢の釣りとなりましたが会心の 1 尾に満足の 1 日を終えました。
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