愛媛県愛南町中泊へ石鯛釣行 - ウキのキザクラ

Field Report

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愛媛県愛南町中泊へ石鯛釣行

上物の季節から、そろそろ底物が気になる季節がやってきました。  

いつもお世話になっている、中泊のしば渡船さんに予約を入れると、底物のお客さんは当日は少ないとの事で、上物の方と一緒に予約を入れて、4人での釣行をしました。
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朝、渡船場につくと、平日だったものの上物のお客さんが14~5人おられ賑わっておりました。
夕釣りが始まる前で、今の時期が一番長い釣行時間が楽しめるとあってか、天気が良かったことと重なって多くなったみたいです。
(4月20日から夕釣りも始まっています。)

船に乗り込み、水温計を確認すると16.8℃です。
石鯛の水温にちょうど良くなってきたのでは?と、期待しながら出船を迎えました。

沖につくと、あまり風もなく良い凪でした。
上物の方の準備を見ながら、私も石鯛竿を準備して撒き餌おぱらぱらとしながら潮の流れを見ていました。仕掛けはキザクラの石鯛ナマリクッションゴムを使った仕掛けで、根掛かり時なども、クッションゴムの弾力で外れやすく、当日も、仕掛けのロスはありませんでした。
石鯛仕掛け
大潮でしたので、勢い良く潮も流れ足元に反転流が当たっていました。
少し仕掛けが入り辛いですが、何とか落ち着くところを見つけ打ち返していると、石鯛特有の抑え込むあたりがあり、少し押さえて止まり、その後、きれいに走ってくれ、3投目で、幸先よく40cmほどの石鯛を釣り上げることができました。
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これで、とりあえず石鯛の顔は見れたと隣の上物の方と話しながら、フカセ釣りの様子を見ていました。
湧きグレは多いものの、エサを拾っているグレの姿は確認できず、全層でゆっくりと沈めてみてはどうかと、道具をお借りしてちょっと気になるグレも狙ってみることにしました。
本流の引かれ潮をゆっくりと沈めながら探っていくと、モゾッとしたあたりがあり、合わせると強烈な引き・・・!
のされそうになりながら立て直しましたが、痛恨のハリ外れ。

その後もアタリはあるものの、針を伸ばされるなど手ごわい状況。
サンノジ(ニザダイ)は釣れるものの、グレの顔は見れない時間が続きました。

しばらくすると少し潮が緩んできたので、石鯛狙いを再開しました。
少しづつ撒き餌の赤貝を入れながら様子をみますが、イラが釣れたり、カワハギがつついたりと、沈黙が続きました。
そして、潮止まり前のゆるーい当て潮になった時でした。サシエの赤貝が残ってきたり、ゴッツと、重い当たりで一気に取られたりと、明らかに雰囲気が変わってきました。

そろそろ、何かあたってくるかな・・・?と思って、投入した次の一投が着底してすぐに、ゴッツ、ゴッツ・・・
重々しく2段階に分けて引き込んだ後、しばらく穂先をもぞもぞと押さえているので、これは大型ではないかと緊張しながら構えていると一気に反転して竿を引き込んでいきます。
綱引き状態になって充分走ったところで合わせを入れ、体勢を立て直しひたすらゴリ巻きしますが横走り、締め込みがきつくなかなか浮いてきません。
それに気づいた上物の方がタモを持って駆け付けてくれ、スタンバイしてくれます。
何度かの締め込みをかわし、海面に浮いてきたのは、銀色の魚体!しかもかなりの大きさ…
上物の方もびっくりしてすかさずタモ入れをしてくださり、無事に自己記録更新の石鯛を釣り上げることができました。img_1_m
磯に上げて、みなさんに「おめでとう」の声をかけていただき、釣り上げた実感がわいてきて長年撒き餌をしてきた甲斐があったと感激しました。
港に帰って検寸してみると、67cm、帰って重量を計ると、5.8kgありました。

グレは、なかなか厳しい状況でしたが、別の磯では尾長グレもアタリはじめ、60cmオーバーの尾長グレも釣れ始めていますので、これから面白くなってくることともいます。
石鯛も、その後60cmオーバーが何枚か釣れており乗っ込みシーズンINといった感じです。
尾長狙い、石鯛狙いがますます面白くなりそうです。

最後に、「おめでとう」の連絡をたくさんの方々からいただきました。
お忙しい中、ご連絡いただきありがとうございました。