Field Report

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状況に合わせてのウキ交換がカギ 南伊豆須崎

昨年同様、今年もクラブキザクラメンバーの清水さんと二橋さんと、南伊豆の須崎の磯へ行って来ました。二橋さんは今年も須崎の磯が初釣りで、良いスタートにして貰いたいなぁと思いながらの釣行でした。 当初は神子元島に行く予定でしたが、悪天候のため出船しないと言う事だったので、すさき丸渡船さんに連絡し3名でお願いしました。                                                                                                                                      私は取り敢えず浜松まで行き二橋さんと合流し、清水さんは一足先に向かって沼津のトージン釣具で待ち合わせをして一路須崎を目指します。                                                                                   現地に夜中の2時頃到着し、出船が6時過ぎなので5時半頃まで仮眠しました。                                            朝、船長に挨拶をして3名でお願いしますと言って出船。磯は船長お任せで、冬場は人気磯の「尾山」に乗せて頂きました。                                                                                                                                           いつものごとく先に釣り座を選んで貰い…3人とも何所でも良いけど〜と言いますが、二橋さんが低場を選び清水さんが高場(壁)を選択し、私は残った船着きに釣り座をそれぞれ構えました。

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 当日の私の仕掛け 竿 VIP ISO AGS TYPE Ⅰ                             リール トーナメント競技LBD                                                   道糸 トリビュート礒1.5号                                                ウキ D-flatz53 P-01 i-style marcato 0シブ UZAWA D.SUS Macro 2B&ディンプル Macro 2B                                  ハリス EXハイパー 1.5号                                                   ハリ 全層激刺グレ4号                                               この磯はよく分からないので、手探りで開始します。基本的には紀伊半島でのタックルで挑み、いつもと同じ感じでスタートします。 渡礁後船長が『沖向きを狙って』と船長のアドバイス通りに釣り座を構え、スタートは普段から使い慣れてるD-flatz53 P-01を手前から流して様子をうかがいます。

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                                                                     アタリがないのでちょっとずつ距離を伸ばしていきますが、何の反応もなし。                                     約30mライン辺りには潮目が出来ているのでその辺まで遠投して暫く様子を見ますが、ラインに変化はなし…                                                                          それでもうちよっと待ってみるかと思い、感覚的に竿1本半から2本くらいまで入れてアタリを待ってました。進展がないので仕掛けを回収しようとするとへんに重たい。根掛かりかなと思った途端、急に魚信が伝わって来てなんだ居食いか!?とそう抵抗する様子もなく浮いてきたのは38cm位の口太グレでした。タモに入れた途端ハリ外れしたので、食いが浅いなぁと…                                                                 その後は同じように攻めていきますが、アタリもないのにハリがなくなります。                         わずかにウキに変化があるものの、合わせるとすでにツケエが取られているか、ハリごとないというパターンが続きます。                                                    どうやら…ショウサイフグがいるようです。サイズもそこそこでハリのサイズを6号まで上げてもハリ掛かりしないし、ハリスを2号まで上げてもアタリなく切られます。

こんな状況が2時間3時間と続き、ハリがいくらあっても足りない状況です。                            当日は偏光グラスを忘れてしまい逆光になるにつれてウキが見えないのでi-style marcato 0シブ(グリーン)に変更します。                                                  理由は、このグリーンはよく見えるからです。遠投しても沈めてもよく見えます。個人的には目が疲れないというメリットもあります。

 

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ウキは浮かせて仕掛けがゆっくり入るように、ガン玉を追加して再投入します。ウキを変更したおかげでよく見え、微妙なアタリやウキがシモっていくのがよく見えます。                                    ラインを張り気味にしてると、コツンと言うアタリを捕らえ、グレではなかったけど良型ウマヅラハギを追加しました。                                                         低場でやってる二橋さんも同じような状況でしたが、釣り開始から数時間後に待望のアタリ。引きからするとグレっぽい。初釣りの一匹目でグレで良かった。サイズはイマイチでしたが、幸先良い一年のスタートになりそうです。

清水さんの方は釣り開始一投目から小さいながらもグレのヒット。その後も釣れるけどサイズが上がらない状況が続いていました。

13時が回り潮が14時なので、そろそろ潮が止まり出す時間帯です。                                                                                                           その頃になると風の向きが変わり真横から吹いてくるので、しっかり仕掛が入る様に、UZAWA D.SUS Macro 2B&ディンプル Macro 2Bをセットし、2ヒロ半の設定です。                                      変更して一投目からウキをスパーンと消し込むアタリで、まさかのグレ!!しかも尾長だったのでビックリです。それまで全層でやって浅いタナから深いタナまでやっていたけど、こうも簡単にしかも明確なアタリが出ると言う事は一定のタナでしか食ってないと言う事だったのか…。                           その後も立て続けにアタリが出て、グレが追加出来ました。

3人で25〜40cmまでを11枚釣れましたが、ポイントもタナも毎回違うので 食わすのに苦労しました。そんな厳しい中でも、状況に合わせてウキを変えたのが釣果に繋がったと思います。 帰港後、船長と話をしましたが、狙うラインはやはり30mラインとのことでした。その辺りからほぼ90度で一気に深くなって、その根に当たって切られるケースが多いけど、潮がちゃんと動いてればよく釣れる場所だと教えてくれました。                                         釣行日 1/18 場所 須崎 磯 尾山 渡船 すさき丸渡船

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