Field Report

トーナメントへ向けての対策 古川恵一郎


-トーナメントへ向けて-

私は普段のゆったりとした釣りも好きですが、トーナメントへ参加することもあります。
その中でたまに、「どういう風に意識してるの?」と質問を受けることもあります。そういった上を目指す方も、たまに釣りを楽しまれるかたも、腕前の善し悪しに関わらず、皆さん「あのときいつもと違うあの仕掛けなら釣れたかもしれない!」なんて釣り終わって後悔することはありませんか。

そんな「違うこと」の皆さんの引き出しを増やせたらいいなと思い、今回記事を書いてみました。

トーナメントで勝ち上がることを目指しているかたと、週末だけ釣りを楽しまれる方との大きな違いは、「いつもと違うこと」をすることだと思います。
トーナメントでもっとも重要視されるのが、リミットメイクすることです。

ほとんどのトーナメントが5匹総重量で競われていますので、グレ釣りでも、チヌ釣りのときにでも基本5匹釣ることを目標としています。

もちろんトーナメントのときには時間制限もありますので、朝の6時間に集中して釣るようにしています。

この集中した時間で大事なことが、自信を持ったタックルで挑めることです。ラインやハリ、もちろんウキなど、道具類もいろいろと試したことがないと自信がありませんよね?

例えば日頃2号の道糸を使っていて、トーナメントのときにいきなり1.5号の道糸で大会に臨んだとします。
使い慣れていない号数、細いラインとなると、いざ魚が掛かると不安で堪らなくなりません?
これがバラシの原因となってしまいます。
だからこそプライベート釣行時に使い込んでしっかり練習し、自信を持って魚と戦えるタックルを揃えることを常日頃から考えておくことも大切だと思います。

 

 

日々の釣りでの工夫-

 私は水平ウキ、特にV.Dash17’GTRを使った全層沈め釣りをするのですが、常日頃から心掛けているのがバランサーの貼り具合です。

V.DashマグナスST00から釣り始めるのですが、その日のエリアや水深、潮流により魚がアタッてくるタナも変化するのは当然ですよね。
魚がアタッてくるタナまで仕掛けをゆっくりと上層から落としていったがいいのか、またはバランサーを多めに貼り道糸をピンピンに張ったままルアー感覚で入れていった方がいいのか…
パターンは数知れず、です。

つまり、この状況下では必ずこれ、こっちのエリアではこれ、という絶対の正解(釣り方)はそんなにありません。

なので自分ができる釣り方(私の場合で言うと、バランサーを貼り、ウキを支点にして入り具合を変える)をいくつも日々の釣りで試してみることが重要です。

プライベート釣行しているときに、よく釣れる時がありますよね。
その状況下でこそ、是非「釣れているパターン」を外して釣れるか試してみましょう。

もう少しバランサーを足してあげるとどうなるのか?逆にバランサーを減らすと食いがどうなるのか?ウキをマグナスST00→TP00へ変えるとアタリの出かたは変わるのか?etc…
たった1つで釣果が大きく左右されるのが分かると思います。ここが全層沈め釣法の楽しいところでもあり、難しいところでもあります。

もうお分かりかと思いますが、バランサーを貼るのはウキを変えるよりも簡単に、すぐ出来て、すぐ試せるというのが大きな利点です
是非バランサーを貼ってみることを試してもらいたいです!

因みに私は、Kzバランサーの2B、J1、J2、J3を各々1/2、1/3、1/4、1/6にカットしてパーツケースに収めています。

-最後に-

楽しく釣れているときに、その当たりパターンを崩してしまうのはすごくもったいないと思われるかもしれません。
私もその1人です(笑

しかし、こういった状況のときに試したことがトーナメントに繋がっていくと思います。

 次回は難しい時の対応例を書きたいと思ってます。
またよろしくお願いします。