Field Report

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水温低下のクロ攻略!

43センチ 43センチのクロ 今回のポイント クロ

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初めてタモに納めた35センチのクロ 良型のチヌ 釣果と愛用ウキ 17GTR
11月25日、久しぶりに息子 雄一と片浦に行きました。

当日は海水温も20℃を切っており、船長の話では釣果は今一で食い渋りが予想されるということです。

嘉栄丸 長井船長で片浦を7:00に出港しました。船長の勧めでトリに瀬上がりしました。
今日は風もなくウネリもなく晴天で最高の釣り日和です。仕掛けはキザクラ フリーダムセミフロート2号、ウキをキザクラから発売の17GTR 0シブにJクッション水中をセットした。

息子は前回、地磯に行き30センチのクロを6枚ほど釣ったようで、今回は仕掛けを自分でセットし自分流の釣りで挑んでみると意気込んでいるので、お手並み拝見と行こう。マキエさを瀬際から竿1本に撒いてみると、上げ潮が右側に流れている。かなり速い流れで仕掛けを投入しても仕掛けが馴染まない内に流て行くので、ウキを000に変え浮力をバランサーで微調整し仕掛けの浮き上がりをなくした。

息子に潮流とポイントとマキエサの打ち方を説明した。サラシが払い出している瀬際付近にマキエサを5杯ほど打ち仕掛を投入。活性が良い時は仕掛けが馴染むと1投目からアタッテ来るのに、エサ盗りの気配もない。ツケエサもそのままの状態で残ってくる。何投か繰り返しても状況は変わらない。

かなりの水温の低下で苦戦を強いられると思いつつ、クロが浮いてこないのならもう少しウキにバランサーを追加。でも着けすぎると仕掛けが入りすぎてチヌが当たってくるので、微調整しながら仕掛けを入れ込んでクロの近くに付けエサを持っていくことにした。これが正解ですぐさまクロの反応があった。

しかし、渋っているので竿引きとはいかず、アタリもラインをゆっくりもっていくほどのアタリに送り込んでゆっくり竿を立てるように合わせを入れた。すると大きくないがクロ特有の引きが返ってきた。初めてのクロの引きを楽しみながら、浮かせブリ上げたのは30センチほどのクロでした。息子も流れの速い潮に苦戦しているが、キザクラ初代GTRにJクッションの仕掛けをいろいろ交換しながらトライしている。変更した仕掛けを見てみると良い感じでウキが入ってる、ラインも張り気味に送り込んでいるのにアタリがでない。

新鮮なヒロキューの釣れるオキアミを使っているのに。(笑)するとすぐに結果がでたゆっくりラインが走りアタリがでた。竿を立て突っ込むクロに耐えている。なんせ、買ったタモを初めて使えるとあって、クロが嬉しいのか、タモを使えるのが嬉しいのか顔がくクシャ、クシャににやけている。もちろん浮かせて自分でタモに入れ35センチの待望の1枚を仕留めた。

今日の海の状況と仕掛けが合ってきてポツリポツリとアタリが出始めた。仕掛けを入れ込んでいるのでクロとチヌと交互に当たってきて、息子も釣りの奥深さを味わえ、釣りの引出しが増え、息子がクロ38センチ・チヌ40センチを釣り記録更新。 

私がクロ43センチを釣り2人で8枚の釣果でした。今回は流れは早く、水温低下で食い渋りの状況で仕掛けを変更しながらの難しい釣りでした。今までタモを使うほどの魚を釣っていなくて、息子が買ったタモを初めて使えたことが一番の息子の喜びでした。