Field Report

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赤貝のエサにも威力発揮 ズリ上がり防止のエサホルダー! 鹿児島県大隅半島内之浦 16.5番 レポート/徳田直之

鹿児島県大隅半島の内之浦はデカバン地帯として有名な釣場で、多くの底物師達が自己記録、日本記録を夢見て勝負をしに来る聖地です。

また内之浦は、どこのポイントでも大物が狙える事が魅力だと思います。

今年も60㎝超はポツリポツリと上がっており、70㎝クラスも単発ながら仕留められています。

2月24日は地周りの16.5番に初めて渡り、午前7時より釣りを開始しました。

徳田仕掛け図

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当日はA、Bの2か所から竿を出しました。

竿は2本出しで南側のAではガンガゼでチョイ投げ、北側のBでは赤貝のむき身で足元を攻めます。

ガンガゼ、赤貝ともに餌がずり上がらない様にハリスワイヤーに石師魂のエサホルダーをセットしています。

エサがずり上がり、ワイヤーを噛んで魚が走ってしまうとバラシに繋がってしまうので、固定出来て針掛かりが良くなるエサホルダーはとても重宝しています。

ちょい投げで攻めていたガンガゼは終始反応がありませんでしたが、Bの足元を赤貝で攻めていると、朝のフィーリングタイムで本命の石鯛をGETする事が出来ました。

大物ではありませんでしたが、3㎏クラスの綺麗なメスを手にする事が出来ました。

カウンター16で下げ潮時で7時頃ヒットしました。

黄色いエサホルダーで石鯛に強烈にアピールし、しっかり針に赤貝を固定した事で釣果に繋がったと思います。

16.5ポイント図

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エサホルダーの効果もあって、初チャレンジの16.5番で手にすることができた3㎏クラスの七本縞です。ビッグサイズではなかったけど、春磯到来を感じた充実の1枚でした。

相変わらずガンガゼを取らないので、赤貝の数珠掛けで攻めていた9時ごろ(下げ潮時)、カウンター25を攻めていると穂先が入りました。しかしこれは足の裏サイズのミニイシガキでした。

このときのハリは18号と大バリでしたが、完璧にジゴクをとらえていました。エサホルダーが赤貝のズリ上がりを防ぎ、ハリ周りにエサが確実に固定されていたのが、ズムーズな食い込みにつながったと思います。

獲物は小型でしたが、エサホルダーの効果を実感した一撃でした。

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赤貝のエサを付けて置き竿で攻めれる程度のエサ取りの状況でした。これから水温の高まりとともにガンガゼが主流になります。

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小型イシガキだったけど、18号の大バリに食いついてくれました。エサホルダーのお陰で赤貝がズリ上がらなかったため、しっかりジゴクをとらえたのだと思います。

今回のように、石師魂のエサホルダーや宙釣りゴムテンビン、遠投ゴムテンビンを使うようになって釣果を手にすることが多くなりました。昨年の秋だけでも宮崎、鹿児島の釣り場を中心に30~40枚は仕留めています。

イエローのカラーも効果的だと思うので、皆様も是非使用されてはいかがでしょうか。

内之浦の春磯は超ド級が狙えるので、これからも夢を求めて通いたいと思います。

レポート/徳田直之(宮崎市在住)