大分 米水津の磯にてオブザーバー含めて16名でクラブキザクラ大分の懇親釣り大会を開催しました。
当日まで雨予報が心配されましたが、集合場所に向かうと雨も上がっており風もなく釣り日和でした。
渡船は政進丸さんにお世話になり6:00に出港し磯に上がり次第、釣り開始です。
前日の状況から湾内が釣果に恵まれていたようで湾内中心に瀬上げとなりました。
競技ルールはクロの部が3枚の総重量と他魚の部がマダイ・チヌの1枚の長寸です。
私は港を出てすぐのネコバエに渡礁しました。
この場所のポイントは海を向いて左側の船附と真ん中で竿2本前と沖に沈み瀬があり付近を探ると良型がでます。
ただ沈み瀬がある為、バラシの確率も高くある程度強引なやり取りが必要です。
右から左の沖に向かって流れる潮が狙い目です。
遠投ポイントでもあることからウキはクロ、チヌ共に愛用している「大知遠投L 00」を選択しました。投入時の姿勢が安定し、遠投時や悪天候時は必ずといっていいほど使用します。
ガン玉はつけず浅棚を探りながら、反応がなければ深棚までゆっくり全層を探るイメージで狙いました。
潮が思うように流れず、期待と違い同礁者共に沈黙が続きます。
9時あたりに一瞬潮がいい感じに流れたとき、ついに当たりが。棚は2ヒロ半で足の裏サイズの小長クロ。
その後も続かず昼を迎えます。
見える範囲の磯を見ても状況は厳しそうでした。
昼過ぎになり、潮が動き出します。
ポツポツと拾い3枚追加。しかしサイズがでません。
周りの磯でも竿が曲がりだしました。
そんな中、同礁者の竿がいい曲がりを。何度か沈み瀬に突っ込みながらも巧みにかわし35cmを釣り上げました。
撒き餌も残りわずか、丹念に沈み瀬付近を狙っていたら馴染みだしたウキが消し込み。良型と確信しながらも引きがクロではなく叩くあたり。
何度も突っ込まれながらも上がってきたのは綺麗なマダイでした。
狙いのクロではありませんでしたが、この1枚がその後うれしい結果になるとは思いませんでした。
港に戻り検量です。
場所ムラがあったようですがほとんどの方にクロの釣果がありました。
型は比較的小ぶりが多く、それでも人によってはしっかり良型を揃えていました。
優勝は見事に3枚全て40cmオーバーを揃えた渡邉さんでした。おめでとうございます。
最後はジャンケン大会まで盛り上がり楽しい大会となりました。
当日お世話になった渡船の政進丸さん、大会を支えていただいた皆さん本当にありがとうございました。
優勝：渡邉さん 3枚3.51kg
2位：鎌田さん 3枚2.85kg
3位：大熊さん 3枚2.08kg
他魚：植木 マダイ55.7cm
-その他 釣果写真-
次回は大分にて6/16黒魂カップが開催されます。
時期的にもチヌの釣果が期待されますのクラブキザクラ大分としても大いに盛り上げれたらと考えております。
ぜひご参加お待ちしてます。
クラブキザクラ大分 事務局
フィールドスタッフ 植木 啓介