Optimized(適切な)・Gravity(重心)・Design(デザイン)
ウキで最も重要とされる感度を高めるために。
キザクラでは、ウキの形状ごとに最適な性能を発揮させるため、それぞれに合わせた最適な重心設計を行っています。
“誰もが釣れるウキを生み出す”
キザクラのウキは佐賀県伊万里市にある工場でつくられている。
「こんなウキはどうだろう?」
スタッフがヒアリングしてきたアイデアをチャレンジし、納得する形を作る。
そして材料、工程、実用性を加味し、最終製品を生み出す。
釣り人の楽しい釣りを支えるべく、徹底した管理を経たウキを届けている。
流体力学的な知識を用いながら、CAD※で設計していく。
“水中でどんな動きになるか”
“風や波の影響を抑えるには?”
テクノロジーだけでなく、熟練の製造スタッフ、日本全国のフィールドスタッフの実釣での経験を融合させて形状を絞り込む。
そして職人の手によって、100分の1ミリの調整を繰り返し、精度をあげていく。
金型づくりはウキ製作においてのスタートライン。
だからキザクラは、金型を自社で作る。
「kizakuraのスタッフは全員、釣りをするんです。テスターさんの話もスムーズに理解できるし、新しいウキの完成を自分たちも待ってる。」
一匹を釣り上げる楽しさが分かるから、こだわり続けられる。
※CAD=コンピュータを用いた設計システム
ウキは元来「ろくろ」を使い桐を削って1つずつ作られていた。
簡単に作れる一方で、1つ1つには歪みやばらつきが出ていた。
木材は、育った場所や部位、乾燥状態によって密度が変化するため、浮力が異なるウキが生まれてしまいやすく、釣り場での調整が非常に困難であった。
そして何より、木製ウキは岩場などでのダメージにも弱く、塗装剥げによる水分の吸収はウキの浮力誤差の大きな原因となっている。
キザクラは、このウキの課題を解決すべく「AMR」技術を開発した。
キザクラは内部を特殊な樹脂で充填し、木以上の均質性を実現。
そして樹脂だからこそ、木製ウキとは比較にならない高強度となっている。
浸水せず、ウキの感度も向上させた、高精度のウキがAMRだ。
一定の温度に保たれた静かな部屋。
ウキの線はこの部屋で引かれている。
ウキは二色に塗り分けられているが、その境目を見て欲しい。
ウキの美しさは帯で変わる。
この帯線を、キザクラではすべて人の手で引いている。
担当するスタッフは言う、
「キザクラのウキの線は人が描いています。よく見ると個性があるからこそ、生きた線になっていて、美しいウキになっていると思う。」
そんな線引き工程は、1人あたり1日2000個にのぼる。
先駆的でありながら、温もりある製品づくりをこれからも。
釣師に対して、誠実に、丁寧に。
A( ll ) M( asking ) R( evolution ):アーマー
高強度樹脂ボディに特殊高密度素材を注入したソリッド構造。
木製ウキのような安定性と優れた操作性、潮なじみ、感度。
高強度プラスチック樹脂による強靭なボディ構造。
始めての人にも、ベテランにも使いやすいウキを実現した。
この凄さは釣り場でなければ実感できない。
軽い仕掛けをマキエと同調させながら魚の口元へ届ける全層釣法。
全層釣法に欠かせないウキの秘密は、独自に開発したパイプ構造にある。
7Φの大径入口テーパー管
糸抜けを重視し、バチバチと糸を持っていくアタリをさらに分かりやすく表現。
沖の深場にひそむ大物にしっかりと仕掛けを届けるのに有効。
ZENSOH KUZZILA-Zなど
中口径テーパーパイプ(3.8Φ)
浅ダナ狙いやウキと仕掛けを一緒に沈めていくイメージが作りやすい。
アタリも鮮明で全層入門には欠かせない。
17GTR’ など。
現在は廃盤だがMagnusなどには入口5Φのテーパー管を搭載していた。
小口径テーパーハイプ(2.6Φ~2.1Φ)
入口2.6Φ-出口2.1Φのテーパー管を搭載。
近年の細ラインに対応し、糸を出しすぎず、魚に違和感を与えにくい細さを実現した。
22Let’s,ZENSOH Ultima,Fortisなど
大知遠投60、Dear G、Dear G CORESSA! PRO、PRO-L・・・など
IDR(インター・ドーム・レボリューション)
ラインがウキのパイプ内を通る時に生じる抵抗は軽い仕掛けでは思うように入れこむことが困難である。パイプをドーム型にすることで、ラインの抵抗を大幅に減らすことで軽い仕掛けをスムーズに送り込めるようになっている。
黒魂アクセルなど
FT(ファインテーパー管)
円錐ウキに4φテーパー管を縦に使うことでラインの通りがよりスムーズに。
風の影響も少なく、円盤ウキでの深場狙いにマッチする。
ウキの自重でキャスティング、狙ったポイントへ仕掛けを運ぶ
50m〜
20g~・・・
30m〜40m
12〜15g以上・・・
10m〜30m
8〜12g以上・・・
浅瀬〜10m
8g以下・・・
※飛距離は目安であり、天候・投げ方により変化します。
キザクラウキには「0シブ」という規格を作り出しました。
シブシブの0という意味で、残浮力を極限まで抑えた設計であり、九州ではファーストフロートとしておすすめしています。
ウキをシモリ気味に使いたい時にご利用ください。
「0」はJ3程度の残浮力を残しています。
Jクッション水中やMクッション水中、ガンタッチ等を使っても、ウキを浮かせて釣りたいときにご利用ください。
規格 | G6 | G5 | G4 | G3 | G2 | G1 | B | 2B | 3B | 4B | 5B |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
自重 | 0.12g | 0.17g | 0.20g | 0.25g | 0.35 g | 0.45g | 0.55g | 0.75g | 1.00g | 1.30g | 1.65g |
AMR(アーマー) オール・マスキング・レボリューション
ABS樹脂のボディに硬質発泡ウレタン素材を注入したソリッド構造により、ウキの安定性と優れた操作性に加え、塗装面が格段に強化した。
GS(ゴールドサーメットリング)
衝撃に強く、割れにくい特徴をもつ。高級感漂うリング。
SIC(エス・アイ・シー リング)
軽くてスベリがよい。道糸を傷つけず、仕掛けの入りをスムーズにするリング。
7φテーパー管
全層釣法はこのパイプを搭載したkz GTRにより誕生し、全国に広まった。ウキ止めなしの超簡単仕掛けで上層から下層まで幅広く狙える。太めの道糸でも難なく仕掛けを入れ込んでいける優れもの。
5φテーパー管
道糸の進化と共に細めの道糸にも対応。速潮での沈め釣りにはベストフィット。
V.DashシリーズのTPに採用され愛用者も多い。
ST(ストレートパイプ)
水平ウキでは、ウキと仕掛けを一緒に沈めていくイメージが作りやすい3.4φ。立ウキ(どんぐり糸)では細道糸にも対応できる1.7〜3φとバリエーションも豊富。
IDR(アイ・ディ・アール) インター・ドーム・レボリューション
パイプをドーム型にすることで、道糸がウキのパイプ内を通るときの抵抗を大幅に軽減。
軽い仕掛けの全層釣法に対応。半遊動仕掛けでは、ウキ止めまでスムーズに入り、タナ取りが早いので初心者にも使いやすい。
FT(エフ・ティ) ファインテーパー管
入口4φ、出口3φ。5φテーパー管よりも入口、出口とも一回り細く、細道糸にも対応。
黒魂アクセルは、チヌはもちろんグレ釣りでも大人気。
UCR アンダーキャッチリング
カンタンウキ止めがウキ内部で止まり、魚が食うと抜ける構造のリング。軽めの仕掛け(浮力B程度まで)によりマッチする。Pantherに搭載されている。
3WS(スリーウェイシステム)
ウキ内部で、内径4φの1段目(小粒のシモリが止まる)と、内径2φの2段目(ウキ止めだけで止まる)を供えた特殊構造。ウキ内部でウキ止めが止まることで、ウキのふらつきを抑え、感度がよい。黒魂スタイルFに搭載。
ケミ対応
ケミホタル対応モデル。昼夜を問わず釣りが出来る。棒ウキでは、専用チューブを必要とするタイプもあります。適合サイズは各スペック表を参考にして下さい。
自立タイプ
このマークは表示された鉛をつけなくても自立(ひとりでに立つ)するタイプです。
2sec。
携行性を重視した船がかりウキの2本継ぎタイプを表しています。かかりジョイントはこのタイプ。
限定生産マーク。
このマークの付いた商品、または規格、カラーにつきましては、在庫が無くなり次第廃盤となりますので、ご了承ください。