Field Report

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第56回 クラブキザクラ広島 定例会 9/24【丸山 真治】

朝晩の気温も下がり、涼しさを感じるようになった9月24日、クラブキザクラ広島 第56回目の定例会を開催しました。

 

今回は参加メンバー27人で筏のチヌを狙います!

 

朝5時、さくら渡船様の渡船場にて開会式を始め、2便に分かれて船に乗り込みます。

 

 

この釣りは牡蠣筏の上にベニア板を並べ、その上からフカセ釣りでチヌを狙います。

チヌフカセといえば、磯や波止のイメージが強いかもしれませんが、広島では筏からのフカセ釣りは人気フィールドの1つです!

水深20〜25メートルの所が多く、表層、中層、下層と潮が複雑に流れている事が多い為、仕掛けのコントロールが重要となります。

 

 

まずは、BS自立3Bを選択、落とし鉛に2B、ハリスの中央付近にG5のガン玉を1つセットしました。

 

 

 

6時いよいよ釣り開始です! 

 

足元にマキエを数投すると、ウマヅラハギやバリ(アイゴ)がマキエを拾う姿が確認できます。

 

足元のエサ取りを沖に出さないよう足元にマキエ、そして20メートル程遠投したマキエに合わせるよう、仕掛けを投入します。

 

仕掛けが潮の流れに乗ると力強く道糸を引っ張っていくようになります。

道糸のテンションで沈下スピードにブレーキをかけるイメージでゆっくりと仕掛けを落としていきます。

 

タナ3本程度落とした付近で竿先を押さえ込む待望のアタリ‼︎

 

 

幸先良く上がってきたのは25センチ程の本命でした。

 

隣りの筏で釣りをする鳴石さんは良型の真鯛を釣っておられました。

同じ筏に上がった谷口くんも本命をゲットされてました!

しかし、その後は沈黙の時間が続きます…。

 

表層には無数のサヨリやイワシ、イカダ際にはバリやフグなどの姿が確認できます。

時折りアタリがあるもフグやバリなどでなかなか本命のチヌへのコンタクトができません。

 

そこで、アクセル00に変更し、沈め全層に変更。

 

 

タナ3本程送り込んだ辺りで穂先を押さえ込む

小さなアタリ。

上がってきたのは本日2匹目の本命でした!

 

その後も同様の攻め方で4枚のチヌを追加しました。

 

 

他の筏でも時間帯にばらつきはあったものの、多数釣果があったようです!

 

 

さて、13時30分納竿となり、港へ向かいます。

 

船に乗り込むとメンバー同士、今日の釣果や釣り方など情報交換します!

 

検量には全体的に小型のチヌが多い中、きっちりと良型のチヌの持ち込みもみられました。

 

 

検量結果 

〈チヌ2匹長寸〉

 

1位 小野真嗣さん 89.8㎝

 

2位 藤原健司さん 89.6㎝

 

3位 宮永美孝さん 87.9㎝

 

4位 水口宏さん  86.6㎝

 

5位 中村さん   85.9㎝

 

〈真鯛1匹長寸〉

 

1位 増田一幸さん 60.2㎝

 

という結果になりました。

 

見事優勝された小野さんの話によると、ガン玉を使わず練り餌の重みだけで仕掛けを落とし、タナ1本までの浅いタナで良型(本日最長寸 48.5㎝)を食わすことに繋がったようです。

 

 

今大会に体験参加された中村さんも、きっちり釣果を出され、見事5位入賞されました。

 

 

次回の定例会は11月に磯で行う予定としてます。

 

レポート 丸山真治