「女性アングラー、または釣りを始めたいと考える女性に、フカセ釣り・磯釣りの”楽しさ„”面白さ„”醍醐味„を伝えることを目的としています」という趣旨で発足した桜組。
その桜組2019年春のイベント「Ladies cup」は、長崎県佐世保沖で開催しました。ウキ釣りに興味がある女性の方なら誰でも参加できる懇親釣り大会で、今回はテスターの遠藤いずみさん、モニターの木村南奈さんをはじめ、遠くは千葉県の飯村陽子さん、九州は福岡県の久保明美さん、内田亜沙子さん、佐賀県からは島原恵子さん(YouTubeの番組釣りいろはの取材を兼ねてのご参加)、そして弊社副社長、草野松美の総勢7名が竿を並べました。
佐世保沖の磯は、全国規模のチヌ釣り大会が行われるほどチヌの魚影が濃い釣り場。参加者全員がワクワクドキドキで、今回お世話になった岡船長操る三平丸に乗りガニ瀬本島を目指しました。
上礁後、各人が釣り座を決め釣りスタートです。最初にアタリを取ったのは久保さんでした。でも残念ながら上がってきたのはアラカブでした。それから各人が竿を曲げますが、やはりアラカブ、バリ、イラ、ベラと外道ばかりで、本命が姿を見せません。
そんな中、最後に空いていた一番端の場所で釣っていた遠藤さんの竿が大きく弧を描きました。十分引きを楽しみながらタモに収まったのは良型のチヌでした。本日初の本命だけに満面の笑みがこぼれます。ご本人プロデュースのウキ、i-style beppin(ベッピン)の3Bを使用し、黄色のオキアミをはわせ気味にしてアタリをものにしたそうです。
正午近くになり、恒例となった磯上でのモグモグタイムです。このイベントは懇親が主目的なので大いに盛り上がります。今回はなんと磯釣り歴史上はじめてかもしれないないチーズフォンデュならぬチョコレートフォンデュ。甘いものに目がない女子だけにワイワイガヤガヤと賑やかなモグモグタイムは過ぎていきました。
午後からも外道のオンパレードでしたが、遠藤さんが実力発揮で本命を1枚、そしてまた1枚と計3枚の釣果を手にしました。
そして最後にドラマがありました。九州遠征は初めてだという木村モニターが回収間際にアタリを捉えたのです。慎重にやり取りしながら上がってきなのは良型のチヌで、ご本人はもちろんアドバイスをしていた遠藤さんも大喜びでした。
2時に納竿し、帰港していよいよ表彰式です。今回は本命を手にしたのはキザクラスタッフのおふたりだったので、優勝者にプレゼントされる「桜組」のバッカンはじゃいけん大会となり、結果島原さんが獲得され、賑やかな釣行会は盛況のうちに幕を閉じました。
このイベントは今後も開催し、現在、九州、中国・関西、関東で行う予定です。フカセ釣りに興味のある女性の方ならどなたでもエントリーできるので、是非ご参加ください。心よりお待ちしております。
※桜組会員募集のご案内です。ご興味のある方は、下記をクリックしてください。
参加者コメント

遠藤いずみテスター(東京都)「まずは最高の釣り日和で無事に開催できたこと、とても嬉しく思っています。 今回は関東の桜組メンバーも参加してくれて、九州の皆さんとも釣りを通じて素敵な一日を過ごせて本当に楽しかったです。 全国各地の桜組メンバーの皆さんと場所や地域を問わず、 これからも同じ趣味を分かち合いながら楽しんでいきたいと思います。 そしてキザクラ桜組の輪がどんどん広がり沢山の桜組! 女性アングラーの皆さんとフカセ釣りが楽しめたら嬉しいです」

木村南奈モニター(神奈川県)「桜組に参加したきっかけは、いつか九州で釣りがしたいと思っていたので、桜組イベントがいいタイミングでした。 当日のモグモグタイムでの チョコレートフォンデュとても美味しかったです。そして楽しかったです。 準備をキザクラスタッフの方にやって頂き、釣りの時間もたっぷりとれました。桜組に対する取り組み方や期待する事 今後も変わらず継続して懇親会に参加していけたらと思います」

飯村陽子さん(千葉県)「私は磯釣りを始めてまだ数える程度しか経験がありませんが、それでも いずみんが『大丈夫だから』といつも あたたかく誘ってくれます。 桜組を結成する以前から友人で 、食事をしながら釣りの話を聞かせてもらったり、一緒に磯で竿を出して教えて貰ったりしているうちに、段々 いつかは大物を釣りたいと思うようになりました。 始めて桜組のイベントに参加させて頂いたときは、仕掛け作りも出来ずまともにキャストも出来ませんでしたが、いずみんやスタッフに助けられ 何とかグレに出会う事が出来ました。あの時の感動が忘れられず、今回のkizakuraレディースカップin佐世保に参加させて頂きました。 まだ見ぬチヌを何とか釣りたいと思っていたのですが… 結果バリに邪魔されチヌに出会う事が出来ませんでしたが、佐世保沖磯の素晴らしい風景の中で竿を出せたと言う経験は今後の自信につながると思います。 また今回もスタッフさんが、サプライズで用意してくれた磯でのチョコフォンデュは本当に美味しかったです。 次回の桜組イベント迄には 沢山 海に通い、もう少し上達出来たらと思っています。 全国各地に桜組 釣り仲間が一人でも多く出来る様に、これからもイベントには参加したいと思います」

久保明美さん(福岡県)「昨年、桜組に入会して、いつ九州で釣り大会が開催されるのか楽しみに待ってました。 「モグモグタイム」びっくり! チョコレートフォンデュを磯でするとはスタッフの皆さん、流石です。釣りは、バリ天国(アイゴ)で惨敗 。チヌの気配すら感じなかった、昨年大物賞の私としては、もっと勉強して遠藤いずみちゃんの様に上手くなって、夢はテスターになりたいです。年に1回は待ち遠しいです。年に2回位開催してね!」

内田亜沙子さん(福岡県)「参加させていだきましたアサコ氏(中学校からのニックネーム)です。 きっかけは昨年、釣り博でお誘いいただき参加し楽しかったので今回もエントリーさせていだきました。 桜組とても楽しいです!磯でチョコフォンデュという貴重な体験をさせていただいてありがとうございます!笑顔がたえない磯釣り女子会(^^) みなさん釣りが上手ですし、遠藤いずみさんのアドバイスはわかりやすくとても勉強になります! 今後もチヌやクロ、ふかせでの真鯛釣りもしてみたいです。フカセ女子がもっと増えるといいですね!ありがとうございました」

島原恵子さん(佐賀県)「フカセ釣りは、エサ釣りをしていて偶然釣れたクロを食べてとても美味しかったことがきっかけでした。もっと大きなクロを食べたい、という思いを仲間に伝えると『フカセ釣りがいい』という助言があり、強く興味を持ちました。今回のイベントは、フカセ釣りをしたいという気持ちが高ぶっているときに草野様からお誘いを頂き参加しました。当日は装備品からレベルが違う、女性アングラーの方に囲まれて、場違いでは…。と最初はとても不安に思いましたが、スタッフの皆様も含め真剣に釣らせるために一生懸命アドバイスを下さり、とてもとても勉強になりました。見たことない道具や、聞いたことのないキーワードがたくさんあり何もかもが新鮮でとても楽しかったです。これからも、フカセ釣りに挑戦していきたいと思います」
取材協力:三平丸(岡船長)