Field Report

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梅雨終盤のイサキ・グレ釣行 加唐・松島

釣行日:令和3年7月11日  
場所:唐津市呼子沖-松島/小松島
渡船:マリンペガサス

 

キザクラユーザーの皆さんこんにちは!

フィールドテスターの永松です。

 

今回は梅雨明け間近の7月11日、佐賀県唐津市呼子沖の松島加唐島に向かいました。
渡船はマリンペガサスさんにお世話になりました。

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さて、私と同クラブの原口氏は松島/小松島というに上礁。
価値ある1匹を釣りあげるために頑張ります!
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さて、上礁後にまずすることはお掃除。

夜釣の季節になると磯の上は集魚材の袋や新聞紙、吸い殻の山、ペットボトルがちらほら見え、悲しい気分になりつつもきれいに掃除します。

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ようやく終わり、本格始動。

今回の小松島という磯はメチャ浅なポイントです。
そのため、仕掛けを入れすぎると根掛かりが連発します。

船長の話では喰って来るタナは浅いとのことで、竿1本以上は仕掛けを入れないように心掛けます。
また風も穏やかなことから、ウキは「V-dash K’s [マグナス] Magnas ST」を使うこととしました。

エサ取りも多く、メインはアジゴだと聞いていました。
今回はオキアミ3角に集魚材少々・パン粉6キロ・ぬか3kgとしました。

そんなこんなで釣り開始!
朝の一撃は35cm程の尾長グレから始まり、ポツポツとキーパーサイズのグレやイサキが釣れます。

しばらくすると、表層と下の流れが異なる2枚潮となりアタリが取り辛くなりました。
このためウキは「V-dash」のまま、ウキ止めを入れて、ウキでアタリを取るようにしてみます。
すると当て潮とタナボケで苦戦していた釣りが嘘のようにアタリが拾えるようになりました。
新しい「FORTIS」でも勿論出来る技です。
(お試しあれ)

ご存じのように、水平ウキは潮流を泳がせて沈めていく釣りを得意とします。

が、ウキ止めを入れて半誘導にもすることができるので、臨機応変に対応が出来るところも素晴らしいところです。
ちなみのシモリ玉を入れずに、ウキ止めだけでも問題ありません。
(ハリスの硬さにもよりますが)

 その後もポツポツとキーパーサイズを釣り上げていると、ちょうど下げ潮から上げ潮へ。

このタイミングでようやく良い潮が沖に流れ出しました。
そこで、ウキ止めをウキ下に下げ、ウキにバランサーを貼って、ウキごと沈める大好きな「全層沈め釣り」に戻します。
(キザクラウキの真骨頂ですね)

そんなこんな、あの手この手を試しつつ悪戦苦闘をしているとあっという間に納竿の15時。

この日は2人とも、39cmのイサキや35cm前後の尾長・口太を釣り上げました。
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実は「どうにもならない!」という良型グレのバラシもあり、梅雨の終わりの夏磯を楽しむことが出来ました。

 

皆さんも是非、この梅雨最後のイサキ・グレを狙いに行ってみてはいかがでしょうか。

 

報告者 フィールドテスター 永松浩樹