ロクマル尾長を仕留めた!男女群島釣行紀 part1 【原 隆彦】 - ウキのキザクラ

Field Report

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ロクマル尾長を仕留めた!男女群島釣行紀 part1 【原 隆彦】

 

日本一と言える尾長釣りの聖地 中ノ瀬戸

モンスター尾長と出会える夢の舞台、男女群島。
春の訪れとともにモンスター尾長シーズンがやってくる。
梅雨に入ると絶好期となり、日中の本流狙いでは60センチを超える大型の尾長が高確率でヒットする。
水温が上がる7月中旬くらいまで狙うことができるが、この時期は夜の本流狙いでモンスター級と出会えるので、記録にチャレンジしたい方にはおすすめの時期でもある。

 4月9日の午前5時に長崎県の田平港を出港し、約4時間の船旅で男女群島の男島に到着。
最初に名前を呼ばれ、同行してくれた立林君と南風泊に上がることになった。
春先の尾長狙いには穴場的な場所なのだが、今回の釣行は潮が小潮から長潮と潮の動きが小さいので探りの釣りとなりそうだ。

 全層尾長ウキ「Z-Motion」のB浮力をチョイスし、ウキを浮かせて上層から仕掛けを落とし込んでいき、状況を探っていく。
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道糸は全層セミフロートSP-IMPULSE4号。
SP-IMPULSE
ハリスは5号を2ヒロ半としている。
クッションストッパーを使用し、真下にカラーガン太君の4号を打つ。
カラーガン太君 HP用
道糸を張り気味にして、尾長の小さな前アタリを取れるようにしている。

潮の動きは小さく、ゆっくりフラフラと動く程度で、狙いの定めようのない状態。
時折できる潮目を狙えば、35〜40センチのクチブトが数釣れるのみ、ウキの浮力を00に変えて中層まで探っていくが、尾長の音沙汰はない。
見回りにきた船に乗り込み瀬変わりすることにしたのだが、激流が流れる北村瀬付近は切れ藻が大量に集まって浮いている状態。海の状況はあまりよくない。

 運よく空いていた仲尾瀬に上礁することができ、下げの流れを狙う。
潮筋に引かれる流れに000浮力の「Z-Motion」を使用し、ハリスには「カラーガン太君」の2号を2個均等に段打ちした仕掛けをマキエと同調させながら沈めていく。
このような流れがある場所を攻略するために開発したウキなので、複雑な流れの中に安定した姿勢で、フラつくことなく潮の動きを捉えてくれる。
また、浮かせて使用しても、ドッシリと仕掛けの角度を演出し、アタリを捉えてくれるウキです。

どうやら上層と中層の潮の動きに違いがある二枚潮のようで、上層の流れが速く、道糸が先行している模様。
そこで足元からの引かれる潮の流れに仕掛けを馴染ませていくと、道糸が「バチバチバチ」と引っ手繰られるアタリ。
40〜50センチまでの尾長がポツポツとあたる。

しかしサイズアップは望めないと判断し、夜釣りのポイントへと瀬変わりさせてもらうことにした。

こういう潮の動きが悪い時は、ワンドに位置する水深があり、ゴロタ岩が点在するポントに尾長は集まってくる。
見た目からして敬遠しそうな場所なのだが、大型の尾長の実績はかなり高い、女島のマルヒ一帯が最適な場所。
船を走らせてもらうと、マルヒの二番が空いているので上がることにした。
19時暗いが干潮で、上潮が入り込む21時くらいからが狙い目となりそう。

夜のウキは「NF basic Sタイプ」の0、5号をチョイス。
nfbs

「パワフル水中」の0、5号をウキ下につけます。
パワフル水中

このコンビで上層から下層まで探っていき、尾長が捕食している場所を探っていく作戦。
水温が下がっているので、尾長は海底や海溝に沿って回遊し、エサを捕食していると予測。
その捕食している場所を探さなければいけない。

まずは、タナを竿1本くらいにとり、様子を見てみる。

一番との水道に東から西のエッケン瀬方向へと潮の動きがある。
その潮の流れの中にはゴロタ岩が点在している。
仕掛けを入れるごとにエサ取りが邪魔をしてくる。
徐々にタナを深めていき、竿1本半くらいのタナで40センチサイズの尾長がヒットしてきた。
群れが入ってきたようだ。
仕掛けの投入ポイントの潮上にマキエを5杯ほど打ち、ハリスに「カラーガン太君」の3Bを打ち、ウキの浮力を殺して、竿1本半のタナからウキを沈めて探っていくことにしてみる。

ウキの大きさのSサイズを選んだのは、沈めた時に潮に中層の流れに馴染みやすい大きさということからである。

ウキが沈み始めたところで、追いマキエを打ち、道糸を張りぎみにしていると、「コツ」っとした感触が伝わってきたので道糸の張りを強めてみると、竿を引ったくられるような強烈な引きで大物の予感。
強いアワセを入れてフッキングさせる。なかなかの引きで、何回もツッコミを繰り返す。

そしてタモに収めたのは…

60センチジャストの回遊性の尾長だ

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今シーズンのあじか磯釣センターの男女群島行きのお客さんで、1桁台の数しか60センチオーバーの尾長が釣り上げられてないとのことで嬉しい一匹となった。
近年の夜釣りでは瀬際狙いよりも沖目の沈み瀬や海溝狙いの方が大型の尾長がヒットしてくるようだ。
潮の動きをうまく捉え、縦横自在に探れる仕掛けを作ることで、釣果へと導かれます。

その後は立林君に大物のアタリが来たが、残念ながらバラシとなった後は潮の動きが止まり尾長のアタリは遠のいて、朝を迎えた。
女島、墓の下のハナレへと変わり、尾長を狙う。
「Z-Motion」のB浮力でウキを浮かしての全層釣法。
上層からツケエをゆっくりと沈めていくと、40〜45センチサイズの尾長がポツポツとヒットしていると、いきなりの強烈な体感ショックのアタリで大型の尾長と思いきや、大型のフエフキ。
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重量感あるやり取りを楽しませてくれて、納竿時間の午前9時を迎えた。

今回の釣行も満足いくこととなったがまだまだ夢の80には遠い。
そして二か月後、夢を追いかけ再び男女群島へ挑戦するのだが、その様子はパート2へ

次回をお楽しみに!