Field Report

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爆風の中でも大満足 瀬際で良型クロ乱舞! 大分県深島

前回の釣行からなかなか釣行できなかったが、ひさしぶりに蒲江町の竹田屋に予約の電話をいれると出れば釣果はまちがいないよとの返事。

2月17日、18日の瀬泊で蒲江町沖深島に釣行した。 17日朝の見回り船には瀬泊2名、日帰り6名の8名。

深島到着後、ソーノハエ西に瀬泊を1名、八幡宮に日帰り組を2名、沖の地蔵に2名と降ろし、私は沖磯ツバクロに無事瀬上がった。

先客に釣果を聞けば、北西の強風の中そこそこの釣果で、前日の夕まずめなんとか2ケタをキープしたとのこと。

今日も早朝からクロのアタリがあるとのこと。明日は風も少しは落ちるとのことで早々テントを張り一休み。釣り座には北西の強風がもろに当たっている。

そんな中でも先客はポツポツとクロを上げている。早めの昼食を済ませてテントで爆睡。

先客の『そろそろやめますよ』の言葉でテントよりはいでて、マキエ、仕掛けの準備。マキエはオキアミ生1.5角、ジャンボアミ1角、パン粉2キロをよく混ぜた。仕掛けは竿1.5号5.3m。

道糸全層フリーダムセミフロート1.75号、ハリス全層ハリスト1.5号を2ヒロ半。針は層激掛グレ3号、ヨリモドシの下50cmにガン太君3号、ジーモーションBのイエローをセットした全層仕掛けとした。

先客が帰られた後釣り座に立つがあまりの強風に一度も仕掛けを入れることなく早々夕食の準備とした。

だが、なんと風が次第に西に回り始め強風でコンロの火もつかず早々僅かな食糧と、アルコールを持ち、テントの中に。すぐにめちゃくちゃ寂しい夕食をすませ寝袋に潜り込んだ。

夜中かなりの強風で目を覚ましながら、ようやく朝を 迎え朝の見回りで瀬泊の釣り人を上げた後釣り開始。

風はそれほどではなく、5~6匹ほどの口太をキープ。しかしそのころより強烈な北西の風が吹き始め竿を振るのもきびしい状況。もしかして昨日より強い風かも。しかし毎回ツケエはなくなる。でもアタリはでない。                      

そこでウキ下を1.5ヒロとしてアタリウキ攻のBイエローをセットした。                                                      

一投目、竿先までくるアタリでキロオーバーの口太をゲット。             

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今回使用したタックル。中でも小型アタリウキが活躍してくれた。

それから正面からの爆風のなかまさに入れ食いが始まった。

アタリがあるのは、竿先というより竿の下。ほんの磯際でがんがん食ってくる。ただタモ入れが大変。爆風のなかのタモ入れはめちゃくちゃ厳しいが、納竿時間のかなり前には大型クーラーは満タンとなり早めに竿を畳んだ。            

爆風の中、2段ウキ仕掛けでの入れ食いはとても楽しかったが、次回は好天での釣りがしたい。                                                

P1030409

良型がクーラー満タンで大満足。さすが深島。

※渡船は蒲江町より正福丸、竹田敏夫船長、貴彦若船長が、乗り合い一人6000円で渡してくれます。

レポート/藤田浩