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キザクラフィールドモニター
【Field Report No.11618 reported by 伊藤 公之(TESTER)】
『釣行日』 2011年6月18日
『釣り場』 秋田県男鹿半島門前 沖磯名:尾舘栗島 
『当日の仕掛け』 
・ ロッド:シマノBB-XSP NZ 1.5-53
・ リール:BB-X テクニウム 2500
・ ライン:メガフロート2.5号
・ ハリス:ハリスト2.5号
・ ウキ:釣り始めはD-SUSⅡのJ3+D-winのJ3にJ7のジンタンで浮力調整


釣行当日の約1ヶ月前から乗っ込みの黒鯛が最盛期を迎え、半月程前から真鯛ラッシュに沸いていた。 例年ならば最も真鯛が釣れる時期は秋磯なのだが、今年の春磯はいつもと違う一面を見せているのである。 ついに最大長寸90cmを筆頭に、70、80オーバーの真鯛が多数釣れているのだ。 しかしこの1ヶ月間、海は全く荒れていない事に加えて、時折入ってくる冷たい上り潮・・一時期はこの上り潮で15℃前後まで上がった水温が、一気に10℃台まで下がる程であった。その後の好天により釣行当日は水温が20℃近くまで上がってはいたものの、上り潮の影響が尾を引き底潮が冷たい状況と、かなりの悪条件となっていたのだ。 当日の夕方は鵜澤さんのセミナーが開催されるため、スタッフとして参加の青森の西モニター、岩手の佐藤さんと3人で、男鹿半島門前にある潮通しの良い尾舘栗島へと渡ったのである。

水温は19℃前後、海の状態が悪い中、ポツポツと50~70cmクラスの真鯛が釣れている状況である事と、足下から深い釣り場でもあるため、迷わずD-SUSⅡのJ3+D-winのJ3をセットし、仕掛けが立ってからゆっくりと入り込める様にジンタン6号をハリスに打って調整し釣りを開始した。 すると、思っていた以上に潮の流れが速く、D-winが流れに押されて入り切らない事が判明したため、D-SUSⅡ、D-win共に2Bへと少し重めの仕掛けへと変更した。 少し余談だが今回のウキは上ウキがJ3であれば、下ウキをBとして使用するものであるが、ここ男鹿半島では水潮等の関係で塩分濃度が薄い傾向にあるため、この様な組み合わせで使用する事が多いのである。 さて、話を本題に戻そう。

仕掛けを変更したのち、流れに乗せて仕掛けを入れて行くと、数投目で25cmくらいのアジが数匹釣れてきた。その後当たりは一旦とおのいたが、コマセが効き始めたのか、メバル、アイナメがポツポツと釣れ始めた。間違いなく付け餌は底まで入っている事を確認出来たが、そうこうしているうちにまた当たりがとおのく・・・・しばらくすると餌取りが出始めたのか付け餌が残らなくなってきた。 ハリスに打っているジンタンを6→7号へとチェンジし、さらにゆっくりと仕掛けが入る様に変更。
おおよそ竿2本以上仕掛けが入ったところで、ラインを引っ張る当たりが出始めたが、すぐに付け餌を離してしまう様で、付け餌のオキアミが頭の無い状態で上がってくる。やはり、底潮が冷たく、魚の食いが良くないのか? と思いながら更に数投したのち、遂にラインを引っ張ったままの当たりが・・・。間髪入れずに合わせを入れると確かな手応えが伝わってきた。 

真鯛特有の締め込みに何度か耐えながら上がってきたのは50cm弱の真鯛であった。 西モニター、佐藤さんも同サイズを一枚づつゲットしたものの、潮の流れが止まってからは全くの生命反応がない状態でこの日の釣りを終了した。
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