クラブキザクラ広島第64回定例会【丸山真治】 - ウキのキザクラ

Field Report

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クラブキザクラ広島第64回定例会【丸山真治】

1月19日 クラブキザクラ広島第64回定例会を広島県安浦沖の磯で開催しました。

2025年初の定例会ということもあり、クラブメンバーと新年の挨拶を交わし和やかなムードで開会式を開始しました。

今大会は参加者20名でチヌ2匹、真鯛1匹の長寸を競います。

呑舟丸様にお世話になり、港を出港。

私が降りたのは小熊島の西面。

かけ下りや地形の変化に居着くチヌを広範囲に狙い、縦の釣りをイメージし選んだウキは、黒魂BS自立2B。

黒魂BS自立

潮の流れに合わせ、仕掛けが浮き上がらないよう、ガン玉も重ために調整を行います。

BS自立は細身形状の為、潮の抵抗が少なく、なおかつ、ガン玉調整で重心を低くすることでより安定性が増します。

視認性と感度が良いので、遠くまで流し込んでも小さなアタリを逃しにくく、速い流れの中で潮流を受け流し、食い渋るチヌに食わせる間合いを与えることができます。

自分の立ち位置から、50〜60mほど流れた付近で潮目ができ、地形の変化を感じました。

マキエはパラパラと仕掛け投入後も一定間隔で打ちます。

すると予想通り、60m流した辺りでアタリ!

30㎝程の本命を釣ることができました。

その後も同じパターンで仕掛けを流すと、今度は真鯛のアタリが連発。30〜45㎝までの真鯛が食ってきます。

満潮が近づくと、速かった潮もほとんど動かなくなり、同時に魚の気配も無くなりアタリも遠のいていきました。

より自然に違和感のないアプローチをイメージし、ガン玉を外し、BS自立0に変更。

サシエはマキエの中に入った原盤オキアミを使用します。

マキエ投入点や自分の立ち位置を一投ごとに変え、パラパラとマキエを仕掛けと同調させ、一つ一つ変化のある場所を見つけて探っていきます。

すると、わずかにBS自立のヘッドを押さえ込むアタリ!

なんとか2枚目を追加したところで納竿となりました。

さて、港に帰り検寸が始まります!
前情報では厳しい状況が予想されていましたが、たくさんのチヌが検量に持ち込まれました!

(チヌ2匹長寸)
1位 木村栄一さん 84.8㎝(45.0㎝、39.8㎝)

2位 藤原健司さん 82.7㎝(44.3㎝、38.4㎝)

3位 鳳利博さん  82.4㎝(41.8㎝、40.6㎝)

(チヌ大物賞)
木村栄一さん  45.0㎝

(真鯛賞)
土井真吾さん  51.7㎝

という結果となりました。

優勝の木村さんは黒魂R2を使用し撒き餌との同調
仕掛けの沈下速度を考慮しうまく好釣果に結びつけておられました!

今年もクラブキザクラ広島年間チャンピオンを決める戦いも始まりました!

昨年度優勝の宮永さんに挑み頑張っていきたいと思います!


レポート 丸山真治