Field Report

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深島釣行 30の5

tyouka
5月連休も終わり磯のほうも静かになったようです。
そこでゆっくりと釣りを楽しもうと、釣友と大分県深島に釣行してみました。

数日前から大潮回りということもあり、潮の流れが今一つとのことだが、釣り方を工夫された釣り人はそこそこの釣果を上げているとの船長の言葉。
先日釣果の出ていた深島港近くの八幡宮に瀬上した。

先客に話を聞けば、前日の夕方から潮がほとんど通さず、夕マズメはあたりも無く、朝に上り潮が通したところで、800gクラスの口太がバタバタと当たったとのことだった。
我々は明日の竿だしなので、先客の帰られる夕方まですることも無く食事を済ませ横になる。

釣友に起こされ時計を見れば15時前、潮は沖から手前に寄せる潮で釣果なし。
そこで、夕マズメからの仕掛け作りに取り掛かる。
竿は1,5号―5,3m、ラインはキザクラ「全層フリーダム セミフロート1,75号」、ウキは「IDRPROⅡP-J3イエロー」をセット。
2段ウキ仕掛けとしてすぐに使えるようウキとスイベルの間にフイットゴムを2コ入れハリス「全層ハリスト1,75号」を二ヒロ、針は「全層激掛グレ4号」を、重りはカラーガン太君3号をスイベルの下20㎝に1個打ち、ウキをプラヨージソフトLで固定。
マキエは沖アミ生2角、ジャンボ1角、パン粉2㌔をよく混ぜたら準備OK。

時間は16時半を過ぎたころ。
いよいよ先客が帰られ我々の時間、今から2時間ほどがゴールデンタイムとなる。

ウキ下2ヒロとして船付けのポイントから竿2本ほど先に仕掛けを入れマキエを打ち釣り開始。
仕掛けは僅かだが右に動いているようだ。
2投しても付けエサに変化がなかったため、プラヨージを取りフイットゴムをスイベルより半ヒロのところで固定し、ウキ下2ヒロ半からの全層仕掛けで再度釣り開始。
仕掛けがなじんで数メートルいったところでいきなりウキが消し込まれた。
引きを味わいつつ、キロ弱の口太をタモに収める。
それからウキが見辛くなるまで各自10枚ほどをクーラーに収めた。
ただ、中にはすごい引きで竿を立てることも出来ない大物の当たりも2度ほどあり期待が膨らむ。

翌朝は7時よりポイントに立つ。
仕掛けは前日と同じく2、5ヒロからの全層仕掛け。
潮は緩いが左より右に流れている。
1投、2投、と付けエサは無くなるどうも棚が深いようで今度はハリス側に小型アタリウキのBをセット。
ウキ下1,5ヒロの2段ウキ仕掛けに変え釣り開始すると、これが狙い的中。
一気にウキが消し込まれキロ少しの口太グレを釣り上げた。002

それから潮の止まる10時過ぎまではほとんど入れ食い状態となった。
仕掛けを入れてはウキが入り、魚を取り込み、〆てクーラーに、再度ポイントに立ち仕掛けを入れ、マキエをうてばウキが消し込まれグレが竿を曲げる。

しかし潮が止まるとあれだけあったアタリはピタリと止まった。
潮止まりに昼食を済ませ追加を狙うが、潮行きが悪い。
そこでまた全層仕掛けに変え釣りを開始しするとポツリポツリと当たりがある。

気付いてみると結局、大型クーラーに入りきらないほどの釣果となっており早めの納竿とした釣行でした。
これからグレにイサキが混じってくるここ深島の磯は、狙い方次第で楽しい釣りができますよ。

渡船は蒲江町から、正福丸、竹田 敏夫船長、貴彦若船長が乗合一人6千円で
渡してくれます。
お問合せは電話0972-42-0116まで。