スタッフ紹介

鵜澤 政則

千葉県在住:1951年生
ホームグラウンド:房総
主な使用ウキ:D-flatz、D-susシリーズ


愛用ウキ

僕のウキは全層、全方向対応。
主に使っているウキはD-FLATSとD-SUS、IDR-PROシリーズ。メインに使っているのはD-FLATSとD-SUSで釣り場の環境条件で使い分けている。
風があまりない時、水温低下の食いが渋い時はD-FLATSをウキ止め無しの全層で使っている。このウキの特徴は全層で流す時の一番の邪魔者の風の影響を極力減らすためにヘッドを平ら(フラット)にして下の部分を以前のウキよりもやや太めに設計した点で、これによってウキが風で流される影響がある程度減ったことである。
また水中に沈んでいる時のスタンスで、ヘッドが平らなため浮き上がりにくいという点もこのフラットヘッドが効果的に作用している。つまり沈みやすく浮きにくく水中で安定しやすい形状になっているのだ。
通常、使う時には一番一般的に使いやすいサイズの74を選ぶが、足元や近距離を狙う時には53、やや遠投を必要とする時には96を使っている。3シリーズ共にグレの渋いアタリの感度には気を使って作っている。もっと遠投が必要な時には質量の大きいIDR-PROⅡLを使っている  

D-SUSは発売以来十年近くなるが、今では僕の中でタフな条件、悪天候時の定番品となりつつある。このウキは浮く上ウキと沈む下ウキの二個で一つの二段ウキ。浮きたい上ウキと沈みたい下ウキが互いに引き合うことによって、水中で安定した姿勢と沈み方を演出する。
沈み具合が最初のうちは目で確認できるので使いやすい。上ウキが沈んだ分確実に仕掛けは沈んでいるので、特に風のある時には超有利な全層を演出できる。僕的にも確実に釣果は上げられているウキである。沈み具合はハリスにつけるジンタンシズで調整している。
最初に出したⅠのセットはプライマリーキットだが、どういう状況でも使いやすく、今でもよく使う。Ⅱ(WIN)は潮の流れに乗せたいときに引っ張り出すセット、Ⅲ(MACRO)はもっとタフな条件や遠投、深タナ用にと開発した。下ウキのディンプルが潮をしっかりつかんでいるのでリフトしにくく、強風時でも仕掛けが上がりにくい。グレだけでなく、風の強い時のクロダイや深いタナを狙うマダイにも使ってほしい。まだ全層、全遊動に慣れていない人には簡単に全層釣りが演出できるお勧めウキセットである。
私のウキは全て風対応を考えて設計しており、タフコンディション時に自信を持って使っていただけるものと思っている。