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【Field Report No.15226 reported by 寺下 浩平(MONITOR)】

2月8日に串本の大島に釣友2人と、日本グレトーナメントの予選に出場するために出かけた。
会場の大島港に4時頃に到着すると、沢山の参加者の方々で賑わっています。 受付けでエントリーを済ませ、クジを引くと19番でした。 競技説明があり、この日は天気が悪く波も高くなる予報なので竿納時間が1時間短縮となった。 今回参加者の方は70名弱で、浜勝、芝、小川渡船さんの3隻を使用し予選通過は各船の船内2位までに入らなければならない。

私は浜勝渡船へ乗船、6時20分に出船し船の水温計を見ると17.6度とこの時期にして は高い。向かったのは須江の湾内磯フダノサキの北側に18~19番の二人で渡礁した。 18番の方に優先権があり、船着きの先端部に入られ、私は向かいの先端部に 釣り座を構えた。 この日、用意したマキエは生オキアミ3キロ2枚にアミエビ2キロとダイワ浮かせてOK グレ1袋にグレど遠投3袋をよく練った物と、雨の予報だったので練らずに粉状のまま にしたものを使用した。 タックルは、水温も高いので浅い棚をイメージしウキはキザクラのパンサーの0号で ミチイト1.5号、ハリス1.25号 針はキザクラの激刺グレ4号をセットした。 小雨の降るなか7時に競技開始、足元にマキエを撒き、仕掛けを竿2本先に投入した。 水温が高い為に餌取りの魚も活性が高く1投目からサシエをかすめ取られた。 暫く、同じポイントを攻めるが釣れてくるのはキタマクラに厄介なアジが釣れてき た。。

沖はマキエを外してもアジが釣れてきたので、場所を休ます為に狙いをサラシの際と 磯際に変更しウキもパンサーのBに変更した。 磯際にはアジはこないものの、大量のネンブツダイが目で確認できる。 マキエと外し狙うが直ぐに餌取りに取られてしまい時間だけが過ぎてゆくなか、相手 選手が20センチクラスの本命を釣りあげた。 暫く休ませておいた沖に仕掛けを投入し、手前へ多めにまきピンポイントに仕掛けに 被せると、ウキがゆっくりと海中に入り釣れて来たのはまたもやキタマクラ。 暫く打ち返していると、先程沸いていたアジが姿を消したので、狙いを沖の浅棚に定 めた。。

ウキをパンサーの01に変更し20メートル先に投入しマキエも被せると、馴染むと同時 にゆっくりとウキが海中に引き込まれた、反射的に合わせを入れるとズシッと魚の重 みが伝わってきた。慎重に手前まで寄せ、足元の根に2回程の突っ込みに耐えて無事 タモに納まったのは貴重な39センチのグレ、直ぐに同じポイントを狙うが後が続かな い。場所交代の直前に相手選手が20センチクラスを追加していた。 後半戦に入り私は船着き先端に釣り座を構えた。状況は変わらず磯際はネンブツダ イ、沖はキタマクラが停滞している。 磯際に仕掛けを張り付け狙うがベラにネンブツダイが連発した。 次に沖のサラシの払い出しにのせ流していく。この頃から雨は止んだものの強い西風 が吹き付けてきた。。

風と潮の流れが逆な為に釣りずらくラインもとられ、ウキが上滑りする。 ウキをパンサーの0に変更し、少しマイナス浮力にし海中に漬けて再度、浅棚を意識 し流して行くと、20メートル先でゆっくりと沈降し、反射的に合わせを入れるとグレ 特有のシャープな引きで慎重に取り込んだのは26センチのグレ。 再度、同じポイントを狙うが後が続かない。 磯際、沖の浅棚、深棚、攻めるがグレからのシグナルはないまま1時の納竿時間を迎 えた。 港に戻り番号の若い順番に検量していく。全ての検量が終わり結果発表。厳しい状況 ではあったが私は運が良かったのか浜勝渡船の船内2位で予選を通過する事ができ、 決勝大会への切符を手に入れる事ができ た。

当日のタックル
竿:トーナメント1.25
リール :トーナメント2500HLBD
ウキ: パンサー01~B
ミチイト :黒魂フロートライン1.5
ハリス :ハリストMG 1~1.25号
針 :全層激刺グレ3~6号

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