Field Report

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さすが深島!初釣りでグレ入れ食いの爆釣モード 大分県南蒲江

寒波の中迎えた令和三年正月休みの混雑を避けて一月四日~五日で今年の初釣りに大分県南部深島に釣友と出かけた。四日早朝、蒲江町竹田屋の駐車場は満杯で三日からの瀬泊り客がかなりいるよう。

今日の見回り船は我々を入れ15名で、大きな方の船に荷物を積みこみ出港。20分ほど走り深島到着。

最初に我々が先客に手伝いしていただき沖磯のツバクロに無事瀬上り。先客は昼で帰られるようで、ラッキーにも我々は昼から竿出しできる。先客は前日から竿を出されていたとのことで、クーラーは8分目くらいグレが入っている。しかも良型が多い。

バタバタとテントを張り終えマキエ作り。オキアミ生1.5角、ジャンボアミ1角、パン粉2キロをよく混ぜた。

次に仕掛け作り。竿1.5号5.3m、道糸全層フリーダムセミフロート2号を巻いたリールをセット。ウキはZ-Motion(ジーモーション)Bのイエロー、全層ハリスト1.5号2ヒロ、全層激掛グレ4号、ヨリモドシの下1mにカラーガン太君3号を打ち準備完了。

早めの昼食を済ませているところ「やめました」と先客の言葉にポイントに立ったのが午前11時。干潮が15時50分の中潮、潮は釣り座前方にのびるサラシからわずかに右へ流れている。

緩いサラシの際にマキエを打ち仕掛けを入れる。2投目、ウキがゆっくりと水中に視界から消えたところで軽く合わせるとグーンと竿に乗った。初釣りの一発目はキロクラスの口太。

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初釣り1投目はキロクラスで、幸先いいスタートを切りました。

二人でポツリ、ポツリと竿を曲げていたが、5~6匹ほどキープしたころより、流れが止まり休憩タイム。ようやく潮が動き始めたのが15時前。

釣り開始 早々、ウキが勢いよく消し込まれ上がったのは700gほどのイサキ。うれしい外道はシメてクーラーに。

グレがポツポツと釣れていたが16時を回った頃よりアタリがなくなったので明日に期待して早めの納竿。

密を避けた二人の新年会後、活き鯵を背掛けに自作仕掛けで水イカを狙うがアタリはなく、早々テントに入り入れ食いの夢の中。

明けて5時過ぎ、水イカを狙いながらテントを片付け終わったころなんと雨。慌ててテントの上だけ出して潜り込み雨宿り。

瀬泊りの釣り人二人が瀬上がりを済ませたころ、ようやく雨も上がり釣り座に立つ。  

3投目、ウキが消し込まれ竿がギューンと曲がるが、足元まで来て針外れのバラシ。どうも食いが悪いのか次もすっぽ抜け。                         

そこで針を3号に変え、再度流せば今度は竿引きのアタリで800g級の口太をゲット。4~5匹同サイズを上げたところで潮が止まり、その上北風がかなり強くなったため一休み。

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さすが深島。800g前後の数釣りを満喫できました。

風が少し治まったところで釣り開始。潮が緩く深島向けに流れ始めている。1投目より竿引きのアタリで口太をゲット。それから3時間まさに入れ食い爆釣モード突入。クーラーはみるみる口太で埋まっていき、かなり早めの納竿とした初釣りだった。                                                             

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今回使用した寒グロシーズンの強い味方。Z-Motion(ジーモーション)イエローと全層ハリストです。

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久しぶりに良型の入れ食いを堪能できました。これだから深島通いはやめられません。

さて、今からいよいよ寒グレ本番を迎え数、型、ともに好調となっていく深島。一度入れ食いをたのしみませんか。                                           

深島へは蒲江町より正福丸、竹田 敏夫船長、貴彦若船長、が乗り合い一人6000円で渡してくれますよ。                                               

*ポツポツではありますが石鯛も上がっていますよ。

 

レポート/藤田 浩