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【Field Report No.130225 reported by 山田圭介(TESTER)】
やまだ 「53.7cmの尾長を黒魂アクセルで獲る」

釣行場所:上五島 白瀬
釣行日:平成25年2月14日
(中潮:干潮5時00分・満潮11時)
渡船:(浜本釣りセンター アクアライナー)


世の中はバレンタインデーで盛り上がる2月14日、平戸の西浜港から浜本釣りセンターのアクアライナーに乗り込み、上五島へ…。
1時間30分程で白瀬灯台に到着し「4番半」に上礁した。勿論、ターゲットは大型の尾長である。東の空が薄っすらと色つき始めた頃から仕掛けの準備に取り掛かる。釣り座自体が少し奥まった場所に位置し、回り込んで吹きつけてくる横からの強い風、そして高い場所から竿を出すことになるために遠投性に優れ、潮乗りが良いウキが重要となってくる。そこで入口が4φ、出口が3φに設定され糸落ちが良い黒魂アクセル(B)をチョイスした。
また、このウキは余浮力が少なく感度に優れているウキとなっている。

左側から沖へと払い出すサラシに仕掛けを投入し深いタナまでツケエを送り込んでいくとイサキが連発、払い出す先端でツケエを浮き上がらせると40cmオーバーの尾長がコンスタントにヒットしてきた。
満潮直前に沖の方で右から左へと良い感じの潮が流れ始めた。
小白瀬の四畳半と左右で竿を出している釣り人のマキエが集まる場所にツケエを送り込めるように仕掛けを遠投し流していく……。
すると…潮のヨレに黒魂アクセルが差し掛かった時であった。
アクセルが視界から消え、凄まじい音と同時に「バチバチ体感ショック」に見舞われた。

ベイルを起こし、やり取りを始めるが一発目の走りをなかなか止められない。
道糸にテンションを掛け、竿の弾力で向きを変えた瞬間…今後は一気に足下に向かって突っ込んでくる。
足元の左側にはハエ根が突き出し、その下はオーバーハングになっており、そのハエ根をくぐって左側のワンドへ走る。
その動きに合わせてハエ根に道糸が触れないように交わし続け、ようやくサラシの中に大きな魚体が浮かんできた。
サラシに魚体が煽られ四苦八苦しながらも53.7cm、2.2kgの大型尾長がタモに納まった。

これからのチヌシーズンそして梅雨グレシーズンとフカセ釣り師にとっては忙しい時期に突入していきますが、この黒魂アクセル…糸落ち、遠投性、操作性そして感度も良いウキとなっております。
手元に準備してもらえば…困難な場面に遭遇した時にでも黒魂アクセルが強力な協力をしてくれることでしょう。
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