Field Report

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深めのタナに勝算あり! 大分 深島

2月に入り深島のグレの食いがかなり活発化しているとの情報あり。そこで釣友と二人4~5日の瀬泊りで釣行した。。

朝の見回り船で我々が瀬上がりしたのは、正月の初釣りでグレの入れ食いを堪能した沖磯のツバクロ。

無事荷物を高場に上げて一休み。先客に釣果を聞けばかなりのグレを上げられていたとの話。うまくいけば今回もグレの入れ食いが楽しめそう。  

しばらく先客の釣りを見学していたら潮流もそこそこあり入れ食いまではいかないものの、コンスタントに700g~1㎏クラスを上げている。我々は明日の竿出しのため、早めの昼食を済ませてテントを張り潜り込み横になる。

どれくらい寝たのだろうか。先客の『あと1時間で止めますからマキエ等、釣り場に運んでください』との嬉しい言葉に甘えていただきさっそくマキエ作り。     

沖アミ1角、ジャンボ1角、パン粉2㌔をよく混ぜて準備OK。       

次は仕掛けだ。竿1,5号5,3m、3000番のリールに道糸全層セミフロートSP-IMPULSEの1,75号を巻き、ハリスは全層ハリスト1,5号を2ヒロ半とった。ヨリモドシ10号で下のガン太君は3号をセット。針は全層激刺グレ5号を結び、ウキはIDRPROⅡP-J3のイエローをセット。

先客の釣りを見ていてもグレは浮いてこないようなので、ハリス2ヒロ半からの全層仕掛けで狙うことにして仕掛けも準備OK。

午後4時前にいよいよ釣り開始。しかし潮がほとんど動いていない。左からのサラシにひかれて動く程度。

5時過ぎにようやく潮が通しはじめたがアタリは出ない。そこで針の上50㎝ほどにガン太君5号を追加でせっとすればいきなりの竿引きで800gほどの良型のイサキをゲット。それから同サイズのイサキを各自5~6匹クーラーに入れたところで明日に期待して仕掛けを上げた。

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さて翌朝は7時半より釣り場に立つ。潮は昨日と同じガン玉の位置を変えたりしたもののツケエに変化はない。そこで一休み。ようやく緩い潮が通し始めたのは9時を過ぎたころ。しかし本来の流れではなく、左からのサラシがそのまま隣の中のハエ沖を通していく。この流れはタナが深い。ここで昨日同様針の50㎝上に5号ガン太君をセットして釣り開始。                    

狙いは的中。しばらく流れたところで一気にウキが入り、800gほどの丸々口太をタモに収める。それから入れ食いとまではいかないもののコンスタントにアタリが続き、良型のイサキ10匹を含め大型クーラー満タンとした。

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今回はいつもの深島のウキ下ではなく少々深めのタナでアタリがあった。渡船は蒲江町より正福丸、竹田 敏夫船長、貴彦若船長が一人6000円でわたしてくれる。                                                                                                  レポート  藤田 浩