Field Report

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夕まずめから朝まずめまで、クロ、イサキ釣り堪能!大分、深島

梅雨入り宣言されたものの晴天が続く6月10日、イサキがよく食ってるよと、蒲江町、正福丸竹田 敏夫船長に電話をいただき、翌日の11日、12日の一泊で深島に釣行しました。

我々を入れ4組、朝の見回り船にて6時半出港。我々は先日よりイサキ好調のウスバエに瀬上がりしました。

先客は沖向きに二名、船着けに一人。何れも昼には帰られるとのことです。荷物を高場に上げ先客の釣りを見学しますが、どうも潮の動きが悪いようでアタリは出ません。

我々は食事を済ませ一休み。ウトウトしているうち先客は納竿し、クーラーを見せて頂くと良型の口太とイサキが納まっていました。

さて、いよいよ我々の番です。先ずは仕掛け作り。本日はイサキがメインなので1,5号5,3mの竿に、ラインは全層セミフロート2号、ハリスは全層ハリスト1,75号を2、5ヒロ。カラーガン太君3号、針は全層激掛グレ6号。ウキはIDRPROⅡP-J3、イエローをフリーにした全層仕掛けで狙います。

マキエは沖アミ生2角、ジャンボアミ1角、パン粉2㌔をよく混ぜて準備完了。横の中バエとの水道からのサラシは気になるほどではありませんが、潮はほとんど動いていません。

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 しばらく仕掛けを入れたもののツケエに変化はなく、しばし潮の動き出すのを待つことにして一休みです。

そして午後2時をまわったころようやく、潮がツバクロ方面に通し始めたようで釣り再開。

一投、二投と、ツケエがなくなるけど、ウキに変化は出ません。そこでウキをプラヨージで固定し、ウキ下を二ヒロとして再度仕掛けを入れたらいきなりウキが消し込まれると同時に竿にグーンときました。

無事タモに収めたのはキロオーバーの口太。暑さで魚の痛みが早いのでシメてクーラーに。

次もグレ、サイズはキロ弱。そのサイズを7~8枚キープしたところで再び潮が止まるとアタリが止まりました。そろそろ夕まずめですが、潮が動かなければどうしようもありません。そんな状態で迎えたゴールデンタイムはアタリはなく夜釣りへ突入。と言ってもウキをナイトフカセNFbasicMに付け替えてハリスは2号に替えただけで釣り開始。

ツケエに変化無く時間だけ過ぎていくと思っていたとき、いきなりウキが水中深く入り一気に竿を立てれば引きは弱く、上がってきたのは25㎝ほどのアジでした。

それから一投ごとにアジです。南蛮づけ用に20匹ほどキープしたところで明日に期待し、納竿して遅い夕食を済ませました。

さて、明けて翌朝5時前から釣り開始。ウキをIDRPROに変えての第一投。いきなり竿引きのアタリで800gほどのイサキをゲット。型はすべて800g前後の良型、時折口太のキロ弱がまじり面白いように釣れ、クーラーはみるみる埋まっていき、9時過ぎに納竿として迎えの船を待ちました。

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今回の好釣果は、全層による深め狙いを早めに切り替えて、二ヒロの固定仕掛けとして釣ったことが良かったのだと思いました。狙いのイサキは、竿一本のタナではなく、二ヒロと浅めでよく釣れました。

また石鯛もあいかわらず好調で、一人平均3~4枚釣れていました。

蒲江町より正福丸、竹田 敏夫船長、貴彦若船長が一人6000円で渡してくれます。

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   リポート 藤田 浩