浮力表示

キザクラウキの浮力

キザクラの浮力は、社内で培った高い設計・成型技術により支えられている。
当社はそれを「A.M.R.製法」という形で結実させ、ウキというプロダクトに落とし込んできた。
プラスチック・ウレタンの単体製法と比べても、高い強度・浮力変化のしにくさは特筆される。
そして、すべてのウキ製品は標準的な海水(比重1.025)で検査され、日々全国・世界へと出荷されている。

 

特許製法だからこそ出来る浮力

キザクラ独自の技術「A.M.R.製法」。
高強度を誇るABS樹脂ボディに硬質発泡ウレタン素材を注入したソリッド構造を持つ。
これにより、ウキ全体の強度の向上、そして内部構造の均一化・安定化が可能になった。
この「ARM」ウキは、桐などの木製ウキ、単純なABS素材のウキと比較しても、高い精度を実現している。
まさにフカセ釣りのためのウキとして生まれた。

こうした技術に裏打ちされ、キザクラウキは高い精度・安定性・優れた操作性を釣り師の皆様に提供しています。

浮力の目安

キザクラのウキの浮力は、仕掛け分(J3)を加味した表示となっております。
ウキの表示の浮力の錘を付けて浮き、それ以上なら沈む。
釣り人に分かりやすい浮力表示となるよう、工夫しています。

浮力の分かりやすいB規格以上のウキはもちろん、全層釣法の代名詞といえる「0」・「0シブ」以下、「0000」規格にいたるまで、多くの規格を製作しております。

「0シブ」は「シブシブの0」という意味で、若干の残浮力を持たせています。ウキをシモリ気味に使いたい時にご利用ください。

「0」はJ3程度の残浮力を残しており、Jクッション水中やMクッション水中、ガンタッチ等を使っても、ウキを浮かせて釣りたいときにご利用ください。

「00」以下はマキエや、潮流速度に合わせて使用することで釣果アップ間違いありません。
チヌ釣りに必要な這わせ釣りも簡単に実現できます。

 

全層ホルダーの本体自重・水中負荷について

新製品「全層ホルダー60」や「全層ホルダーWR」のパッケージには、「本体重量3B程度」と記載しております。
これは空気中の本体自重であり、水中では浮力が発生するため、これより軽くなります。
「全層ホルダー」シリーズの水中重量(水中負荷)は、すべて「 J1程度 」となっております。
これは新旧の全層ホルダーは同じ負荷となっておりますので、いままでと同様にご使用いただけます。
ご安心してご使用くださいませ。

P規格

新技術A.M.Rにより浮力調整において従来よりも高精度が得られるため、鵜澤氏の求めにより新機軸としてP表示を用いた規格設定を採用しました。
P表示のPはプロタイプを表し、より上級者向けの浮力設定となります。
基準となる仕掛け分の重さを0.2g( J4相当) として、設定しました。

buoyancy001

通常の浮力表示とP規格との比較

基本的には、P規格は通常規格における規格の中間程度の幅を基準としています。
もちろん、時々の海水濃度によっても微妙に変化するため目安としてご活用ください。

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