いつもの由良半島へ釣行しました - ウキのキザクラ

Field Report

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いつもの由良半島へ釣行しました

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寒波が続いて、宇和海の水温も14度台が続いております。釣行した日も、愛媛県の多くの場所で、最低気温を更新するくらい寒い日となりました。

いつもお世話になっております、由良の松田渡船さんの水温計を確認すると、14.4~14.6℃と、相変わらず低い状態です。例年、宇和海では由良半島では16℃台までは下がるのですが、たまに15℃台になるくらいで、14℃になることはほとんどありませんでした。しかし、今年は14℃台の日が多くあります。

さすがに、全体的に喰いが渋く、磯によってはよく釣れた日があっても、ムラ大きく、次の日には顔を見る程度の釣果になるなど、厳しい状況が続いております。それに加えて、強い北西風が吹くことで、磯選びも限られてしまいます。少しでも、安定した釣りができるようにと、風裏になりそうな地方寄りの磯に降ろしてもらうことにしました。

今シーズンは、何度も降りているのですが、少しずつボラが増え始め、今回の釣行では、目視できるだけで、30~40匹ほどのボラが集まり、撒き餌に群がっていましたので、なかなかグレにえさを運べませんでした。

そこで、撒き餌のポイントをずらしたり、遠投したり、海溝の中へ仕掛けを送り込んだりと、色々と試しながらグレを拾いました。17’GTRの00号で、ゆっくりと仕掛けを送りながら、沈めていくと、穂先にわずかなあたりがあり、あわせるとしっかりとした重量感で、締め込みもあります。

浮かせると、良く肥えた口太グレで、何とか本命の顔が見れたと一安心しました。その後も同じように、沈めながら探っていく釣りをして、小さなあたりを拾いながら小型のグレも追加できました。

昼前ころには、ボラの活性がさらに上がって、小型のボラを中心に目の前でジャンプを始めたため、グレの喰いは一気に無くなってしまったのか、後が続きませんでしたが、何とか40cmオーバーも釣ることができ、寒グレ、寒ボラを釣ることができました。

グレの棚も深く、喰い渋りもあるこの季節には、じっくりと探れる全層釣法が私はとても面白い季節だと思います。皆様も、グレとの知恵比べを楽しんでください。