Field Report

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絶好のシーズンにつき大物を求めてグレ釣りメッカへ 大分 鶴見/熊本 天草

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  • 釣行日:2月7日
  • 場所:大分県鶴見の磯(ダンバナ)、速見丸利用
  • 水温:16.2℃
  • 天気:晴れ
  • 釣果:3尾(47㎝、38㎝、30㎝)

 

2月7日(日)は、鶴見の速見丸を使って、ダンバナへ。

当日、波はそうでもないのですが、うねりがあり、釣り座の前は

サラシが大きく出ていました。そのサラシは瀬際へ深く入り込むもので

良いサラシと判断。遠投だと道糸にも影響が出そうであることからも、

この日は、サラシの際を重点的に攻める作戦としました。

ダンバナ朝まずめ

ダンバナの朝まずめです。

ダンバナヒットポイント

ダンバナのヒットポイントです。

ウキは、昨年発売の瀬覇と際攻です。

その名のとおり、サラシの際を攻めてみました。オレンジトップの0シブに、

カラーストッパーで仕掛けの入り具合を見つつ、クリップシンカーG8とG7を

ハリスに一つずつ打って探りました。サシエをローテーションし、シンカーの位置、

重さを変え、サシエがとられる組み合わせを探しました。

際攻 瀬覇

小粒だけど瀬際の大物を仕留めるには最適な際攻です。

オキアミのサシエを2回とられたところで、ムキミをつけてサラシの際へ投入。

仕掛けがなじんで、際攻が1mくらい沈んだところで沈下スピードが加速。

軽く仕掛けを張るとコツコツっとなって、ドーンとのってきました。

ハリスをHALIST MG1.5号に落としたところでもあり、慎重にやりとりして

上がってきたのは中々の良型、ゴーマルでは!?と思ったのですが、偏向グラス

のせいでした。ハリスはところどころ裂けていましたが、さすがの強度です。

釣果ホームページより

50㎝近いグレを頭に3枚の釣果でした(速見丸のHPより)。

その後、根に張り付かれたりしながら、2枚だけ追加、上げの潮では食わずに、

3枚で終了。

 

瀬覇と際攻、遠投しなくてよい状況においては、入水抵抗も少なく、感度もよいので、とても有効なウキだと思います。次回は、このウキの特徴でもある「ウキの傾きでアタリをとる」、を試してみたいと思います。

速見丸

お世話になった速見丸です。

 

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  • 釣行日:2月13日
  • 場所:熊本県高浜の磯(大ヶ瀬・北の瀬)、初丸利用
  • 天気:晴れ
  • 釣果:1尾(39㎝)

2月13日(土)は、天草・高浜の初丸にて、大ヶ瀬へ。

所属クラブのグレダービーの大物狙いです。我々の組は7名。十兵衛、九衛門と

おろし、最後に、テスターの宝亀さんと、北の瀬の低い方へ(写真の黄色矢印)。

大が瀬 本瀬

大ヶ瀬周辺は大物の気配プンプンで、奇岩を目の当たりにするとボルテージが一気に上がります。

低場は、びちょびちょになるとは噂に聞いていましたが、、、。

満潮まであと2時間というところでかぶりだし、二人ともびしょびしょ、、。結局避難しました。

それで、裏で釣ってみるものの、「異状なし!」。

 

下げに入り、前に出れるようになって宝亀さんと並んで釣ります。前評判で、

深く入れると、モンスターアタックに遭うと、色々な人のブログで書かれていました。それでPanther TT 0シブで、ウキ止めつけて竿1本から2本までを探りました。

 

複数のサシエをローテーションし、6mくらいのタナから、50㎝くらいずつ、サシエがとられるタナを探してみますが、竿2本くらいまで入れても無くなりません。

 

隣では、宝亀さんが例のやつと対峙されておりました。でもモンスター級なので

正体はなかなか見ることができません。

キャプチャ

今回竿を出した北の瀬の低い方の釣り座です。

潮の強弱で、クリップシンカーG8をつけたり外したり、場所かえたりしながら、

タナを探ります。ちょうど正面20mくらいのところに潮目ができたときでした。

 

シンカーもはめて竿1本半くらいのタナで、仕掛けがなじんだら沈む感じで潮目に

ゆっくり入れていったときでした。サシエのオキアミがとられました。

 

胸がどきどきします。数少ない、高浜のクロが近づいているようです。

 

先週と同じ作戦で、ここでツケエをムキミに変更して同様のコースでゆっくりと

潮目にいれていきます。仕掛けがなじみ、ウキが沈み始めました、目測1mちょっと

沈んだくらいでしょうか、道糸に反応が出ます。磯にあがって8時間、この日、初のアタリです。

合わせるか悩んだのですが、掛かるまで待ちました、道糸のパラパラが加速したところで合わせると上品な引き、ポッテリとしたクロが上がってきました。

ウキと釣果

ぽってりとした貴重な1枚です。

この潮目はすぐになくなり、潮がコロコロかわり、納竿の17時までサシエはとられることなく、終了。十兵衛、九衛門に乗っていた仲間も、、、「異状なし」。

全員、まさに、うわさ通りのドMな釣りを堪能。ただ、帰りは、西海岸といえば

きれいな夕陽、癒してくれました。

価値ある1枚

天草のクロは手ごわいです。それだけに再チャレンジをしたいという意欲が沸き起こります。

初丸

お世話になった初丸です。

夕焼け

天草の釣行帰りに時折見る夕陽には、心が癒されます。

レポート/麻生正雄